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お返事です・その223&たくさんありがとうございます!

昨日は夜から、地域の大学が主催している「まちなか講座」に出席してきました。(夜7時~8時半、月一)
万葉集のサークルで講師をして下さっている方がこの講座の万葉集を担当していらっしゃって、昨年度もずっと通っていたのでした。
今年は引き続き万葉集も受講するのですが、新たに「源氏物語」と「書を鑑賞する」の講座も受講することにしました。
昨日は初めての「源氏物語」の講座でした。
もともと源氏物語の講座を受講するつもりはなかったのですが、万葉集のサークルにいっしょに通っているおじいさんから「面白いから」「え、いやでも私は万葉集に参加するので・・・」「いや、源氏物語も面白いから」「あ、あの」「面白いから」と強硬に誘われて断れなかったという日本人的模範行動による受講でした。
ところが、実際習ってみたらとても面白い!
まず、言葉が普段親しんでいる万葉集と近いです。
当時の発音なんかはたぶん違っていたと思われますが、細かい言葉はかなり聞き覚えのある言葉が多くて、知ってる単語が出てくるたびに万葉集の歌が浮かんできてそれだけでも凄くワクワクします。
また、講師の先生のお話もとても分かりやすいです。
何度も繰り返し話してくださるので、メモを取りながらでもついていけます。
もしこの講座が源氏物語の現代語訳を追っていくだけならこんなに楽しくはなかったと思います。
原文を読ませてくれるからこそ、そこから今まで多少なりとも身についていた知識が活かせるのではないかと思います。
勉強をしていて何より楽しい瞬間は、知識が繋がった時です。
古典はまだまだ苦手ですが、こうやって少しずつ繋がっていく瞬間を繰り返していけば少しは分かるようになったていってくれるかもしれないと思うと、これからがとても楽しみです。
あ、偉そうなことを書いてますが、私が原文(書き下し文)で大体の意味が取れるのは古事記くらいで(あらすじを知っているから)、万葉集も源氏物語も原文ではまだまだ意味が分かりません。
現代語訳と突き合わせながらちょっとずつ進んでいます。
ゆくゆくはできれば原文だけで読めるようになりたいですが・・・いつになることやら。
学生時代は古文のテストで10点台とかよくとってました。(ダメすぎる過去)

因みにこのまちなか講座で私が受講しているのは「万葉集」「源氏物語」「書を鑑賞する」という三つの講座です。
それぞれ月一、夜間に開催されています。
仕事を終えてから通えてとても楽しいです。
月合計3回の楽しみです。
いつもの万葉サークルは月に二回午前中なので、仕事を午前中休まないといけなくて、どうしても休みが取れないときは泣く泣く見送っています。
平家物語も月一で午後1時半~3時半で、これも仕事を午後から休みを取って通っています。
今後はぜひ夜の講座がどんどん増えていってもらいたいものです。

アールさま

ようこそお越しくださいましたアールさま!!
お待ちしておりました!!
そして今日ブログのほうで源氏物語に興味を持っておられるのを拝見してビックリでした!
私も昨日から源氏物語を勉強し始めたところです!(月一で講座を受講するだけですが…)
といっても、昨年は受けていなかったので「桐壷」は終わってしまっていて、「帚木」から始まっています。
桐壷はあらずじしか知らないけど大丈夫なのか…。
とりあえず楽しんで学んでいこうと思います。

昨日ならったことを少しだけ。
源氏物語は「草子地(そうしじ)」という書き方をしているそうです。
「草子地」とは、地の文に語り手が登場する書き方で、イメージとしては普通の小説よりも、日記やエッセイに近い感じ文章です。
源氏物語では少なくとも語り手とされる女房が3人(種類)想定されているのだそうです。
女房1「光源氏の傍で見聞きしている」
女房2「女房1の話を聞いて、それを書き取る」
女房3「女房2が書いたものを整理する」
もちろんこれは原作者の紫式部が設定しているわけですが、これを意識しながら読むとより一層面白い気がします。
この語り手が文章の中にはっきり登場することもあれば、まるで障子の隙間からこっそり覗いているくらいのところもあったり、御簾の後ろに隠れて殆ど分からないようなこともあるとか。

