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お返事です・その153&ありがとうございます!!!

糸村和奏さま

ようこそおいでくださいました和奏さま!!
お待ちしておりました!!
まずはこれをどうぞ・・・つ[レモネード]<会社では最近忘れられがちになってきているレモネード。私一人飲んでます。

>この間はわざわざご連絡いただいてありがとうございました!

こちらこそ急に変更してしまってスミマセンでした。
間に合ってよかったです。
そしてこのため日向神話語りの開始が2月くらいに早まりそうです。
勉強が追いつかない・・・!(ピンチ)

>いっそ双子だったら良かった、というのは最初の方で美郷姉さんも言ってますよね。とても印象的だったのを覚えています。
>人と自分が違うというのを認めて、その上で全て肯定するのって、実はすごく難しいことだと思うのです。家族だとか、近い存在であればこそ余計に。


実はお恥ずかしながら、この美郷の「いっそ双子だったらよかったのに」という台詞の意味が暫く全然分からなかったんです。
阿高と藤太は兄弟じゃないけど、遠子と小俱那と違って血は繋がっているわけだから、別に必要はないんじゃないのかな?とのんきに考えていたんです。
でも今回これを書くにあたって、ちゃんと腰を据えて読んでみると、こんなに大事な意味があったのかと驚きました。
双子って血縁とか兄弟とかだけの意味じゃなくて、もっと比喩的な意味も込められていたんですね!
表面的なことしかわかってなかった自分が恥ずかしくなりました。
多分ほとんどの方はこの意味がちゃんと分かっていらっしゃったと思うのですが、私みたいな一つ一つ丁寧に見てみないと分からない奴が一生懸命取り上げてみることで、改めて「そういえばそうだったね」と思い出してもらえるきっかけにでもなれていたらいいなぁと思います。
・・・学生時代に国語が鬼のように出来る友達がいましたが(今も友達です)、その人からはしょっちゅう「どうしてそんなことが気になるのか」と言われていました。
まあ質問したら丁寧に答えてくれるのでとても助かっていたのですが。(口は悪いのに態度が凄く優しい人です。明らかにツンデレ・・・!)
私は昔からたった一行で書いてあることを二十行ぐらいにしてもらってやっと理解できるという極度の国語オンチでした。
そのころからの弊害で今でも普通の人なら分かっているようなことをだらだらと書いてしまいます。
私にはこのくらい書いてないと分からないんです(涙)
軽く鼻で笑ってやってください・・・!

>阿高はもちろん、藤太も内心それを認められなくて、だからましろの存在をずっと隠していたのかな、と。

!!!!!!
新見解!これは新見解です!なるほどー!!!!!!
そういう可能性も大いにありますね!
心のメモ帳に太字で書き込んでおきます。
貴重なご意見誠にありがとうございます。
薄紅理解がこれでさらに深まりました。

>そして前編にあった「存在を知らなければ見る(認識する)ことは出来ない」とのお言葉、とても深いですね。人と自分の違いに気づくというのも、この言葉につながっていると感じます。

この辺りが苑上と藤太の一番の違いかな、と思っています。
ずっと一心同体だと思っていた藤太と阿高は実はまったく別の人間だった。
ずっとまったく違うものを見てきたはずの阿高と苑上は実は同じ痛みを知っていた。
違う人間だからこそ、お互いがお互いに刺激しあい、尊重しあうこともできる。
同じ痛みを知っているからこそ、傷を見つけて手を伸ばすことができる。
どちらもかけがえのない大事な存在だと思います。

>藤太は阿高と離れ離れになったことで、今まで認識していなかったものが存在していたことに気づき(抽象的ですみません)、丸ごと受け入れたのでしょう。それが阿高にとって大きな救いになった。
>阿高はこのお話を通じて大きく成長したけれど、それは藤太も同じだったのだな、と兼倉さまの考察を読んで思いました。


藤太は今まで阿高のことは何でも知っていると思っていたけれど、藤太が見ていた阿高はきっと見えない壁の先の阿高で、藤太は今回阿高との間にそういう壁が存在していたことを知ったと思います。
そしてその壁は越えることができない種類のものであり、その上で、その壁があっても自分と阿高との友情にはいささかの障害にもならないと考えたのではないでしょうか。
「たとえおまえがおれのことを見限っても、ほかのどんなものになっても、おれは願うのをやめないだろう」という藤太の台詞は、阿高との違いを思い知って、それでもそれを受け入れてこれからも一緒にいたいという決意がとても伝わってきます。
今回の考察もどきを通してとても好きになった台詞の一つです。
また、今回は阿高を中心にして阿高との関わりで書いていますが、広梨や茂里や千種も、それぞれが今回の試練で大きなものを得たのだろうと想像します。
読めば読むほどいろんなことが深まります。
薄紅天女は本当に素晴らしい物語ですね!(いつもの結論)

>苑上編も楽しみにしておりますが、ご無理はなさらないようにしてくださいね。お互い、社会人にとっては辛いところですよね(苦笑)
>それでは乱文失礼いたしました。


ありがとうございます!!
そのお言葉が励みになります!!
昨日は早く寝て朝起きようかと思ったらそのまま朝まで爆睡してしまいました・・・。
やはり私は夜型人間のようです。
身体と相談しながら、好きなものを長く続けられるようにしたいと思います。

コメントありがとうございました!!
和奏さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
25日の22時台と本日7時台と14時台に拍手を下さった方ありがとうございます!!!
後少しで今回の話題はけりがつきそうです。
次の「阿高の心の死と再生」についてはもっと簡潔に書けるように頑張りますので、ぜひそちらもよろしくお願いします!
拍手ありがとうございました!!!

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