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日向神話~海幸彦と山幸彦~前置き

海幸彦と山幸彦のお話が始まります!
イエーイ!!(毎回ノリノリでスミマセン)

今回この二人の話は少し長いので、ところどころあらすじで本文を省略しつつ、やっぱり拘りたいところは本文を載せながら進んでいきたいと思います。
よろしくお願いします。

とりあえず、このお話の概略は以下の通り。
①海幸彦と山幸彦の仲違い
②山幸彦の綿津見(わたつみ)の宮訪問
③海幸彦の服従

この中ではが一番長くなりそうです。
綿津見(わたつみ)とはその名の通り海神(わだつみ)のことです。
空色勾玉に出てくる「わだつみの神」を思い浮かべていただくといいと思います。
『孤立無援な若い神に、激励の辞を送る』
『わしは青海原の大わだつみの常波の、底なるところに住まう者』
『わしはすでに輝の支配も、闇の支配もとどかぬ彼方あるからじゃ。その意味では、そなたにもっとも近い者であるともいえる』
『わしも孤独であるがゆえに、孤独のそなたに激励を送るのじゃ』

どれも大変印象的な台詞です。
空色勾玉は「輝」と「闇」の対立が一つの軸になっていますが、世界観自体は決して「輝」と「闇」だけの二元論ではなく、それ以外の立場の存在もにおわせる非常に広い視野を持っている作品ですね。
そんな中でも、この「わだつみの神」は際立て目立っているとても不思議な存在です。
そのイメージが今回の話で少しでも掴めればいいなぁと思っています。

それでは、次から「海幸彦と山幸彦」の話を始めたいと思います。

Comment

Mikayasi

兼倉さんのテンション、好きです!好きなことって、興奮しちゃいますよね。私は勾玉三部作読みながら、時々「キャ〜!」と叫んで、家族に睨まれています(笑)

  • 2019/12/11 11:45
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兼倉(管理人)

今読み返してみると、7年前の自分がどれほど浮かれていたか如実に伝わってきて、7年後の私はちょっと恥ずかしい気分です!
7年前の私よかったね、好きって言ってもらえているよ!
でも最近の自分の発言を見返してみても、あまり変わっていない気もしますね。
不思議ですね(成長とは…?)
7年経っても変われないのならもうこのまま死ぬまで変わらないのかもしれません。
私もMikayasiさんのように好きなものに「キャ〜!」と叫ぶ楽しい人生を歩んでいこうと思います!

  • 2019/12/11 18:06
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