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世の中はバレンタインです

世の中はバレンタインだそうです。
恋人同士のイベントですね。
しかしウチはまがりなりにも古代史を扱っているサイトなので、なかなかこういう現代のハイカラなイベントには乗れなくて残念ですね。
あー残念残念ー。

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<お読みいただく前に>
・現代設定です
・阿苑および藤千はみんな大学生で、同棲設定です
・料理はそれぞれ阿高と千種が担当しています
・鈴は料理は勉強中、藤太は料理と洗濯以外の家事を担当している設定です(出てきませんが)
・阿高と藤太は幼馴染です(甥と叔父)

上記をご了承いただける方のみ、↓をご覧ください。
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「ねぇ藤太、相談があるの」
「どうしたんだ、鈴」
「あのね、今度のバレンタインに阿高に贈り物をしたいと思うのだけど、何がいいかしら」
「そんなの鈴が首にリボンでもつけて『わたくしがプレゼントよ』と言えば阿高は一番喜ぶんじゃないか」
「え、それでいいの?でもわたくしがプレゼントになっても何もできないわ。肩を叩く・・・とか?」
「大丈夫。あとは阿高がいいようにするさ」
「本当にいいのかしら・・・なんだか自信がないわ」
「心配ならせめてリボンを気合い入れてかわいいやつを選ぶといいよ。間違いない。阿高はそれを一番喜ぶ。おれがいうんだから確かだよ」
「よくわからないけど、そうなのね。ではこれから千種さんを誘ってデパートに探しに行こうかしら」
「あ、千種にはできれば秘密にしておいてほしいんだ」
「え、どうして?」
「ふっふっふ・・・実はね・・・」
「あ!かわいいチョーカ!リボンがついているのね」
「だろ!分かってくれるか!これを選ぶのに凄く苦労したんだよ」
「でもこれ・・・藤太が着けるの?」
「まさか!これは千種へのプレゼントだよ」
「藤太があげるの?」
「そう。バレンタインは男がもらうだけじゃないんだよ。それに結局はおれがいただくことになるしね」
「そう。分かったわ、千種さんには秘密にしておけばいいのね」
「頼んだよ。代わりにこれを買った店の名前を教えてやるよ。他にもいろいろグッズがあったから楽しめると思うよ」
「ありがとう、藤太」
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鈴は藤太が何を言っているのか分かってません。
藤太は翌日阿高にとっちめられます。
「藤太!おまえ鈴に何を言ったんだ!」「おこるなよ。楽しめただろう」
阿高は気が動転して何もできませんでした。←ヘタレ
因みに藤太は鈴に言ったことと同じことを千種にしてもらおうとして叱られました。←ヘタレ2
現代は超ヘタレ二連推奨!

・・・・・。

・・・・・。

あの。
初の現代設定ネタがこんな頭悪そうなネタでスミマセン。(いつもと大差無い)
バレンタインにどうしても乗っかりたくてやってしまいました・・・。
というか、もしかしなくてもこれバレンタイン関係なく普通のほのぼのラブネタとかでよかったんじゃ・・・!(禁句)
ちょっと、自分を見つめ直す旅に出てきます。