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おろちさがしゲーム

少し前の記事でオロチ神話が好きな姪っ子(3歳)のことを書きましたが、続報です。
特に誰かから求められたわけではありませんが、私が書きたいので書きますね!(いつもそのスタイル)

姪っ子が好きな遊びの一つに「おろちさがし」というのがあります。
はじまりは2年くらい前、まだ単語を話し始めたばかりの姪っ子(石見神楽のDVDを観てオロチ神話にハマり始めた頃)に私が「ヲロチのめめは赤いんだよ。あかかがち、というんだよ」と話していたのですが、それがだんだん赤く光る物は全部オロチの目ということになり、テレビやエアコンの電源などを見つけるたびに「あ、おろちおろち!」と喜ぶようになりました。
・・・ただ、それだけの遊びです(単純明快)
でも、この遊びはすごいんです。
何がすごいって、実は彼女をこの遊びに誘って断られたことが一度も無いんです!
彼女がどんなに不機嫌でも、「ヲロチさがし、する?」と聞くと、無言で頷いて両手を伸ばしてきます(だっこして、のポーズ)
他の遊びは不機嫌だと「いやー!」と叫んで埒があかないときがあるんですが、この遊びだけは絶対断られない。
理由はまったく分かりません。

昨日の私と姪っ子

私「ヲロチさがし、する?」
姪「・・・(無言で頷きだっこのポーズ)」(※1歳になったばかりの弟にみんなが構いすぎたため不機嫌だった。他の遊びは全部断られていた)
私「明るい所と、暗い所、どっちをさがす?」
姪「・・・あかるいところ」
私「えぇ・・と、あ、あった!ヲロチが見てるよ!」
姪「あっちも、あった」
私「今度は、暗い所に行ってみようか」
姪「うん」
私「あ、2こあった!あとは・・・痛っ」(暗いため足元のテーブルにぶつかる)
姪「おろちの、しっぽふんだ!(ずっと大爆笑)」(完全に機嫌がよくなる)

暗い所で何かにぶつかると、全部「おろちのしっぽふんだ」ということになるようです。
しっぽをふむと「おろちのめめ」を見つけるよりも大はしゃぎです。
・・・ゲームの趣旨はいいのです、楽しければそれで。
この「おろちさがし」は雨の日でも歩き回れる大変優秀な遊びでもあるのですが、ひとつ難点があるとすれば、不機嫌な姪っ子を誘った場合は絶対に抱っこになるので私の腕力の限界と共にゲームを終了せざるを得ないところですね。

ちなみに、私から姪っ子を誘う場合は「ヲロチさがし、する?」ですが、姪っ子から私を誘う場合は「おろちみにいこ!」って言ってくれるんですよ!
見たい、私もヲロチ見たい!(真剣)

結論:姪っ子だけじゃなく兼倉も大好きな遊びだった。

追記
小さなことですが、私のセリフがオロチではなくヲロチとなっているのは、古事記神話ファンのこだわりです。(深い意味はない)

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