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週末は再び越中国へ

今週末は越中国へ二泊三日の旅へ行ってきます。
と言っても土曜は午前中仕事なので午後に出発となりますが。
実はツイッターのほうでは散々わめいていたような気がしますが、昨年7月にも行ってきました。
楽しすぎて禿げそうでした。
楽しかった思い出の一部をUPしてみます。


これは始めに行った「高岡市万葉歴史館」です。
万葉ファンなら外せないですよね!という熱い気持ちで訪れました。



「二上山の賦(ふたかみやまのふ)」だフォオオオオオオオオオ!!!!!
いきなりスミマセン。
顔では平静を装いつつ常時こんな気持ちで回ってました。
これは「高岡市万葉歴史館」の前にあった大きな万葉歌碑です。
家持さんが越中国の素晴らしさを高らかに歌い上げた内容で、家持さんの越中国への愛が凝縮されています。
この歌は家持さんが30歳前後くらいに詠んだ歌なのですが、私はこの歌を見るたびに「この人は自分の歌に本当に自信があったんだろうなあ」とつくづく思います。
都に戻ってからの家持さんはどちらかというと歌に依存していくような側面があるのですが、この頃の家持さんは歌をうたうということを周囲に見せつける感じの歌が多いと思うのです。
私の勝手なイメージですが。



歌碑の後ろに家持さんの名前があったあああああああああ!!(騒ぐほどのことではない)
しょっぱなから私はもう萌え死にそうだった。



館内撮影の許可を申請したところ「人がいっぱいいるところを撮ってください」と可愛くお願いされたのでパシャリ。
富山の人妻の魅力は伊達じゃないぜ・・・!



これは入口から展示室へ続く廊下に飾ってあった大きな絵です。
今となっては幻の越中国の国府が浮かび上がっている感じが私のハートを燃え上がらせるわけですよ!

そんなこんなで博物館内を堪能しました。
展示はこれといって特筆すべきものはありませんでしたが、この博物館の真骨頂は図書館の蔵書量と定期的に行っているイベント(講座など)ですね。
たぶんこの二つは全国の万葉関係の博物館の中では一番じゃないだろうかと思います。(勝手な基準ですが)
蔵書もかなりたくさんありますが、この博物館自らが出版している本も私はかなり買わされてしまった!(この堪え性の無さ)

ちなみに、博物館内をうろうろしてたら親切なボランティアガイドの方にいろいろお話を伺えました。
かなり情熱的にお話になる方で、まわりの方々も楽しそうにしておられて良かったと思います。
ただ一つ。
この方が一番話したかった「みんなは越中国で楽しそうに生きていた家持さんしか知らないけれど、実はその後大変不遇な人生を歩んだんだ!」ということだそうで、その不遇っぷりをものすごく情熱的にお話になっておられたのですが、ええ、その、私は、知ってますよ・・・!
だって、地元ですもの!(※万葉集最後の歌が詠まれたのは因幡国)
因幡国にきて万葉集について話してくださるえらい方々はみんな判を押したように「家持はこの地に来たときには大変没落していました」的なことを始めにお話になりますしね!
まあ私は家持さんのそういう恵まれなさとか不器用なところも含めて萌えたぎっているので問題ないんですが、そもそも私が越中国にきたのは家持さんが一番人生を謳歌していた時代の空気が知りたかったからなので、ちょっと私のニーズとはズレがあった感じでした。
ガイドの方は何一つ悪くありません。
私の欲望がねじまがっていたんです。
スミマセン。

さて、気を取り直して高岡市の街へ繰り出していきます!
いろんな万葉歌碑を見て回ったり、国庁跡に行って展望を堪能したりしてました。
そして二上山へ。



家持さんがいたあああああああああああ!!!
二上山にある家持さんの像です!!!
家持さんこんにちはあああああああ!!!(落ち着いて)



二上山の家持さんの背中です。
なんて素敵なんだ。(兼倉さんのことは放っておいてあげましょう)

角度を変えて10枚以上激写してましたが、全部載せるわけにもいかないので厳選した2枚です。
ああ、本当に家持さんは素敵だなあ素敵だなあ。(うっとり)
この後は歌碑も巡りつつ家持像巡りもしました。
次の像は非常に危険な像です。



ポストの上にいる小人家持さん。
可愛すぎる。
これはいけない。
肩乗り家持さんとか想像してしまうではありませんか。
何て危険なんだ。



小人家持さんの肩越しに見る越中国の風景。
その瞳には何が映るのか・・・。



家持さんに狂ってばかりはいません。
越中国といえばこれですよ!
海を挟んでそびえる立山連峰!
残念ながら雲がかかってしまっていたんですが、それでも雲から突き出す3000メートル級の山々が絶景でした。
写真では分かりにくいかもしれませんが、上のほうには雪がまだらに残っています。
この写真は7月に撮影したものなので、真夏にも雪があるという状態なのです。
家持さんが絶賛したこの神々しい姿!
来てよかった!
見られてよかった!
でももっと雪がたくさん積もっているところが見たい!
・・・というわけで、今週末行くことにしたわけです。
この時から1月の連休に再訪することを決めていたんですよ!
また、せっかく冬の富山県に行くので有名な氷見ブリも食べてきます。
日本海のブリに慣れている私ですが、氷見ブリは同じ日本海でも格が違うと周りの人が声を揃えて言うので、そんなにいうなら食べ比べてきてやる!という意気込みです。

さて、次に訪れたのは「高志の国文学館」。



入口から家持さんが歓迎してくれました!!!
うおおおおおおおお!!!



「高志の国文学館」の家持さんの背中。
私の中で、ここの家持さんが一番後姿がエロい色気があると思っているんですがどうですか!?(シーン)


そんなこんなで7月の越中国の旅の思い出でした!
週末が非常に楽しみです!
富山のお方お邪魔します!
よろしくお願いします!

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