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現代設定で勝総×ましろ

現代設定親世代妄想
「勝総×ましろ」
<前置き>
・勝総とましろは社内恋愛
・しかし出会って暫くは友達以上恋人未満の時期あり(※主に妄想はこの時期の予定)
・勝総が本社(関東)から岩手の支社に出張した時にましろをみつけて一目ぼれ
・ましろは両親を早くに亡くして長らく一人暮らし。おひとり様でもまったく構わない生活力を持っていて精神的にも超然としているところがあるけれど、無意識に家族というものに憧れがあるため、ついつい勝総を部屋に招き入れてしまう(茶飲み友達)←お隣の面倒見のよい主婦・プトカに心配されている
・潜在的には両想いだけど、恋心に自覚があるのは勝総のみで、ましろは無自覚。
・ゆえに、表面的には勝総の片思い
・勝総は勢い余って岩手支社に移動願いを提出
・受理されてしまった
・そんなこんなで岩手のアパートで一人暮らしのましろと会社の独身寮で一人暮らしだけどしょっちゅうましろのところに入り浸る勝総の妄想
・全体的にギャグ度満載
・ましろは天然系美女
・勝総は残念系腹黒男(実家は埼玉県)


一番星
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「あ、一番星だよ、ましろ」
「え、どこ・・・あ、本当」
「もう一日も終わりだな。・・・あぁ、そういえばましろは『一番星を誰よりも早く見つけることができたらささやかな望みが叶う』って話知ってるか」
「ええ、もちろん知ってるわ。今社内中で流行ってるから」
「そうなのか?おれは今朝同僚から教えられて初めて知った。ここ暫く出張で本社にいたからな」
「それはお疲れ様。折角だからその辺りの話も含めて家でゆっくりお茶でも飲みながら話していかない?実は今朝、後輩の子から『草加せんべい』をもらったの」
「へぇ、草加せんべいはなかなか美味しいし、丁度よかったな」
「ええ、ちょうど図ったように勝総が帰ってきたときに偶然せんべい嫌いで有名な彼女に間違ってせんべいのお土産が誰かから渡されたんだから、全く運の良いことね」
「不思議なこともあるものだな」
「一番星のおかげかしら」

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勝総の実家は埼玉です(繰り返し)


風邪引きましろ
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額に冷たい手の感触。
風邪を引いたのか、と優しい声が聞こえる。
うっすらと目を開けると、見慣れた顔が心配げにこちらを見下ろしていた。

「勝総・・・」

やっとそれだけ言うと、意識は再び深く深く沈んでいく。
肝心なことが告げられぬまま。
勝総・・・あなた、こんな真夜中にどうして他人の家に勝手に上がっているのかしら・・・。

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不法侵入・・・か。

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