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お返事です・その252&ありがとうございます!!

皆さまスルースキルが大変高い方ばかりだったのか、誰もツッコミをお入れにならなかったので私がツッコミます!!
「うみひこ やまひこ」の絵本の表紙をよく見てください!
やまひこが乗っているのはサメじゃない!
ワニ(爬虫類)だ!!

ワニ(爬虫類)は淡水に住んでいると思ってたけど、神話じゃ海にも住めるんだね☆

あまりの衝撃に私は図書館で1分くらい固まってました。

光道風さま

ようこそお越しくださいました光道風さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[麦茶]<愛知県行きますよ!9月15~17日くらいが今のところの予定です!おススメスポットありましたら教えてください!

>今、ツイッターで遊んできたところで、丁度あちらで「ぼおるぺん古事記」の話を琴様としてきました。皆さん一斉に買ってるんですもの、偶然・・・じゃなくて評判が良いからですよね(笑)。三貴子のイメージが違うんで、どうしようか悩んでおります(笑)。

イラストを描かれる方はどうしても自分の中のイメージが強いですよね。
私は作者さんの古事記へのリスペクトが感じられたら基本的にはオールオッケーです!
それよりも古事記ブームにあやかって適当なオカルト系とかトンデモ系の本を出している人の方が敬遠してしまいます・・・(=_=;)
今はダメでも、しばらくしたら見方が変わることもあるかもしれません。
自分の中で、ガチッとハマる瞬間がきたら手に取ってみてください。

>悩んでいるといえば、「ガンダム」の安彦先生の「ナムジ」や「神武」。これも、長い事絶版だったのが、「古事記」編纂1300年のせいか、再販されたので。他に「蚕の王」もあります。有名な「原田常治」さんの本に触発された、とか。「ナムジ」はもちろんオオクニヌシがモデルです。読んだ事はありますか?

「ナムジ」と「神武」は読んだことありますよ!
博物館の待合室的なところで時間をつぶしていた時に手に取ってみました。
独自の解釈が光ってましたね。
何より、画面から伝わってくる力に圧倒されてしまいました。
読んだときはまだ古事記について今以上に詳しくない時だったので、圧倒されたまま終わってしまいましたが、今読んだらまた別の感想を持ちそうです。
「蚕の王」と「原田常治」さんは知りませんでした。
「蚕の王」は図書館にも入ってなさそうです・・・残念。

>浅野温子さんの番組
>まだ、前半見ただけです~。境内で「私はツクヨミです」なんて浅野さんがセリフ言ってた辺りです。
>出雲は神社だけでなくて、探検(海辺の化石とか(笑))出来そうなとこも多そうですね~。


出雲に限らず島根県自体が歴史を大変大事にする土地柄なので、遺跡や博物館はとても活発に宣伝や活動を行っていますよ!(羨ましい!)
どんなに時間があっても回りきれないくらいたくさんの見どころがありますので、島根観光は古代史が好きならとても満喫できると思います!
逆にきちんと調べておかないと、後から「あそこがあったのか!」とか「そこにも行っておけばよかった!」みたいなことになります(笑)

>お父様
>兼倉さまも大らかだと思うんですが、お父様譲りかしら?


バ・レ・て・た!(笑)
とはいえ、私の人としてどうかと思うレベルの適当さおおらかさは父とは少し質が違うかもしれません。
父は1000個近くある洋画の八ミリビデオを一つ一つ手書きでラベルを貼って、それを収納するために手作りの棚を作り、極めつけにその棚にもラベルを貼ってビデオを一から50音順に収納するような人です。
最近はDVDに焼いていますが、DVDのラベルをインターネットから画像を拾ってきて加工したものを焼き付けています。
娘の私がいうのもなんですが、かなりの職人技(こだわり)です。
こういうところが非常に几帳面です。
一方、母は出したら出しっぱなし、たまに一念発起して片付ける、みたいな人です。
人間的におおらかなのが父、行動がおおらかなのが母、という感じです。
どっちもおおらかな私は間違いなく二人の血を引いていますね。
因みに山陰人特有の気質としてよく「おおらか」といわれることがあります。

