Entry

色ボケ藤太:その後の阿苑

藤千を書くと阿苑を書きたくなる病気にかかっています。
色ボケ藤太の続きの続きで阿苑サイド。

--------------------------------------------
「鈴っ!」
「阿高!?どうしたのですか、そんなに慌てて」
「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何でもない」
「・・・・?そ、それなら、よいのですが」
「悪い。本当に何でもないんだ。忘れてくれ。(くっ、なんて聞くか考えてなかった。さすがに『藤太から聞いた恋の極意とは何だ』とは恥ずかし過ぎて聞けない・・・どうすればいいんだ)」
「あ、そういえば・・・」
「何だ!?(ま、まさか!)」
「さっき美郷姉さまが阿高を探していたわ。頼み事があるみたいよ」
「・・・そうか」
「・・・阿高、そろそろ履物を脱いで上がってはどうですか」
「あ、あぁ、それもそうだな(おかしい、鈴には何の異変も見えないぞ。さては藤太め、おれを追い払うために騙したな!ちくしょう!今度とっちめてやる!)」
「あ、それから・・・」
「今度はなん・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・あら?阿高?」
「・・・・・・・・お、おまえ、いま・・・」
「え?藤太がこの辺りでは親愛の情を表す時に『相手の耳に唇をつける』と言っていたのですが・・・何かおかしかった?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「阿高?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「阿高?あ・・・もしかして、わたくしは何かとんでもない間違いを・・・」
「いや、間違ってない、何も」
「そう、よかった。びっくりしたわ。阿高が動かなくなってしまったから、わたくしはとんでもない間違いをしたのかと」
「悪かったな。ちょっとぼうっとしていたんだ。気にするな」
「そうなのね。あ、美郷姉さまに呼ばれているのに引き止めてしまったわね、ごめんなさい」
「走っていくからいいよ。あぁ、そうだ。おれも返さなきゃな。・・・鈴」
「え?・・・・・・!?」
「・・・・・・・・・ん?どうしたんだ?」
「(かぁ・・・)」
「おい、顔が赤いぞ」
「そっあの、あ、わ、わたくし、仕事がまだ残ってるから!」
「あっ・・・・・・なんだあいつ。自分からしたときは涼しい顔をしていたくせに。どうしておれからは赤くなるんだ。わけがわからない」
--------------------------------------------

二人は天然夫婦ですから!
あれです、お互い自分からは良いけど、相手からされるとびっくりしてしまうというやつです!可愛いなあ!(いやでも夫婦としてそれはどうか)
というか始めは別のオチだったんです。
鈴が耳チュー(笑)した後に「・・・そういえば阿高からされたことが無いわ」「え・・・!?」ってキョドる阿高を書くはずだったのですが、よく考えたらウチの阿高は今更そのくらいは平気かな、ということでこんなオチになりました。
いえあの、キョドり阿高も大好物なのですが!
しかし自分では上手く書けません・・・orz
誰か素敵なキョドり阿高をお願いします!!(他力本願)


※私信※某様へ※(無意味に伏せてみる)
バナーさっそく使ってくださってありがとうございます!
仕事の早さにびっくりしました!は、早っ!即日対応じゃないですか!(感涙)
ウチはホント全く空気が読めないまま突っ走りまくりのサイトですが、よろしければ今後ともお暇があるときにでも構ってやってください!
よろしくお願いします!
ありがとうございました!

Comment

Post Your Comment

  • コメントを入力して投稿ボタンを押してください。
投稿フォーム
Name
Mail
URL
Comment
Deleate Key