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いいねの数とか関係なく好きなだけ勾玉シリーズについて語る

Twitterで語ったものを再録しておきます。
「いいねの数とか関係なく好きなだけ勾玉シリーズについて語る」

1.勾玉シリーズとの出会いは?
友達が再放送で見たレッドクリフを絶賛していたので見る
→三国志熱が再燃して昔好きだった三国志少女小説を読む
→同作者さんの日本神話同人誌を見つける
→和風ファンタジーが読みたくてたまらなくなる
→個人サイトさんの紹介欄を巡回していて勾玉三部作の存在を知る
→新書版三部作をまとめて購入する
→昼食時間削ってしまうほど空色勾玉にのめりこむ
→薄紅読み終わるころには室内が古代関係の書籍であふれかえる
→薄紅の創作参考のため当時書かれた古事記を読む
→たまたま参加した古事記講座で万葉集サークルのおじいちゃんに誘われる
→万葉集にハマる
→勾玉三部作の世界の深さに飲み込まれる


2.空色勾玉で好きなキャラ
科戸王、乙彦、鳥彦、伊吹王、稚羽矢、明星、わだつみの神、狭也


3.白鳥異伝で好きなキャラ
角鹿、扶鋤、今盾、宿流のじっちゃん、小倶那、遠子、宿禰、七掬、宿流ファンの女子たちの溌溂さ、宿流、赤子岩姫の将来性


4.薄紅天女で好きなキャラ
茂里、阿高、苑上、藤太、千種、茂里、牧監の田島、ちびクロ、田村麻呂、無空、無空に出会った茂里、やっとつらかったことを言えた茂里、無空と旅立った後竹芝を懐かしく思い出す茂里、無空と難しいことを少年の無邪気な顔で語る茂里、無空と別れて唐に残る茂里、一人になる茂里、もう全ての茂里

初読時からずっと茂里へ巨大感情拗らせすぎてて逆に語れないジレンマ抱えているので、みなさん茂里のこと思いついたときにちょっと語ってください。それで助かる命があるので


5.好きな動物キャラ
狼(山犬)への飽くなき夢を抱えて生きていますが、わだつみの神(おそらく和邇鮫)への興奮で心拍数倍になります


6.勾玉、どの色が好き?
嬰です


7.好きな神様っています?
古事記の神様なら圧倒的「久延毘古(くえびこ)神」です。知恵の国つ神です。案山子の神様なのでどこにもいけないのに、世界のすべてを知っていると書かれています。こんなの書かれてたらオタク惚れずにいられないだろ???

三部作内なら大蛇です。理由は格好いいからです。ヲロチ最高です。石見神楽の八岐大蛇でみんな頭ぶっ叩かれて大蛇に落ちればいいのに……!いや、落ちてください私と一緒に!!!

輝の大御神もいいですよね……妻への巨大拗らせ感情……大好きだなぁ……かねを


8.住みたいor行きたい場所は?
今住んでいるところが私に合ってると思ってはいますが、それを無視すれば、やっぱり奈良は憧れます。あとは青森(三内丸山遺跡が楽しかったので)、群馬(かみつけの博物館が楽しかったので)、南九州(隼人に巨大な夢を見ているので)、佐賀(吉野ヶ里遺跡が楽しかったので)、石見地方(神楽がいっぱい楽しめるので)

物語の中に入るなら、という視点なら、ちょっと蝦夷の里にはいってみたいですね。アイヌへの憧れもあるので。そういう意味では北海道も行きたいです。


9.キャラに聞いてみたいことある?
茂里へ
ちゃんと寝てますか?
ご飯はお腹いっぱい食べてますか?
無空と楽しく過ごしていますか?
知りたいことは知れましたか?
もっと知りたいことが増えましたか?
今日もワクワクしていますか?