>海幸・山幸
>子供向け絵本も、挿絵や描き方によって印象は違うと思いますが。
>大人になってから見た方が深いですね。


確かにいろんな描かれ方があるでしょうね。
他の本ではワニ(爬虫類)になっていないことを祈っています。(それはもういい)
もし海幸彦に(ほんの少しでも)同情的な本があるのなら読んでみたいです!
大人は子どものころのような感受性の強さを失ってしまっているけれど、その分経験で補っていて、時には子ども以上に強い感受性を発揮する場合もあるかもしれないと疑っています(笑)

>イザナキさんも、ニニギさんも山幸も、相手の女性に対してひどい!と思ってしまうのは、仕方ないかな~(苦笑)。

確かにそうですよね(笑)
どうしても男性視点で書かれているのと時代自体がが男尊女卑傾向なので、どうしてもそれは仕方ないかなという気がします。
以前「好色であることは子孫をたくさん残すことが急務であった王者としては必要な資質だった」という主張を読んだことがあります。
古事記は王権とは切っても切れない関係にあるので、そういう部分(女性には好ましくない部分)がどうしても多くなってしまうのかもしれません。
この部分は万葉集なんかでは随分男女がお互いに持ちつ持たれつな雰囲気になってますよね。
庶民は男女の役割の違いはあっても価値の違いは支配者階級と比べると小さかったのかもしれません。
私はもともと上層階級よりも庶民の暮らしの方が興味があったので、万葉集や風土記は私の一番の関心事を知るのにとても役立っています。

コメントありがとうございました!!
光道風さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
糸村和奏さま
ようこそお越しくださいました糸村和奏さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[麦茶]<晴天が続いている因幡です。サーファーが増えてきました・・・

>ぼ、「ぼおるぺん古事記」!!キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
>・・・・・・はい、いきなり荒ぶってすみません。使う機会がこんなに早く訪れるとは思いませんでした(笑)!!


ぶはっ!
自分で推奨しておいてなんですが、コメントとして頂くとかなり笑ってしまいますね!
荒ぶる和奏さま素敵です!

>これは読みたいですね!!う、うちの近所の本屋さんには売ってなかったんですが・・・・・・やっぱり田舎は駄目なんでしょうか??名古屋まで行っちゃおうかなこれ買うためだけに!!
>名古屋でよく行く大きな書店では、今年は古事記特集コーナーを作ってくれてまして、いつも何を買おうか悩んで結局違う本を買ってしまいます(こら)。
>でもこれがあったら即買いします間違いなく。こうの史代さん大好きです!!


出雲に来て頂いた時にお貸しした雑誌に書いておられた話は収録されていませんが、同じデザインと性格設定で書かれていますよ!
こうのさんの暖かく柔らかな作風に古事記はぴったりだと感じました。
口語訳が一切ない(注が丁寧につけられている)のに全く苦も無く読めてしまうのが凄いです。
私がここで古事記を語る際に試みていることの一つが、「原文(の書き下し文)に親しんでほしい」というのがあります。
そのため、極力口語訳は載せずに書いています。
こうのさんはそれのまさに理想的な形を実現してくださったと思いました!(感動)
ぜひぜひお手に取ってみてください!
和奏さまならきっと気に入ってくださると思います!

>そして海幸山幸は、私も小さい頃読んだ本(ここに写ってる本ではありませんが)から、山幸に同情派でした。
>むしろ、お兄ちゃんそんくらいで心狭いわ~くらいな感じだったので、なるほどそういう意見も確かにあるなと目から鱗でした。考えてみれば、大切な物を無くされたとなったら怒るのは当たり前ですよねぇ・・・・・
>そう考えるとやはり、本(特に小さい頃読んだもの)の影響は大きいんだなと思います。