まだまだ始めたばかりであまり詳しくはありませんが、今後ちょっとずつでも習った中から面白そうなことをここでご報告させて頂きたいと思います。

>柿本人麻呂の近江荒都歌

>兼倉さまのお話とともに、すっと入ってきました!
>十五年前のこと、鮮やかに覚えていますよね。
>それが今では荒れ果て…というと無常を感じます。


十五年って本当に早いものですよね。
万葉集のサークルでは周りが皆年上の方ばかりで、戦前生まれか戦後生まれかでわかれます。
バブル期に生まれた私は一人ポツンとしています。
そんな方々は、四十年前や五十年前でもよく覚えていると仰っておられました。
そんな境地で万葉集を読んだら、また違った深みが感じられるかもしれないと思うと、歳を重ねるのも楽しいかもしれないと思えます。
日本はホントにこの何十年かで大きく変わりましたね。
無常・・・といえば平家物語ですが、私もいろいろ思うところがあります。

>あとうた恋い!!
>書店でみかけて気になってましたよ。
>絵がきれいだなあ、とぱらぱらめくってみました。
>買っておけばよかった。(そんなのが多すぎる自分)


百人一首には柿本人麻呂も山部赤人も持統天皇も天智天皇も出てくるんですから、この時代に言及してくれてもいいと思うのです!!
ぜひ!ぜひ!
来たれ、万葉ブーム!!

コメントありがとうございました!!
無常さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
琴さま
ようこそお越しくださいました琴さまフォウ!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[麦茶]<最近は昼の暑さと夜の寒さが激しい因幡です。

>出雲大社行きたいです・・・。
>今年は難しそうですが、来年こそは行きたいです!!
>そして兼倉さまとそば茶を・・・!!(なぜかそこにいく)


ぜひよろしくお願いします!
琴さまとお会いしてお話したいです!
神話の話、荻原作品の話、銀金の話・・・時間が尽きるまでぜひ!
出雲大社は楽しいです!
年に何度も訪れていますが、行く度にかすかな緊張感を感じます。
不思議な場所です。

>銀金イラスト集のお話というと「羽衣の姫」ですね。
>確かに歌凝姫は丸くなってましたね。
>あそこまで壊れかかってたのに、なぜそこまで・・・!!と思ったのを覚えています。


本当ですよね!
この壊れっぷりもまた彼女の魅力…と思っていたので驚きました。
すくね王もいいお父さんになろうとしてましたね。
うたごり姫とのことは彼にとってはもはや過去のことになってしまったのかと思うと寂しい気もします。
とはいえ、過去に縛られず前を向いて力強く走りぬく姿勢は、凄く銀金っぽいと思う気持ちもあるので、心から応援したいです。
そういえば、画集には生まれ変わった後?と思しきイラストがありましたね。
佐保彦(仮)と真秀(仮)と真澄(仮)が盛装で並んでいる様が、万葉好きの私には「大海皇子」「額田王」「天智天皇」に見えて仕方なかったです。
三人がこの時代にこの配役で生まれ変わる予定だったとするなら、他の人物は誰になっているのか凄く気になります。
速穂児は持統天皇(鸕野讚良)で決定ですね。これだけは譲れません。
佐保姫は無難に鏡王女でしょうか。
中臣鎌足は・・・日子坐?
そうすると藤原不比等は美知主か・・・いやしかしそれでは真秀たちとの年齢差がかなり微妙なことに・・・。
佐保を気にしていたから、大伴安麻呂が適しているかもしれませんね。(これも年齢微妙な気がしますが)
妄想が止まりません!(強制終了)

>高額姫は私も気になりました。

おとなしそうに見えて実はあの子…!みたいなキャラでしたね!(たとえが…)
こういうキャラは化けそうなので本当に続きが読みたかったです!
悔しいです!

>サホビコ・サホビメのお話も楽しみにしております!!

うおおおおおお!!!!!
ありがとうございます!!!
最近やりたいことがありすぎて体も時間もまったく足りません!
幸せです!

コメントありがとうございました!!
琴さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


13時台に10連パチを下さった方ありがとうございます!!!
人麻呂に触れたことへの拍手でしょうか!?
きっと万葉集が大好きなお方ですね!私もです!(同士の主張)
今後も折に触れて万葉集についても書いていこうと思いますので、ぜひまたよろしくお願いします!!
拍手ありがとうございました!!!