全部知りたい。あますことなく。


10.好きな台詞をどうぞ!
高野上「この子はわたしと同じように、遠くまで行く活力があるよ」
角鹿「この次はもう少し危なくないところを歩きましょう」
乙彦「土ぐもといっても、もとは同じ豊葦原の中つ国の民人だぞ」
小倶那「遠子の傷だったのに」
茂里「けっこう、それでつらかった」
科戸王「わたしだ」
阿高「おれは、なぜあいつらの一人ではいられないんだ」
苑上「忘れないわ」
茂里「おれも(故郷を捨てることを後悔)しないよ」

まだいっぱいありますが、終わらないので次にいきます。


11.好きなシーンをどうぞ!
めちゃくちゃたくさんありますが、今日は角鹿と遠子&象子の別れのシーンです。
ずっと胸に突き刺さってます。
ありがとう角鹿、その優しさで永遠に癒えない傷をくれて。
私は今日もその傷を大事に撫ぜて生きているよ


12.好きなカップルは?
あたその&とうちぐです。
いろいろなご意見があるかもしれませんが、この表記を私は検索除けの意味も込めて使っているのでどうか許してください。
今もやっぱり二次創作は黒寄りのグレー(黒)という気持ちがあるので



13.カップル以外で好きなペアなどいれば
基本的には人と人外のペアが好きです。
稚羽矢&明星とか
科戸王&鳥彦(烏)とか
小倶那&大蛇とか
阿高&ちびクロとか
苑上&阿高(馬)とか
……あ、あと稚羽矢&わだつみの神とか(どっちも人外ですが)

よく見たら初っ端から人外と人外じゃないか(まあいいか)


14.照日のおんかた、月代のおんかた、使えるならどっち?
月代王一択です!!!!!!!!
だって月代王の采女になったら科戸王の「わたしだ」のシーンに立ち会える可能性があるんですよ!!!!!!!!
絶対当日のシフト勝ち取って見せます!
廊下の隅でもいいので!!!!!!!!


15.御統があったらしたいこと
夜中にこっそり空を飛びたいですね。
バレたらまずいのでこっそりです。
今まで見た夢の中で空を飛ぶ夢が一番爽快だったんです。忘れられないんですよね。


16.阿高はいつ決めたと思う?
その瞬間を追求するために過去22本も伊勢阿高を書きました(未発表含む)が、無限の可能性をこれからも追求していきたいですね。
今の私の中では少なくとも賀美野が来る前にはすでに決めていたんじゃないかとは思ってます、嫁盗りの話を披露してるので


17.風神秘抄・あまねく神竜住まう国についてもなにかあれば
坂東の男はそうじゃないことを早く教えてくれよ!!!!!!!
あとあまねく~であんまりにも草十が糸世に甲斐甲斐しいから妊娠してるのかと思ったよ!!!!!!!


18.ここまでで語りきれなかったけど好きなキャラ
科戸王、茂里、角鹿は考える度に多分一生語り切れないほどの様々な感情を掻き立てられます。
阿高についてはブログでかなり語りましたが満足してません。
宿禰の底なしの業を昨日知り興奮してます。
あとやっぱり輝の大御神の妻への巨大拗らせ感情イイのでは……!?

語る度に語りきれないことが増えます。不思議ですね。でも幸せです。

19.一番好きな作品は?
やっぱり出会いの空色勾玉かなぁ。
第一印象って本当にその後も大きく影響していくものだと思うので。


20.なにかひとこと!
めちゃくちゃ楽しく解答させていただきました。
なかのさん、素敵なきっかけをありがとうございました!!
あと、みなさん、茂里について語ると命が助かるアカウントがあります!よろしくお願いします!




拍手が定期的に押されている事実に驚きます。
ロボットかもしれませんが、そうじゃないかもしれないので、勝手に喜ばせていただきます。
ありがとうございます。
まだ楽しくてたまりません。
今年はまさかの勾玉オンリーイベントが開催されて、さらにはツイッター上で長期間にわたりたくさんの人たちが勾玉関連の投稿をされていて、本当に感動しました。
こんな日が来るなんて夢みたいです。
生きててよかった。
ぴっころさんをはじめとして、関係者の方々に心から感謝申し上げます。
来年の科戸王アンソロジーのために私は絶対に生きようと強く決心しました。
生きてたらいいことがあるって本当なんですね……!
これからも細々とでもこのサイトとともに生きていこうと思います!

