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東北が復興したら

東北が復興した暁にはぜひ東北旅行がしたいと思っています。
というか、本当は今年の春か夏に行こうと思っていました。
そのために旅行資金を貯めたりいろいろ史跡や旅館を調べたりしていました。
去年は青森に行って三内丸山遺跡に感動して、今年は東北制覇するぞ!と思っていました。

まず行こうと思っていたのは何はなくとも宮城の多賀城跡。
それから岩手のアテルイ関連の遺跡や博物館など。
旅館はできれば三陸にとって、世界三大漁場と名高い三陸の海で獲れた海の幸を満喫したい。
福島は越の国との関連もあり、四隅突出型墳丘墓のような形をした墳丘墓があって、これが四隅突出型墳丘墓(と思われる墳丘墓)の最北端です。
そんなこと知ったら福島に興味を持たないわけがない!
こうしてまず東北の太平洋側を制覇して、次は日本海側。
森先生の本で読んだ秋田の埋没家屋(※森先生はあえてこれを別の名称で呼びたいとおっしゃっておられましたが現在手元に本がないので後程調べて修正いたします)関連の遺跡や博物館を回って、有名なハタハタを食べたい。
山形についてはまだいろいろ調べている途中で語れることも少ないのですが、最上川や荒川などの巨大な運河の存在は交通が非常に発達していたであろうことが容易に想像できるので、周辺地域との交易関係でかなり栄えていたはず。
また、東北はかなり早期の段階で古墳文化が到来していることから、畿内との関係も興味深いです。(それには確実にこの運河が使われていたと思います)
そんな空想で浮かれている日々でした。

古代史にハマって以来日本全国さまざまな場所に興味が尽きません。
古代史はただ昔の遺跡を見て楽しむだけではなく、それを作った人々の悲喜交々を想像し、またその人々から今の私たちへの繋がりを感じて、この先の未来をぼんやりと思い描くのが楽しいです。
今が好きだからこそ、今に受け継がれてきたであろう昔が好きで、これから受け継がれていくはずの未来を期待します。
「繋がり」というのが私の中のキーワードです。
別の言葉を使うなら「流れ」とも言い換えられるかもしれません。

国中の人が「繋がり」、様々なものが「流れ」、再びこの国がかつて謳われた「豊葦原千秋長五百秋水穂国(とよあしはらのちあきのながいほあきのみずほのくに)」(※豊かに葦が茂り、秋の実り多い、瑞々しく美しい国)という情景で満たされた国になれるように、今力を尽くしたいと思います。
ちなみに、「蜻蛉洲(あきづしま)」の名前も好きです。
蜻蛉とはトンボの古称です。
トンボは水田が水で満たされる時期に水中で孵化し、夏になると一旦山へ登りますが、秋になって稲穂が実る時期になると降りてきて産卵します。
水田とともに生きている虫なのです。
なので、トンボがたくさんいる土地は水田が広がっている土地であり、国中がトンボで満たされていることは、国中に田が広がっているとても豊かな情景ということになります。
ゆえに、「蜻蛉洲」は美称となります。
昨年10月に青森に行った時も途中の景色の中にはトンボがたくさんいました。
もちろん私の住んでいる地域にもトンボはいますが、こんなに離れた土地にもたくさんトンボが飛び交っているのかと思って胸が熱くなりました。
当時のツイッターの呟きの熱さが尋常じゃない(笑)
三内丸山遺跡にも赤トンボがたくさんいたのでテンションが急上昇して隅の方で一人「トンボのいる遺跡風景」と題した撮影会をやってました。(←不審者)
なお、テンションあがりすぎたためにこのあといろいろあって東北の人たちの優しさに心を打たれました!
東北の人はなんて優しいんだ!好き・・・!(マテ)

これからやってくる苦難を必ず乗り越えて、また共に笑いあえる日を目指して頑張ります!

無駄に当時のアホ(笑)ツイート↓
青森なう!青森なう!

はやて1号乗車中。一路八戸を目指して快調に飛ばしております!