確かに、山幸彦はお詫びとして自分の大刀まで潰して1500本もの釣り針を作ってくれたのに、それでも許してくれないのは海幸彦の方が少し狭量に感じられますよね。
絵本ほど極端ではないにしても、古事記も後の天皇の直系の祖先になる山幸彦の方に分がある書き方をしています。
分かった上で、それでも一度きちんと元ネタを読んでみようというのが今回の狙いの一つです。
古事記を読む上で、古事記"から"読み取れるものなんかに注目が集まる傾向もありますが、私は山田永さんの影響で「まずは古事記を古事記として、一つの物語として読み解く」という姿勢で臨みたいと思っています。
今のところは若干海幸彦に同情的になってしまっている感が否めませんが(スミマセン)、できるだけ二人に公平に読み進めたいと思います。
始めに出会ったものの影響は本当に大きいですよね。
特に小さいころの思い込みなんかは、それが思い込みだと気付くこと自体がまずは難しいと思います。
ただ、できればそういう思い込みを壊すのではなく、できるだけ大事にしながら新しいことを取り入れていくように出来たらいいなという理想があります。
果たして理想は実現するのかどうなのか・・・(笑)

コメントありがとうございました!!
和奏さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


平野りんこさま
ようこそお越しくださいました平野りんこさま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[麦茶]<毎日暑いですが、風が吹くとまだすこし涼しく感じる因幡です。

>いろんな学者先生の説を一度に読めて、たいへんお得な内容でした。ありがとうございました。

お読みくださってありがとうございます!!
いろんな先生方の美味しいとこどりの私です(笑)
それぞれの学者さんたちがそれぞれの専門家ら切り込んだ論は本当に読みごたえがあってとても楽しいです。
その楽しさを少しでも一緒に味わってもらえる人がいたらいいなと思って書いています。

>図書館で「からくり読み解き古事記」借りて読んでいます。

マジですか!?うわああ!!嬉しいです!\(^o^)/
本当に読みやすくて楽しいのでおススメの本です!
私がここで語っている元ネタもかなりあります(笑)
ぜひじっくり堪能してください!

>新聞の紹介で「ぼおるぺん古事記」気になっていたのですが、図書館には入っていなくて・・・今後入るかなあ? 買うべきか、迷い中。

新しすぎるので図書館にはまだ入りにくいのかもしれませんね。
リクエストを出すと入れてもらえるかもしれませんが・・・確実に手に取るためにはやはりご購入が一番かもしれません。
イラストが素朴で暖かくて柔らかくて、ホントに古事記にピッタリだと私は思います。
ちなみに最新はhttp://webheibon.jp/kojiki/で見ることができます。
最新の数話分しか載ってないので、もしお気に召しましたらぜひ書店へGO!です!

>私が「古事記」を読んでいると、「スサノヲ、ツクヨミ、アマテラス」等の言葉を見て、息子いわく「NARUTO(忍者漫画)のサスケの写輪眼の技の名前だあ」って、こっちが元ネタだっちゅうの。
>息子二人に確認したけど、さすがにヤマタノオロチは知ってるけど、そのほかの話はぼんやりしか知らないし、天皇に続いていくということは知らなかったようです。


NARUTOは10年くらい前までは読んでいたのですが、最近はさっぱり分かりません。
サスケはそんな技を使うようになったのですね。
和風ファンタジーテイストな漫画なので、日本神話の神様の名前は結構似合っているかもしれませんね。
こんな風に少しずつでも古事記への入り口ができてくれるのは嬉しいです。
まあ漫画から古事記へ進んでくれる人がどれほどいるかは・・・言及が難しいところですが(苦笑)
ヤマタノオロチは有名中の有名な話ですね!
因幡の白うさぎは地元民でもぼんやりとしか知らない人もいます。
ヤカミヒメなんて名前を鳥取県民でどれほどの人が知っているのか・・・。
私の友達は大国主に兄がいることすら知らなかったと言っていました。
一般的な知名度はその程度なのかもしれません。
今年の古事記の盛り上がりが少しでも子どもたちにまで波及してくれるといいのですが・・・!
世の中のお母さん、お父さん、お願いします!

