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源氏物語で知ったツンデレの文化

今日は源氏物語の講座の日でした。
凄いことを知ってしまいました。
源氏物語に限らず、当時の男女のやり取りは男性からの文が初めにあるわけなんですが、それに対する女性の態度というのが

男の気持ちに応える気がないとき:文に返事を出さない
男の気持ちに応えてもいいと思ったとき:断りの内容で文を返す

な、なんだってー!!
どっちにしろ断るのか!
男は断りの文を貰った後、「いやいや、そうおっしゃらず」みたいな返事を書き、また断られてもやっぱり口説くのを何度か繰り返して段々仲を深め合っていくのだそうです。
久しく日本人は「NOと言えない」といわれてきましたが、少なくとも1000年前はNOって言いまくりだったわけですよ!
そしてそれにめげない男衆。
胸が熱くなりました!
平安時代の女性はツンデレまくりだったのだ!
藤太の強引な口説きも千種の頑なな態度も、数百年後にはそれがディフォルトになっている!
なんて素晴らしいことだ!


毎度毎度くだらないことで楽しそうに騒いでてスミマセン(^_^;)
ここから少し真面目なことを書きます。

震災があったとき、他の多くの方と同様すごく動揺しました。
恥ずかしながら、ここでもその醜態をさらしていました。
そのとき、何人かの方々からご心配を頂き、やっと落ち着くことができました。
そしてそれと同時に、私がここでやっていることの意味にも気付きました。
このサイトは私が楽しいことを書いているサイトですが、ここに来てくださる方々はきっと私が楽しいと思っていることに共感してくださったり、あるいはちょっとした気晴らしに「なんかどうでもよさそうなことを楽しそうにやってるやつ」のことを覗いてくすっとなったりしていらっしゃるのだろうと思っています。
その方々の中にはふと思い出したときに訪れてみたり、ありがたいことに結構な頻度でいらしていただけたり、いろいろだと思いますが皆様ここにいらっしゃるときは必ず誰でも「ここのサイトで楽しもう」と思っておられるはずなのです。
落ち込みたいとか、悲しみたいとか、そんな気持ちでいらっしゃる方は一人もおられないでしょう。
それならば、私はそんな目的でいらっしゃった方々のことを思いながら日記を書こうと思いました。
私の日記はいつも誰かに向けて書いています。
特定のどなたかの時もあれば、不特定多数の「神話好きな方!」とか「薄紅好きな方!」とかに向けて書いているときもあります。
そんな方からご反応をいただけるともちろんすごくうれしいですが、ご反応がなくともそれはそれ。
ご反応はいただければ嬉しいですが、それは目的ではありません。
何よりもまず、読んでほしいから書いています。
私が日記を書いて、それを読んでいただくまでが目的です。
その後の拍手やコメントはあくまでも奇跡的な副産物と考えています。
読んでいただいても、それに対して心を動かすことができなければ、当然ご反応は頂けません(^_^;)
最近は大変ありがたいことに、定期的にご反応を下さる方々がいらっしゃって本当に泣きたいくらい幸せだと思っています。
そしてその反面極端にご反応が無い場合は、何か伝わりにくいことは無いか、分りにくい表現や相手が望んでいない言葉を使ってはいないか見返したりします。
やっぱりご反応いただけるかどうかはちょっとだけ気にしていますね。
そういえば、たまに予期せぬ方からご反応をいただけることもあって、そうするとさらに話が広がっていったりもします。
そういうこともとても楽しいです。

話が随分逸れてしまいました。(いつものこと)
つまり私が書きたかったことは、誰かにこのサイトを見ようと思ってもらえたとき、私はその人が想像するいつもどおりの姿でここにいるんですよということです。
それが私にできることであり、期待してもらえることですね。
震災で多くの方が大変な目にあっているときに、私は何も出来なかったです。
そんな自分の無力さが悔しかったです。
でも、このサイトの「兼倉」という人物が期待されることはきっと被災地でぼうぜんと立ちすくむことではなく、ちょっと暇があるから楽しいことでもしようかと思った方の手段の候補の一つになることだと、今は自覚しています。

相変わらず長くなってしまいました。
ちょっと私らしくないことを書いているような気がします。大丈夫でしょうか・・・。伝わってますか?
アレです。
人間生きていればいろいろアップダウンもあって、たまにはすごくしゅんとした気持ちになることもあって、でもまたちょっと楽しくなることもあって、そういういろいろな気持ちの中で、そういえばこんなサイトもあったな、と思い出してもらえて、そしてこのサイトで前回得た気持ちをまた得たいなと思ったとき、相変わらずの私がそこにいられたらいいなと思っています。
もちろん私も人で、興味の移り変わりはあるかもしれませんし、不測の事態もあるかもしれません。
そういうもろもろで、今の私が私でなくなってしまったとき、それがこのサイトの一つのターニングポイントとなるのでしょう。
でもそれがくるまでは今までどおりの私が私として「兼倉」となってできる限り長くここにいられたらいいなと思います。
「兼倉」はここでいつでも待っているのです。

長いですねまったく!
どうやったら簡潔にいいたいことが伝えられるんだろう。
後ほど書き直すかもしれません、もしかしたらまるっと消してしまうかもしれません。
ちょっとねちっこいですね。ねちっこい性格なんです。ごめんなさい。
次の記事でコメントへのお返事を書かせていただきます。


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