青森なう!青森なう!(大興奮)

延々続く田畑と山の原風景…日本の田舎は北も南も同じようなものなんだな…と思いつつ、これが弥生時代ならこの風景は物凄く開かれた豊かな土地の風景だよね!と一人心が古代に飛んで大興奮

たんぼにたくさん飛んでる赤とんぼは豊かな土地の証!だから豊秋津洲(とよあきづしま)(秋津=トンボの古語)(=トンボがたくさんいる土地=たんぼがたくさんある土地)は日本の古い美称の一つなんだよねまさに今その風景が目の前にあるね!と興奮が抑えられない

そんなこんなで次の停車駅はついに青森駅なう

神社を見つけて断腸の思いで次の予定を1時間ずらして神社堪能

そんなこんなで1時間遅れでバス乗車。これから三内丸山遺跡。日本最大の縄文時代の集落遺跡。テンション上がりすぎて無表情を装えなくなってきた。でも表向きはあくまでもクールに。え、三内丸山遺跡?別に?みたいな顔で

青森は意外と暑かった。コートを持っていこうか出発直前まで迷ったけど、荷物になるのが嫌で結局止めたんだよね。良かった!念のため貼るホッカイロは持ってきたんだけどこの分じゃいらなそうだ。

あー…目の前でバスを乗り過ごしたおばちゃんがめっちゃ唖然とした顔してたー…

着いたー!!!!!!

楽しすぎて2周もしてしまう浮かれっぷり

あれもこれも写真や映像で見てたものそのままに実物が目の前にある感動をどう表現すればいいのか

デジカメは電池を一周目ですでに使いきるほど活躍してくれました。こんなこともあろうかと電池は予備を2つ持っている私に隙はない

もう少し回りたかったけどそろそろバスの時間だし、その上日が傾いてきた途端に半端無い寒さになったので室内に待機しつつ呟いているなう


この後やっときたバスに乗った瞬間荷物を博物館に預けっぱなしだったことに気付いて「すいません荷物がッ荷物がッ」ってバスの運転手さんに泣きついたら笑って「いいですよ。待ってますから」って言ってもらったという・・・。
その節は大変申し訳ございませんでした!
今でも大変感謝しています!
また行きたい!
ちなみにここの博物館のキャラクターの「さんまるくん」人形が栗を持ってるやつと竹網のポシェットをもってるやつとの二種類いて、極限まで迷った挙句に二つとも買ったという・・・。(そして今も目の前に飾られている)
青森楽しかった!

古代について

昨日日記を書こうと思っていたのに本を読んでいたらそのまま寝てしまい(ry

そんなことより行ってきましたよ!
え?どこへって、出雲へ。
は?は?また?
おまえ先週も行ったじゃないか!
先々々週も行ったじゃないか!
なんで一ヶ月で3回も行ってんの?ばかなの?兼倉なんなの?

い、いや・・・
違うんです・・・
あ、違わないけど(どっち)
今回はあれですよ。
去年12月25日に行って大絶賛の日記を書いた「四隅突出型墳丘墓のナゾを解く!」の第三回目の講座を聴講に行ってきたんですよ!
第三回目にして最終回の本日を二ヶ月前からどれほど楽しみにしていたことか!!!
第一回は都合がつかなくて泣く泣く不参加だったのですが、第二回は本当に面白くて面白くて、聴講した直後から二ヵ月後の続きの講座を物凄く楽しみにしていたのです!!
それが今日だったんですよ!
いやーホント面白かった!
四隅突出型墳丘墓(よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ)へのロマンが掻き立てられる素晴らしい講座でした!

で。
折角なのでこのあたりの時代について簡単に書いてみたいと思います。(薄紅天女のみの目的のお方には大変申し訳ございません。ちょっとだけ付き合ってやっていただけたら大変嬉しいです)

まず。
古代日本の歴史は

・ 旧石器時代

・ 縄文時代(世界史的には新石器時代)

・ 弥生時代および北海道・沖縄のみ続縄文時代
(※これ以降も北海道と沖縄は独自の文化圏を形成していきますが、このあたりはまだ勉強不足なので以下では省かせてください。該当地域の方はスミマセン!いつか必ずやろうと思ってますが!というか実はちょっとずつやってるんですが・・・港川人にはかなり注目してます。あと擦文文化について詳しく知りたい・・・おおお、やりきれないほどやりたいことがたくさんある・・・)