『あいつらの一人』と阿高

お久しぶりです。
唐突ですが、このサイトは2010年11月22日に開設いたしました。
つまり、一昨日が誕生日だったわけです。
・・・過ぎてしまった、二日も!
いい夫婦の日でもあるし、本当は22日限定で何かできたらいいなと思っていたんですが、まったくできないまま終わっていきました・・・無常。
今年は荻原規子先生デビュー30周年の節目の年でもあるので、この波に何とか乗っていきたい、隅っこでもいいから!
と、いうわけで、とりあえず最近考えている薄紅天女妄想語りを投稿しておきます。


最近私がとても楽しく考えているのは、苑上が竹芝に住むようになって数年~数十年くらい経った頃にポツリと

「阿高は今、『あいつらの一人』にもどれて、幸せですか」

と訊いたら何と答えるだろうということです。(苑上はそんなこと訊かないかもしれませんが)
『あいつらの一人』というのはもちろん阿高が藤太の怪我と千種の名前を呼んだ一件でショックを受けて雨の中

「おれは、なぜあいつらの一人ではいられないんだ」

と言ったシーンを受けてのことです。
苑上はこの時の阿高を、望みをなくし、自分をすり減らしているように感じていました。
竹芝にもどってきたことで、苑上から見れば阿高はあの時なくした望みを再び手にできたように思える(茂里はもどってないのかもしれないけれど)ので、ある日朗らかに笑う夫を見ていて、ふと、あの時泣いていた顔を思い出して何の気なしに訊いてみたりする・・・かも?(しないかも)

・・・いや、正直に言おう。
私が訊きたい!(知ってた)

あくまでもmy設定ですが、あのセリフは逆に彼らの一人ではない自分を自覚していたからこそ出てきたのではないかと思っています。
藤太や広梨ならこんな言葉は絶対出てこない気がします(「こんな力いらない。昔のおれにもどしてくれ」くらいかな)。
「あいつらの一人」である自分を強く意識して、そうではない部分を阿高自身が排除して生きていたことを感じさせるセリフ。
普通は、逆ですよね。
自分を自分たらしめているものは何かを探しながら生きていくのが人だと思います。
性格診断のサイトが流行ったり、適性診断が大学の職安で行われていたり、自分探しの旅に出る人がいたり、多かれ少なかれ一度は自分の個性について向き合ったことが誰しもあるはずです。
でも阿高は逆に没個性を望んでいて、「あいつらの一人」ではない自分を必死に見ないようにしていました。

「おれは、なぜあいつらの一人ではいられないんだ」

このセリフを言った阿高は、間違いなく「あいつらの一人」ではない阿高ですね。
そしてそのセリフを聞いていたのは同じく「あいつらの一人」ではない苑上でした。
・・・ここが、熱い!(ハイハイ)
苑上の前では「あいつらの一人」ではない自分を出せた!
そして、人ですらなくなった阿高を苑上は追いかけてきてくれて、「あなたは物の怪ではなかったわ。大切なものを持っているもの。そのために心を痛めているもの」と言ってくれた!
阿高はそんな苑上に「おれが少しは物の怪と違うものになれるとしたら、おまえがいてくれたせいだ」と返す!
・・・なんだこの最高の展開は。
おっとつい浸ってしまいました。
阿高はずっと「あいつらの一人」ではない部分を否定的に考えていたはずですが、ここで苑上に肯定的に受け入れてもらえたのはとても大きなことですね。
自分の中に、自分自身が否定的に考える部分を持ったまま生きるのは辛いことです。
だってやっぱりそれも自分なので。
苑上はそんな阿高の否定的な部分を初めて肯定的にとらえてくれた人でした。
これがもっと阿高が幼いころにあったことなら、それは単なるきっかけで、阿高はその後人間的に幅広く真っ直ぐに育っていったのかもしれませんが、阿高はある程度成長するまでこの少し歪んだ感覚を持ち続けていたので、もはやそういう部分も含めて阿高の個性となってしまっていると思うのです。
何が言いたいかというと、この否定的な部分を今後も受け入れていくためには、苑上が必要!なんじゃないかな・・・(弱腰)

