Entry

「サラシナ」読みました

始めにお返事いたします!

りんこさん

>きゃ~~~~!あゎあゎあゎあゎあゎあゎあゎ!!!
>落ち着け!
>ふうぅー↘

この一連の流れに全私が萌え転がったことをここに告白いたします。

>ありがとうございます。わたしの目指す理想のブログを語っていただきありがとうございます。
あんな風に独自の観点でオリジナリティー溢れるサイト運営をされているりんこさんにとても憧れる気持ちです!
りんこさんの目指しているものを私も一閲覧者としてぜひ一緒に見てみたいです!

>薄紅天女は一番好きと言いながら内容(頁)がなくてずっと気にしていたのです←お気づきでしたね
薄紅天女が一番お好きとお書きになっておられたので、どんなページになるかすごく気になっていました。
個人的にも薄紅天女は簡単に通り過ぎることができない作品です。

>暦と人物相関図(紹介?)をうまく作れるかどうかわかりませんが、じわじわやっていきたいと思います
今からすでに机に挟むためのスペースを空けて待機しております。
完璧です。

>拍手とコメントありがとうございました
こちらこそありがとうございます!
いつもりんこさんの一言コメントが待ち遠しい気持ちになってしまっています。
今後も好きなものに全力投球のサイト運営になると思いますが、よろしければぜひお付き合いください。
コメントと拍手をありがとうございました!!
一昨日2連パチをくださった方、本日10連パチをくださった方もありがとうございます!!
「サラシナ」をご存知のお方だったのでしょうか?
情熱受け取りました!!!フォウ!!


児童書「サラシナ」読了いたしました。
りんこさんのブログの薄紅天女のページで紹介されていたので、速攻購入しました!
薄紅天女と同じく更級日記の「竹芝伝説」が題材になった内容でした。
不破麻呂という名前はずっと何かどこかで見たような・・・と思っていて思い出しました。
薄紅天女にハマったばかりのころに竹芝伝説や奈良時代の武蔵国について調べていた時に、確か武蔵国の国造として出てきていた人物でした。
竹芝伝説はこの不破麻呂を含めて何代かの人が功を挙げたことを、一代に圧縮して伝説化したものではないか・・・みたいな説明だったと思います。
また、総武の元になっている?と思われる武総という人物は、系図上はこの不破麻呂の孫にあたる人物となっています。
というわけで、「サラシナ」は薄紅天女の世界より約百年くらい遡った時代が舞台でした。
もともと薄紅天女の方が「竹芝伝説」と時代をずらして書かれたと確かあとがきで荻原先生が書いておられましたね。

「サラシナ」はいろいろ歴史上の人物の名前が出てきて、その部分でもとても楽しかったです。
特に万葉歌人の紀郎女が結構たくさん出てきてくれてとても嬉しかったです!
「年下の天才詩人」と付き合っているところにも触れられていて、本編と全く関係ないのに私はもう!もう!(落ち着いて)
当時の人々の家持さんへの評価が本当に「天才詩人」だったかどうかはちょっと微妙なところかもしれませんが、私は家持さんが褒められていたのでもう何もいうことはない。
ありがとう「サラシナ」。

・・・本編と関係ない内容で盛り上がっててスミマセン。
本編も楽しく読めました。
サキちゃんも竹姫も可愛かったです。
不破麻呂も出てきたしょっぱなからいい男っぷりを遺憾なく発揮していました。
素晴らしい。

ずっと読みながら、私はてっきりその時代に存在する「竹姫」という人物に現代人のサキちゃんが不思議なひょうたんの力でのり移っている(魂が入り込んでいる?)のかと思っていたのですが、最後まさか竹姫という存在自体がひょうたんが全部作り上げたものだったとは思いませんでした。・・・ていう解釈で合っているのでしょうか?ここも自信がありません。
まあストーリーを追う上ではあまり大きな問題ではないかもしれませんが。
ひょうたんは一体何のためにサキちゃんをあの時代に送ったのか。
ひょうたんは一体何がしたかったのか。
そもそもひょうたんは一体なんなのか。
こういういくつもの疑問が妄想補完という危険な遊びへ私を誘います。
今日一日妄想と現実の境目で非常にスリリングな時間を過ごしました。
まったくなんということか!(日常です)

読み方によってはたぶんまったく別の受け取り方をするお話だと思います。
竹姫の解釈についても、私の解釈とは別の解釈も大いにあり得ると思います。
私はとても楽しめました!(いろんな意味で)
おススメです!