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お返事です・その211&たくさんありがとうございます!

秋万葉を探していたらこんな、銀金を髣髴とさせるような歌が!

春日野の 萩し散りなば
   朝東風の 風にたぐひて ここに散り来ね


私はまだ5巻の始めの方までしか読んでませんが、これは春日野(佐保)に憧れる真秀のための歌かと思いましたよ。
訳は載せるまでもなくそのまま伝わってくる歌ですね。(念のため訳:春日野で咲きにおう萩よ、もし散るなら、朝東風に乗ってここに散りにきておくれ)
実際はこれを含む5つの歌が、「萩が咲いてほしい」→「萩が満開になった」→「散るならここまで来てほしい(この歌)」→「萩が散るのを惜しむ」→「すっかり散ってしまった萩」という萩が咲いてから散るまでを詠う歌の中のひとつです。
万葉集の歌に詠まれた花はたくさんありますが、最も多く詠まれたのがこの「萩」です。
万葉時代はあの小さくて可愛らしい花が愛されていたのでしょうね。
ちなみに、万葉集好きの私にとっては佐保といえば、佐保の大納言などの由来にもなっているとおり、大伴一族の本拠地というイメージで、位置も「都(平城京)のすぐ近く」という覚え方でした。
古事記中巻のサホビコ・サホビメの話は知っていたんですが、銀金を読むまであまり注目してなかったんです。
今は逆に佐保=銀金!というイメージになりました。

Rieさま

ようこそお越しくださいましたRieさま!!
お待ちしておりました!!
これをどうぞ・・・つ[コーヒー]<コーヒーは個人的にはちょっと苦手なのですが、会社にたくさん届けられてコーヒー好きの人がおいしいといっていたので。

>>はみ王のふともも
>強烈な蹴りを繰り出しそうな足ですね! 鍛え上げられているセクスィーさが溢れています!!


筋肉美です!
野生の美しさです!
肉食系のにおいがします!
ちょっと注目しておきたいと思います!(自重できなくてスミマセン!)

>真若王はできのいい兄を持って少しだけ気の毒です。痛みを知って大人になったらいい男になると思うのですが。しかし傲慢さが彼を魅力的にしているのかもしれないとも思います。

傲慢さが魅力!確かにそうかもしれません!
ただのイイ男よりは、今のままのちょっと気の毒な傲慢さを持った真若王の方が彼らしい気がしてきました!
年をとっても丸くならずに、今のまま突っ走ってほしいと思います。

>>一説に、恋人同士の呼びかけで「妹」「背」という言い回しは歌独特のもので、日常会話で使う人はいなかったのではないかという人もいます。
>そんな説が! とても興味深いです。
>当時の人たちがどんな風に語らっていたのか、とても気になります。


私もとても気になります。
万葉集はそんな私の欲求を満たしてくれる最高の史料です。
万葉集だけではもちろん十分ではありませんが、来年あたり少し本腰を入れて万葉集に取り組みたいと思っておりますので、よろしければお付き合いくださいませ。

>お忙しいことと思いますが、日向神話語り、とても楽しみにしています!

ありがとうございます!
そのお言葉に勇気をもらっています!
正直もうほとんどの人が期待していらっしゃらないと思いますが、日向神話を語りきらなければ次に進めないくらいの気持ちがあるので、全力で語りきりたいと思います!

コメントありがとうございました!!
Rieさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
24日の21時台(8連パチ!)と25日の14時台(2連パチ!)と19時台(10連パチ!)と21時台(10連パチ!)22時台に拍手を下さった方々ありがとうございます!!
たくさんの拍手にびっくりしました!
まさかとは思いますが、日向神話への期待の拍手でしょうか!?
ま、まさか・・・!(抑えきれない喜び)
日向神話語りたいです!
早く仕事終わらせて趣味に全力投球したいです!
猿田毘古が溺れたままになっててちょっと早く何とかしなくてはと思ってます!
拍手ありがとうございました!!

お返事です・その210&ありがとうございます!!

今月で何とか仕事にけりをつけて、途中になっている日向神話に取り掛かりたい気持ちです。
頑張ります。

Rieさま

ようこそお越しくださいましたRieさま!!
お待ちしておりました!!
これをどうぞ・・・[ドライメロン]<会社で現場のおばちゃんがドライフルーツの詰め合わせをくれました。ドライフルーツ大好きなので嬉しかったです!

>はみ王出てきましたか!(はみをひらがなにすると可愛くなる!)これからますますヒートアップしていきますね!!

はみ王ってひらがなだとホントにかわいいですね!
はみ王のカラーイラストの太ももが気になってしょうがない汚れた大人の私です!ごめんなさい!
あの太ももは大変よろしくないですね!どっきどきです!フォウ!