というわけで、はじめの部分に戻りますが、結論として

「阿高は今、『あいつらの一人』にもどれて、幸せですか」

という問いには、阿高は『あいつらの一人』ではもうなく、今確かに幸せだけれど、それは『あいつらの一人』にもどったからじゃなくて、あいつらと一緒に苑上がいてくれるからなんだよ、ということを苑上に伝えたいんですね、私が
SSにしようかとも思ったんですが、阿高がこのあたりをちゃんと説明してくれなさそうだったので私が勝手に暑苦しく語ったのでした(いらないお世話ですね、ハイ)。

私は相変わらずほとんど毎日薄紅天女やらそれに付属するあれやこれやを楽しく妄想しています。
私が毎日楽しく生きるきっかけを下さった荻原先生に篤く御礼申し上げるとともに、デビュー30周年を心よりお祝い申し上げます。


末尾になりましたが、先日拍手より驚異の11連パチを下さったお方ありがとうございます!
何の更新も出来ていないのに、単パチや2連パチを下さる方がちらほらいて下さって本当にありがたいです!!
今後もこんな感じで何の動きもないと思いきや、思い出したように熱く語り出すと思いますので、気が向いたときに覗いてやっていただけると嬉しいです。
またのお越しを心よりお待ちしております。


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荻原規子バトン

ネットでの知り合いの方からバトンというのを頂くのは人生初めてです。
いろんなサイト様でバトンなどのやり取りを見ていて「羨ましいなぁ」と思っていました。
まさか私がこの栄誉にあずかる日がこようとは!フォオオオオウ!(落ち着いて)
ということで、全力で回答させて頂きます!
因みにサイトを持っておられない方でもやってみたいと思われた方は、拍手の方から送っていただけましたら私がここで公開させて頂きます。
公開は嫌だけど、回答だけはしてみたい!という方は「引用不可」のチェックを入れて頂いたら、私が一人でこっそり喜びます。

それではいきます!


◇荻原ファン歴どのくらいですか?
出会いは2009年7月下旬でした。
もともと前年にレッドクリフが公開されたことにより高校時代に読んでいた三国志の小説が懐かしくなって引っ張り出していたことが歴史熱への引火の要因でした。
読み返しながら「やっぱりいいなぁ!!」となっていましたが、しばらくしたら手元にあるものだけでは満足できなくなりました。
時をおかず東京や大阪に行くたびに、まん○らけなどでこの作者さんの過去作品や関連作品などあさったわけですが、その中に弥生時代と神話を融合させたような話(いわゆる和風ファンタジーなんですが)の本があったのです。
もともと好きな作家さんだったこともあり、読み終わったときにはこの時代と神話への萌えが爆発しました。
その後似たような作品は無いかと血眼になって探していた時に出会ったのが荻原作品の代表作の一つである「勾玉三部作」でした。



◇1番最初に出会った荻原作品は?
読んだ順番は「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」「風神秘抄」でしたが、勾玉三部作は一気に購入しました(新書で)ので、出会いというなら「勾玉三部作」ということになるかと思います。



◇荻原作品で1番好きな作品は?またその理由は?
本来はここで「薄紅天女」と答えたいのですが、薄紅は創作するうちにいろいろな気持ちが湧きあがり過ぎてただ単に「好き」という言葉では表せない状況となってきました。
そういうわけで、何のてらいもなく好きといえる作品としては「空色勾玉」です。
そもそもこの作品を好きにならなければ、その後に続く作品を読もうとは思いませんでした。
狭也のしなやかな強さ、苦しさに真向かう勇気、稚羽矢や豊葦原への愛情、そして何より荻原先生の神話への慈しみと敬意の念に胸を打たれました。
キャラクターもさることながら、世界観がとても好きです。
神様が身近で、良いものも悪いものもごちゃまぜで、その中でのびのびと生きている空気は、まさしく当時の私が求めていた風景そのもののように感じられました。
また、実はこの当時母方の祖父を亡くして約1年という時期でもありました。
心の中で懐かしむものを無意識に探していたかもしれません。



