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最近

最近日記にネタを書いていないなぁと気付きました。
古代史的にも薄紅的にもそれ以外にも毎日滾っていて相変わらず楽しく過ごしています。
この間もまた出雲に行って初期の頃の四隅突出型墳丘墓の成立に焦点を当てた講演で、かなり新しい視点の話を聞きました。
それによると、古代でも初期の頃の王様は超人間的な存在で自然にも影響を与える力がある(ということにされている)存在で、それは王様本人の徳とか体調とかに左右されるもので、王様が死んでしまうと生前の力を制御することが出来なくなるので、王様が生前偉大であればあるほどその遺体は危険なものになるので、頑丈に閉じ込めておかなければならなかったのがそもそもの大型墳丘墓が作られ始めたきっかけではないか、とかいう説を説明されてふおおおおおおおおおおおお!(興奮)ってなったりしてました。
私はもともと大型墳丘墓はお墓というよりは対外的に力を見せ付けるためのパフォーマンスというイメージで捉えていたので、王様の遺体(危険)を閉じ込めるという説はかなりびっくりの話でした。
まぁ大型墳丘墓の存在意義は一つではなく複合的なものがあるだろうし、時代によって様々に変化していったとも思えるので、これはこれでかなりありかもしれないと思いました。
色んな視点で見ることが出来てとても面白いです!

・・・いつも以上に説明が適当になっててスミマセン。
あ、一応念のため書き加えておきますが、四隅突出型墳丘墓は弥生時代中期?後期のお墓です。
このあと古墳時代に出てくる前方後円墳などに代表される古墳群とのかかわりはまだ分かりませんが、何かしらの影響は与え合っているんじゃないかな、と私は疑っています。