>まわか王、私も好きです。強引なところとか。
>真秀を手に入れていたら、案外彼女の尻にしかれそうです。(知らぬうちに)


確実に尻にしかれているに一票です!
真若王のジレンマが切ないです。
10代のころに読んでいたら真若王は嫌な奴としか思わなかったかもしれませんが、大人になった今だと彼のいろんなしがらみや兄に対する劣等感などに同情せずにはいられません。
いろんなしがらみを捨てればもっと楽に生きられるのに・・・と思います。
真若王がいつか心を許せる相手に出会えることを祈っています。

>万葉集 秋の歌! さっそくご紹介くださりありがとうございます!! 「あの人かもしれない」というドキッと感が伝わってきます。歌の中に情景と心情をぐっと詰め込んだ歌は、ほんとうにすごいなあと思います。

少ない言葉だからこそ、そこに込められた思いが凝縮されている気がします。
万葉集の歌は、当時の人々の思いを閉じ込めていてとても興味深いです。
しかし、歌は歌で、「特別」なものという気もします。
日常会話はきっともっと別の言葉を使っていたのでは・・・とか思っています。
今のJ-POPの言葉も、日常会話では絶対使わないような言葉や言い回しを使っていますし。
一説に、恋人同士の呼びかけで「妹」「背」という言い回しは歌独特のもので、日常会話で使う人はいなかったのではないかという人もいます。
まだまだ奥が深いです、万葉時代。

>これを機に、万葉集を読み込んでみたいと思っています!

フォオオオオオオオオオ!!!!!!!
ぜひ!ぜひよろしくお願いします!
万葉集のエキスを注入されたRieさまの創作は一体どんな輝きを放つのかとても楽しみです!

コメントありがとうございました!!
Rieさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
9時台に2連パチをくださった方ありがとうございます!!
万葉集の話への拍手でしょうか?
万葉集は最近あまり語ってませんが、いまだにサークルに参加したり講座に聴講に出かけたりと熱く萌え滾っております!!
これからもこそこそ語ってまいりますので、何卒よろしくお願いします!
拍手ありがとうございました!!

お返事です・その209&ありがとうございます!

Rieさまが万葉がらみの創作を考えていらっしゃると知って俄然万葉テンションが上がる兼倉です。
秋万葉で萌える歌はたくさんありまくりなのですが、やはり最も有名どころは下の歌かと思われます。

なかなか会いにきてくれない夫を思って作った歌。

君待つと 我が恋ひ居れば
  我がやどの すだれ動かし 秋の風吹く


――あの方のおいでを待って恋い焦がれていると、折しも家の戸口のすだれをさやさやと動かして秋の風が吹く。

万葉集では額田王が天智天皇を思って詠んだ歌と題詞が付けられていますが、おそらくは仮託だっただろうというのが一般的な説のようです。
仮託とは、今でいえば二次創作のようなもので、今回の歌でいえば額田王と天智天皇と大海皇子の三角関係に思いを馳せて、後の世の人が詠んだ歌だろうということです。
しかしそんな裏話はどうでもいいくらい秀逸な歌だと思います。
来てくれないかな、来てほしいな、と思っていたら秋の風が吹いてすだれをさやさやと動かした。
一瞬、想い人が訪れてくれたのかと思った。
そんな歌です。
さらにこの歌には続きがあります。

風をだに 恋ふるは羨(とも)し
  風をだに 来むとし待たば 何か嘆かむ 


――ああ秋の風、その風の音にさえ恋心がゆさぶられるとは羨ましいこと。風にさえ胸ときめかして、もしやおいでかと待つことができるのなら、何を嘆くことがありましょう。

万葉集の題詞では、始めの歌を詠った額田王の姉の鏡王女が詠った歌とされています。
鏡王女は天智天皇の妻だったのですが、後に大化の改新で功績のあった中臣鎌足に褒美として与えられています。
そういうわけで、妹が「秋の風に夫(天智天皇)が訪れてくれたかも、と思えること自体が幸せなのよ、私はもう期待することさえできないのだから」、という意味で詠っているわけですね。
まったくもって秀逸ですね!
始めにも書いたとおり、当人たちが本当に詠った歌ではなく、後の世の人がこの二人に仮託して創作した歌というのが説としては主流なわけですが、では創作した人は一体誰だったのかというのが気になるところです。
もっとも説として有力なのは、あの万葉集最高の大歌人「柿本人麻呂」ということになっております。
人麻呂はもう・・・ね。
万葉集をやったら避けては通れないお方ですね。
万葉集はいろんな歌人がいろんな味のある歌を詠んでいるわけで、それぞれにいろんな思いがこめられていて楽しいわけなんですが、人麻呂は別です。
人麻呂は、すごい。
もう、ホントすごい。
何がすごいって、その歌に込められた力が他とは雲泥の差です。
私は歌の解釈とか趣とかまったく分っていないど素人ですが、そんなど素人でも物凄い衝撃を受けずにはいられない。
玄人とか素人とか、人麻呂の凄さを理解するのには些細な差です。
いつかきちんと語りたいと思っています。
どこまで語れるのか・・・。
人麻呂の歌は、とにかく最後の一句が最も力を持っていると思っています。
何か創作的な刺激がほしいときは人麻呂の歌を漁っていたりしたこともありました。
とにかく訴えかけてくるパワーがすごいです。
いつの日かまた・・・。
あ、ちなみに秋の歌は万葉集第十巻に四季それぞれの歌を載せている中で「秋の雑歌」としてまとめて載ってます。
秋に託したいろんな人たちの悲喜こもごもが楽しくも切ない歌群です。