◇1番好きなキャラクターは誰ですか?またその理由は?
茂里です。
昔からインテリ系に弱いです。
自分がいつも泥臭いことばっかりしかできないからかもしれません。
あと、某空色界の神の影響により科戸王が異常に気になっています。



◇男性キャラでの1番は?
ここでこの質問があるということは、上の質問では人間以外をこたえることも前提に入れられていたのでしょうか。
人間以外だったら明星かちびクロあたりが該当するんですよね?
明星かちびクロ・・・選べませんね・・・。
動物は基本的に結構好きなんですが、実家が動物を飼えない教育方針だったので実際に飼ったことがある動物はカエルかバッタかセミかカブトムシかクワガタか鯉くらいです。
大人になった今なら哺乳類も飼ってみたいですが、別れが辛そうで手を出せません。
そもそも今の状況では世話も満足にできそうにありませんしね^^;
友達の家の猫を触らせてもらうのが好きです。
・・・質問と全然関係ない回答になってしまった!



◇女性キャラでの1番は?
鈴さああああああああん!!!!!
創作していくうちにどんどん深みにハマりました。
狭也も遠子も好きなんですが、思い入れがどうしても鈴さんに傾いてしまいます。
好きというよりも愛着ということになるかもしれません。
・・・は!さっきの質問は「鈴鹿丸」でもよかったのか!?(待て)



◇好きなカップルは?
阿苑か藤千で大変迷いますね。
こちらも正直純粋な「好き」という気持ちでは表現できないくらいの気持ちがあります。
恋愛の形は人それぞれと思うのですが、この二組はそれぞれどんな形なのかといろいろ妄想を巡らせています。
創作する前は明らかに阿苑だったんですが、創作していくうちに藤千への愛情がどんどん膨らんできました。
今ではもう選べないかもしれません。
あと、某空色界の神の影響により「科→さや」が異常に気になっています。



◇好きなセリフは?
「薄紅天女」より高野上の「この子はわたしと同じように、遠くまで行く活力があるよ」
胸にグッときます。
こういってもらった時の鈴さんはどんな思いだったのだろう。
深読みすれば、後の鈴さんの運命も予見しているかのような台詞でもあります。
「空色勾玉」より狭也の「どうしても選ばなくてはならないのなら、言うわ。あたしは、あなたが殺されるのはいやよ。それくらいなら、輝の大御神を殺してほしい」
個人的に稚羽矢が狭也に惚れたのはこの台詞ではないかと思っています。
稚羽矢は恋愛感情とかよく分かってないかもしれませんが、この台詞で彼の中に何か大きな感情が生まれたのは確かではないかと!
後は同じく「空色勾玉」で狭也が土ぐもがどうのと話した時、父である乙彦が「おまえたちはよくそういう言い方をするが、土ぐもといっても、もとは同じ豊葦原の中つ国の民人だぞ」と話していたのも凄く印象に残っています。
これも私の胸を突くような台詞でした。
いがみ合っている者同士の設定であるはずなのに、当の本人たちは(全員でないにしても)こんな考え方をしているのかと。
この作品は、出生によって元から悪いものとか良いものとかそういう考え方ではないのだ、と知りました。
今まで読んできたものには無い感性だと思いました。
さらにもう一つ、「白鳥異伝」から小倶那の「遠子の傷だったのに・・・」とりあえず小倶那さんには私にヤンデレ萌えという新たな境地を教えてくれたことに対して相応の礼を受け取ってもらいたい。後日。
最後に「風神秘抄」から草十郎の「坂東の男はそうじゃないよ。後で教えてやる」どう教えてくれるのか大変気になりますなあああああ!!!!(落ち着け)