・ 古墳時代

・ 飛鳥時代

・ 奈良時代

・ 平安時代

というのが大まかな区分となっているのはご存知の通りです。
で、四隅突出型墳丘墓はこの中の「弥生時代」の終わりのあたりに相当する時代のものです。
上記の旧石器~古墳時代の特徴を簡単に書くと以下の通りです。

・旧石器時代(日本)
1. 大型の動物(マンモスやオオツノジカなど)を石器などの武器を用いて集団で狩りをして生計を立てていた。
2. 氷河期だった。
3. 日本は大陸と繋がっていた。←北海道部分のみ
4. 北からは陸伝いに、南からは海を渡って人間が日本へ渡ってきた
5. ~1万6千年前頃まで

日本における旧石器時代の始まりの時期は微妙です。
人類の足あとの化石は9~8万年前のものもあるそうですが、世界史的には旧石器時代は約400万年前から始まっているので、日本ではいつから始まったかというのは中々言いづらいところだと思います。
因みに400万年前というと、まだホモ・サピエンスはいません。
400万年前というと、ご存知アウストラロピテクスの時代です。
ホモ・サピエンスは大体25万年前には確実に存在していたのではないかと考えられています。(クロマニヨン人は4~1万年前ですよ!)

余計な話をしすぎました。
次に行きます。

・縄文時代
1. 氷河期終了
2. 大型動物減少→絶滅による食料事情の変化
3. 縄文土器、土偶
4. 末期頃から稲作の開始(水田ではない)
5. 1万5千年前~3千年前くらい(異説多々あり)

縄文時代の有名な遺跡は青森の三内丸山遺跡ですね!
長年憧れていたのですが、去年ついに行ってきました!
凄く凄く楽しかった!
勢いでさんまる人形(←三内丸山遺跡のマスコット)を2体も買ってしまいました!(だって栗を持ってるのとポシェットを持ってるのといたんですもの!)
有名な六本柱建物も見ました!(復元ですが)
凄く格好良かった!感動でした!(そして写真を撮りまくりました)
この時代は氷河期が終わって氷が溶け出し、海水面がかなり上昇しています。
もちろん日本はもう大陸とは切り離されていますが、それ以上に海水面が高くなっていて、俗に「縄文海進」などと呼ばれて今よりもずっと海が内陸に入ってきていました。
さらに海流の影響でかなり暖かくて、青森辺りでも栗の木が育つほど!(そして三内丸山遺跡の大繁栄が起こる)
日本列島中がとても温暖で豊かでもあった時代かもしれません。

・弥生時代
1. 弥生土器
2. 大陸から人々が渡ってくる
3. 水田を使った稲作が広がる(2.の人たちがこの技術を持って渡ってきたと思われる)
4. 各地で国?が出来る(邪馬台国、出雲王国、吉備王国など)
5. 魏志倭人伝として当時の人々の生活が記録されている
6. 国?同士で争いや同盟があった
7. 3千年前(BC10世紀)~AD3世紀くらい
8. 末期に四隅突出型墳丘墓

ここが卑弥呼の時代でもあり、ヤマトタケルの時代でもあり、私が何度もぐちゃぐちゃ言っている四隅突出型墳丘墓の時代です。
有名な遺跡だと佐賀の吉野ヶ里遺跡ですね。
もちろん行きましたよ!楽しかった!写真撮りすぎて満タンにしてたはずのデジカメの電池を午前中で使い切ってしまうほどでした!(以降反省してデジカメの電池は3つ携帯することにしました)
周りを大きな堀(=環濠)で囲んでいる弥生時代の村の遺跡です。
地元の人は「ここが邪馬台国だったのでは??」とかなんとか。
事実は分かりませんが、実際の場所を目にしてみると確かにそう思わせるだけの大変立派な遺跡でした!
そして地元の人の愛情も凄く感じました。
遺跡が愛されてるっていいなぁ!
あ、妻木晩田遺跡もこの時代です。
妻木晩田遺跡に関してはまた個別で熱く語りたいので今回は割愛します。

・古墳時代
1. 各地に一定の特徴がある墳丘墓が作られるようになる(=古墳)
2. 四隅突出型墳丘墓は作られなくなる
3. ヤマトタケル伝説の元になった英雄たちが活躍していた?
4. はにわ
5. 3世紀半~7世紀末(6世紀半?)

