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お返事です・その262&たくさんありがとうございます!

<衝撃事件「スサノヲが二人!?」>
ご報告が遅れましたが、日曜日は鳥取県に石見神楽が来てくれたので、喜び勇んで行ってきました!
前回の由志園では「温泉津舞子連中」という神楽団体の演義でしたが、今回は「佐野神楽社中」という神楽団体さんが来てくださいました。
午前と午後に分かれて7演目(内2回は大蛇)を演じてくださったわけですが、そこで衝撃的な事件が。
それは盛り上がり最高潮となっていた、最後の演目「大蛇」で起こりました。
狭いステージいっぱいに8頭もの大蛇がのた打ち回る中、真打登場!となった場面で私は目を疑いました。
・・・す、スサノヲが二人いる!!!
何を言っているのか分からないと思いますが、私も何が起こったのかわかりませんでした。
とりあえず、証拠写真を撮ったのでご覧ください。

↑二人いるスサノヲらしきヒゲの人(神)。
激しく動揺する私の隣で友達は悠然と「片方は部下か何かでしょ」とたしなめてくれたわけですが、今までみた「大蛇」では、スサノヲの部下なんて一回も出てきませんでした。
石見神楽はそれを演じる団体が100以上もある一大組織で、演じる団体によって同じ演目でもそれぞれに個性があるということは知っていましたが、まさかスサノヲが二人(片方部下かもしれない)が出てくる「大蛇」があったとは知りませんでした。
このことに関して神楽団からは特に説明は無かったので結局正体は分かりませんでしたが、私の今まで生きて来た中で培われてきた「スサノヲは一人で大蛇を退治した」という概念はもろくも打ち砕かれたのでした。

<オマケ>
「大蛇」は石見神楽の花形といわれて、一番人気の演目です。
大蛇を演じる舞子さんたちは大変サービス精神旺盛です。
大抵子どもをつれていると絡んでもらえます。
この神楽団も例外ではなく、泣き叫ぶ子どもは追っていく習性がありますが、堂々としている子には以下のようなサービスも。

巻きつく大蛇。
大蛇「食べちゃうぞー」
子「きゃあ!あはは!」

うらやましいですね!私もやってほしい!(大人は自重しましょう)
また、この神楽団体さんは討ち取った大蛇の首を全部観客に渡してくれます。
これとか

これとか

これとか

もらった人たちは凄く嬉しそうです!
そして仕舞いには子どもが自らもらいに来る始末。(※エキストラじゃありません)

大変楽しい神楽でした。
ちなみに、他の演目も大盛り上がりでした。
なんと薄紅天女の藤太の名前の由来になったという「俵 藤太」が主人公の「三上山」というオリジナル神楽があったり(藤太!藤太!)、「有明」というオリジナル神楽では化け猫が目の前でバク転したり。
佐野神楽社中さんありがとう!
本当に本当に楽しかったです!!

それでは以下遅くなりましてスミマセンでした、コメントへのお返事です。

光道風さま

ようこそお越しくださいました光道風さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[麦茶]<どうぞごゆっくり!

>自分の母親の妹で乳母だった人と結婚。考えたら、この展開は確かに美味しそう(笑)。お話、考えてください、是非!

一瞬頭の中を「どうして私の気持ちを分かってくださらないのですか伯母上、いや、玉依姫ぇぇぇ!!!」と泣き叫ぶウガヤフキアヘズが駆け抜けていきました!
いつか何かの弾みで、本当に書いてしまったらスミマセン・・・!

>そうそう、「しろたへの」さまのとこで、昨日のチャットツイッター時の「官能部チャット」のネタを書いてまいりました(笑)。

おお!
実現する日がきたら喜び勇んで参加させてください!
たくさんの方に参加してほしいですね!

>ところで、野球は「カープ」ファンですか?私は「ドラ」です。

さすが愛知県民ですね!
私はご指摘の通りカープファンです!
ドラゴンズはホント強いですね・・・全然歯が立ちません・・・。
ちなみにGファンの友達が「浅尾きゅん超好き!」と叫んでいました。
いっしょにCSに行けたらいいなぁと思っているのですが、カープはここ10年はAクラスに一度もなっていないという体たらくなので、勝つことよりは頑張っている選手を応援しようかなぁという緩い気持ちで見守っています。
私が生きているうちに一度でいいから優勝するところを見てみたいものです。

コメントありがとうございました!!
光道風さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
拍手を下さった方々ありがとうございます!!
中には11連パチのお方まで・・・!
感激です!
今回は本当にたくさんの拍手をいただきました!
改めて日向神話の人気の高さを実感しました。
日向神話は出雲神話と違って、皇室に直結する神話というのが一つのポイントですね。
出雲神話はゆくゆくは国を譲るというイベントが控えている関係上、どうしても「虐げられた民族」というイメージを持ってしまう一部の人たちに暗い印象を広められてしまっている感があります。
そして相対的に高天原神話側を「虐げた民族」として悪く考えがちな人が出てきてしまうという・・・。
神話をそういう単純な善悪二元論にして語ってしまうのはとても残念です。
ここにきてくださる方々はそんなことは思っていらっしゃらないと思いますが、現実世界では結構こういう方に出会うことがあります。
大抵そういう人たちは「自分は神話に詳しいぞ」と思い込んでいて、その実ほとんど知らない人たちばかりです。
いろんな見方があって、その中には否定的な見方や批判的な見方があってもいいと思うのですが、そういう意見を持っていても、それ以外の意見もあるということを知っていることが本当は一番大事だと思います。
日向神話はそういう虚構の対立を主張する人たちからは少し距離をおいて、比較的健全な評価をされている神話のように感じます。
南九州という土地柄もあるかもしれませんね。
とてものびのびと愛されている印象を受けました。
出雲神話の土地に住む私たちも、見習わせてほしいと思いました。
拍手ありがとうございました!!