◇好きなシーンは?
鈴が(だれがそばにいようと、たとえ藤太のような人がそばにいようと、この人は孤独なのに違いない・・・・・・)と気付いたシーンが凄く好きです!
すでに何度か取り上げているシーンですが、ここは鈴がだれも気付かなかった阿高に唯一気付いた重要なシーンであり、鈴にとって阿高が特別になった瞬間でもあるのではないかと思っています。
この他薄紅天女には思い入れのあるシーンが多すぎてここでは上げきれないのが残念ですが、よく考えたらすでにたくさん語り倒しているので問題ないような気がします。
他作品の好きなシーンは、まず「空色勾玉」から、狭也が宮の池で泳ぐシーン。
ここ、本当に物凄く幻想的ですよね!
稚羽矢との運命の出会いシーンでもあるし、ここだけで何回読み返したことか!
後は、狭也が闇を味方にして宮の中を駆け回るシーン。
鳥彦を探すシーンですが、ここも本当に不思議な美しさを感じるシーンです!大好きです!
個人的にここのBGMはエンヤの「カリビアン・ブルー」です。
PVで見事な青いドレスに身を包んだエンヤが、まさにそれがこのシーンの狭也のイメージで凄くドキドキします。
そして「白鳥異伝」からは、角鹿と遠子の別れのシーンです。
「この次はもう少し危なくないところを歩きましょう。戦が終わったらまたおともさせてもらいますよ」
この台詞には全国の白鳥異伝ファンが涙しましたよね!私は泣いたさ!ああ泣いたさぁ!(落ち着いて)
もしかしたら好きな台詞の方に入れたほうがよかったかもしれませんが、ここは遠子の別れと決意の重要なシーンですので、思い入れもひとしおです。
それから「風神秘抄」から草十郎と鳥彦王の掛け合いもかなり好きです。
友達の気軽さと互いに信頼し合っている深さのバランスがとても見事だと思います。
二連とは違う深さとアッサリ感がとても爽快で大好きです。



◇実写化・アニメ化もしくは漫画化してほしい作品はありますか?
媒体が増えたらその分ファンも増えて創作も増えてくれるのではないかという期待は大いにあります!
しかし、映像や漫画に関して非常に知識が浅く、何を望めばいいのか途方にくれてしまいます。
とりあえず、何かがもし決まったら全力で応援して盛り上がっていきたいと思います。


◇↑してほしいとしたら誰に何の役をやってもらいたいですか?
又は誰に描いてもらいたいですか?

上で書いたとおり、非常に知識が浅いのでなんとも。
ジャパネスクを漫画化してくださった山内直実さんあたりを望むのは高望みしすぎですか・・・?
高校生当時古本屋で全巻購入して読みふけってました。
あ、ちなみに私の中で鈴さんはビビアン・スーの若い頃が非常に理想的だと思っています。
ちょっと身長が高すぎる気もしますが、雰囲気がとても素敵な方なので。



◇最後は荻原規子さんへ応援のメッセージを!
私の人生を180°変えてくださった荻原先生に心から感謝します。
ここでサイトを始めてとても多くの方々と知り合うことができました。
今は古代史を勉強するのが楽しくて仕方ありません。
友達からは「一生ものにできる趣味だね」といわれたこともあります。
本当にそうできたらいいなと思っています。
細々とではありますが、荻原先生のお陰で得えることができた知識や思いを少しずつ還元していくことが最近の目標であり生きがいです。
RDGもとても楽しみです。
お体にお気をつけて、今後も子どもたちを始めたくさんの人たちに夢と希望と楽しみを与えるお仕事をお続けいただけることを心より祈っております。



さて、バトンアンカーでもいいのですが、よければ、「紺屋きぬ」さま、「さわ」さま、「ゆき」さま、「櫻」さま、「ぴっころ」さま、「玖珂鼎」さま、「天城行」さま、「なかの」さま、お暇がございましたらいかがでしょうか?(※強制ではありません。スルーもどうかお気になさらず)
Rieさまもお答えになるとのことで、こちらも凄く楽しみです。



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エムブロ!バトン倉庫
http://mblg.tv/btn/view?id=46945
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終わりましたね。
長すぎるでしょうか。
通常一つのお題でだらだら語るのに慣れているせいか、いろんな質問にテンポよく答えることができませんでした。
無駄話が多すぎるんですよね、今後の反省材料として活かしていけたらと思います。
お読みくださった方、もしいらっしゃったら本当にありがとうございました!!

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