本州諸島がほぼ大和政権に統一されたのではないかと思われる時代です。
天皇名で言えば応神天皇あたりから用明天皇くらいまでの代を特に古墳時代というかなぁと思ってます。
飛鳥時代は古墳時代末期と重なってます。
古墳時代で有名な天皇では何と言っても「雄略天皇」ですね。
このお方はこのお方だけで記事がかけるくらい濃密な話題があるお方ですが、オギワラーとしてはやはり「小子部栖軽(ちいさこべのすがる)」が一番関心の高いワードですね!
蚕をたくさんもってこいと言われて子どもをたくさんつれてきたり、雷様を捕まえてきたり、とにかく凄い(いろんな意味で)伝説を持っているお方ですね。
白鳥異伝の菅流のモチーフになったと噂の彼です。


た、大変だ!
全然まとまってない!(おい)
折角今日聴講してきた講義のことも全然書けてない!
っていうか、絶対これ誰も読んで頂けて無いですよね・・・。
書いてて分かってましたよ・・・私だけしか楽しくないってことは・・・!
それぞれの時代で語りたいことがありすぎて全然まとめられないです。
能力のなさが恨めしい・・・。
何が言いたいかって、旧石器~古墳時代も凄く楽しいんですよってことが言いたいのですよ!(絶対伝わって無いと思いますが・痛)
この後が万葉時代であり、我らが薄紅天女の時代へと繋がっていくわけです。

あぁ・・・もっと、こう、うまくまとめられる能力がほしい・・・。
友達にも語れば語るほど「凄いんだね」とか「難しいね」とか言われて敬遠されてしまう・・・(T_T)
違うんだよ!凄いとか難しいとかは私の説明の仕方が悪いだけであって、本当は凄く楽しくてロマン溢れるものなんだよ!
・・・私もう余計なこと喋らない方がいいかもしれないですよね。
喋れば喋るほど敬遠されていく・・・。
ここでももうちょっと、こう、控えめにした方が・・・。
でもここ以外で語れる場所が無いのでどうか許して下さい・・・。
絶対いないと思いますが、もし万が一奇跡的にここまで読んで下さった天使のようなお方がおられましたら本当に本当にありがとうございました!!
そしてつまらないもの読ませてしまってスミマセンでした!!
あなた様に幸あれ!!

カタカナ

↓の記事を一番上に置いておくのが恥ずかしくなってきたので、ホントどうでもいい話題ですが書き込みます。

友人知人には私が数学や生物や日本史(古代)が好きということが知れわたっているので、私が勝手に語りだしてもたいていは受け流してくれたり、適当に相槌を打ってくれたりしてくれるわけですが、そんな優しい友人の一人から突っ込まれたこと。(随分前の話ですが)

カタカナばっかりすぎてもうちょっとした呪文の域だよwww

何のことかと言えば、当時ツイッターか何かで猛りのままに書き散らしていた文言に

平常心をなくしたときアメノミナカヌシ・タカミムスヒ・カムムスヒ・ウマシアシカビヒコヂ・アメノトコタチと唱えるとちょっと冷静になれることを最近発見した(数を20数える的なノリで)

っていうのと

ミッシングリンク!ミッシングリンク!サヘラントロプスとオロリンとアルディピテクスが最近凄く気になっている

っていうのがあって、それに対して言われた言葉でした。
た・・確かに!
この他にも「ポアンカレ予想は理解する前にまず暗唱できない」とか「トポロジーが熱い!」とか「フェルマーの初歩定理なら何とかなる」とか、数学っぽい呪文も唱えています。
もう半分変な宗教にハマってる人みたいになってきてる今日この頃。
てか私はどこに向かっているのか自分でもわからない。あれ?

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