琴さま

ようこそお越しくださいました琴さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[そば茶]<大分気温が上がってきましたが、まだ朝夕は肌寒い因幡です

>萩野さまの考察を読ませていただきました。
>もう素晴らしいの一言です。
>教科書抜粋部分だけであれだけの考察ができることが本当に素晴らしいです。
>私は国語は好きでしたが、決して得意ではありませんでした。特に現代文は苦手意識があったかもしれません。
>自分だと感じることのできない世界を教えていただけて、とても嬉しかったです。
>ネットではこういう楽しさもあるのだと知った出来事でもありました。


国語が得意な人の凄さをまざまざと見せ付けられた気がします。
これでも私も学生時代よりは多少マシになったつもりでいたんですが、本物を目の当たりにして純粋に適わないなと思いました。(当たり前か)
本当に得意な人は根っこのところから何かが違う気がします。
まったく鮮やかの一言ですね。
国語が得意な友達に「兼さんは、主人公の気持ちじゃなくて、自分に投影して考えてしまうからいけないんだよ」と言われたんですが、それでも毎回私は「私がこの人の立場だったら・・・」という考え方でしか読むことができず、結局今に至るまでこんな状態です。
一度国語が得意な人の頭の中を覗いてみたいものです(笑)

>群馬では、「県内に住んでいながら自家用車で通学する」というのはありです。

そうだったんですか!
よく知らずに勝手なことを書いてしまってスミマセンでした・・・!
鳥取県や島根県も交通機関はすさまじく脆弱ですが(言うまでもないと思いますが)、大学には車で向かっても近くのスーパーの駐車場や有料駐車場(定期券)に停めて通学していたと聞いていたので、基本的に大学には学生用の駐車場はないものとばかり思っていました。
ちなみに私の通っていた埼玉の大学は学生が自家用車で通学すること自体が禁止されていました。
地域によって全然違うんですね・・・。

>出かける=自動車という方式が成立しているため、どんなに近いところにも車で出かけるという方が多いです。

鳥取県もそんな感じです(笑)
就職するのも普通車免許が必須です。
駅周辺は駐車場がないので、お店はどんどん寂れていってます。
逆に大きな道路に面していて駐車場も完備されている場所は駅がなくても繁栄しているみたいです。
どんどん駅の意味がなくなってきています。
本当に悪循環ですよねこういうところは・・・。

>私も自動車メーカーの力関係はわかりませんが、スバルの車は群馬で製造しているので、群馬県内ではスバル車はよく見ますよー。
>かくいう我が家もスバル車好きなのですが・・・。


スバルは今だにてんとう虫のイメージです!
あのフォルムがかわいいと思います。
私も弟が車屋だというのに車のことはほとんど分りません・・・。
走っている車を見ても名前などまったく分りません。
車オンチすぎて弟に呆れられる姉です。
みんなどうしてあんなに車の名前に詳しいのか・・・魚の名前だったら負けないのに!(魚屋なので)

>富岡製糸場もご存知でしたか!
>世界遺産登録を目指して頑張っておりますので、どうか応援をよろしくお願いいたします!!


世界遺産!すばらしいです!
全力で応援します!
群馬に行ったら富岡製糸場の見学に行きますね!
そういえば群馬出身の奥さんをもつ同僚に「ガトーフェスタ・ハラダ」のラスクをお願いしておきました!
今から盆明けが楽しみです!

コメントありがとうございました!!
琴さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!

23日の18時台に拍手を下さった方ありがとうございます!
萩野さまへの拍手でしょうか!
国語の読み解きは本当に難しいながら、それを鮮やかに目の前に見せ付けられるとホントに感動してしまいます。
この感動を誰かと分かち合えるのもまたとても楽しいです!
今後ともよろしくお願いします!
拍手ありがとうございました!

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