>天皇につながるだけに、学校で教えるのはむずかしいのでしょうね。

この理由は大いにあると思います。
研究の分野ではかなり自由な発言が許されるようになってきましたが、教育の現場は依然として戦時教育のトラウマから脱出できていない部分が多いように見えます。
私も高校時代の古典の教科書を見てみたら、辛うじてヤマトタケルの部分だけが載っていましたが、授業では取り扱われた記憶がありません。
受験でもほとんど出題されないので、そういう事情もあるかもしれません。

>こちらのサイトさまで、琴さまが私のことを気にしてくださっていたのを読みました。

おお!お二人の橋渡しができて光栄です!
どんどんパシってください!
次回琴さまがいらっしゃった際にお伝えさせて頂きますね。

>情緒年齢が18歳から成長していないので、いまだに、高校生カップルがわやわやしているお話が大好きです。

いつまでも少女の時の気持ちを忘れないのは大事だと思います!!(力強く)
私の母(55歳)も少女漫画を読んだり恋愛映画を見たりして泣いたり笑ったりしています。
私もできれば母の年齢くらいまではそんな風に生きたいと思っています。
りんこさまもぜひ一緒に楽しみましょうね!

>こんな私ですが、今後ともよろしくお願いします。

こちらこそ、ぜひよろしくお願いします!

コメントありがとうございました!!
りんこさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


不埒なR
ようこそお越しくださいました不埒なRさま!!
お待ちしておりました!!不埒って?不埒って!?(大興奮)(スミマセン)
粗茶ですが・・・つ[麦茶]<今日の静岡は雨模様で少し涼しそうですね(天気予報情報)

>ご両親ネタが大好きです。お母様が「ふふ」とお笑いになると、「小悪魔バンザイ…!」となりますね。夫婦が長年連れ添うのは大変なことだと思います…。うちの両親をみても、ケンカしながらでも何十年と暮らしているのを思うと、「夫婦の縁って面白い」と感じます。

好きと言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます!
両親は私の小さい頃からずっとあんな感じなのですが、私の知らないところでいろいろあったのかもしれません。
独り身で生きてきた年数よりも、連れ添った年数のほうが長いというのは、やっぱりそれだけで十分苦労があっただろうと推測できます。
まったく性格の違う二人が長年連れ添う中で、小悪魔と大らかは二人が行き着いた一つの夫婦の完成形なのかもしれません。
本当に、夫婦の縁とは面白いものですね。

>海幸山幸、評価がいろいろあるのですね!
>すごく興味深かったです。
>3年たったら思い出す・・・というのも面白いです。3には何か意味があるのでしょうか。


引用の方では省略してしまいましたが、三浦佑之さんが少し言及されています。

異界での滞在期間を三年と語る例は多い。
三と八は、神話においてもっとも多用される数字であり、短く少ないのが「三」、大きく長いのが「八」で表現される。
「嘘の三八」という諺も、このあたりに出自があるのだろうか。


突っ込んで考えたらもっと面白いことが分かるかもしれませんね!
そういえば以前万葉集の歌で、男が会いに来ない期間は何日からが長いのか、みたいな話になったことがあります。

春雨に 衣はいたく 通らめや 七日し降らば 七日来じとや

<訳>春雨が衣を通してそんなにびしょ濡れになってしまうことがあるかしら。七日降り続いたら七日来ないつもり!?

果たして七日は当時の人にとってどんな期間の長さだったのか。

>ぼおるぺん古事記の情報ありがとうございました!私も買わねば。しかし、全部ぼおるぺんというのも圧巻です。デジタル万歳のご時世に、あえてぼおるぺんで挑む猛者どのに敬礼したいです。もはや祈りのようにも見えてきます。

本当ですよね!
古事記は元はもちろん全て筆で書かれたものだったでしょうから、こうのさんはあえてそれに挑戦していらっしゃるのかもしれないと感じました。
こうのさんはこれまでもご自身の漫画の中でいろいろな挑戦をされている方だったので、今回の挑戦もとても楽しみです。
ぜひぜひお手に取ってみてください!
きっとお気に召していただけると思います!!

コメントありがとうございました!!
Rieさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


拍手のみのお方もありがとうございます!!
「読んだよ!」のお気持ちが伝わってきて本当に嬉しいです!
ぜひこれからも私と一緒に古事記を面白がって頂けるとありがたいです!