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お返事です

今年も残すところあと一日と数十分となりましたね。
いろいろありましたが、総じて楽しい一年だったと思います。
来年も出来ることをコツコツと積み重ねて楽しい思い出を作る一年にしたいです。

りんこさん

>「黄泉の国入口」に大爆笑の深夜 
>ここで大爆笑できるのも
>古事記を読んだおかげですね…しみじみ


あそこはいつも出雲に向かう途中に通るので、毎回テンションあがらざるを得ないスポットとなっております。
あの看板を見るといつも「ああ!私は今出雲に向かっている!」という気持ちになります。
昔はまったく気にならない風景の一部だったのがウソみたいです。
ちなみにあの写真は2010年11月に撮影したものですが、今も変わらず訪れる古事記ファンの度肝を抜いております。

>後になってしまいましたが
>ぎっくり腰、早くなおりますように祈っております
>わたしも2年ほど前にやりました
>もう、ホントにがっくりですよね


うう、ありがとうございます(涙)
本当にがっくりです。
行動範囲が著しく制限されるし、それ以上に自分の体がいかにもろいものだったのかを思い知らされて、自信もなくしてしまいます。
これからは少し体を鍛える方策も考えようとかいろいろ反省してみています。
りんこさんもぎっくり腰経験者だったのですね。
親近感がわきます。
ぎっくり腰は本当につらいのに、未経験の人からは結構お笑い草にされてしまうので、そこのところももっと世の中改善されてほしいものです。

>ココア記念日も楽しかったですね

楽しかったですよね!
長年の夢が叶ってとても感動しました!
来年もぜひ参加したいと思っておりますので、また一緒に楽しみましょうね!!

コメントありがとうございました!

そういえば、この日記に検索ワード「薄紅天女 エロ」でたどり着いてくださったお方、ご希望にお応えできるものがなくて大変申し訳ございません。
ただ一つ、私も好きです、とだけお伝えいたします。
それでは皆さま、良いお年をお迎えください!(何という無理やり締め)

お返事です!

ぎっくり腰に薬はすごくよく効きます!
効きすぎて治ったと勘違いして湿布と薬を止めたら翌日再発するのを何度も繰り返すくらいに!!(兼倉の学習能力はボロボロ)

りんこさん

>わたしのために新たな古事記語りありがとうございます
>「美須麻流」について調べていただいたことは「何度読んでも…」の記事の中に追記いたしました
>原文のことがわかって嬉しかったです
>もし間違っているところがあったらご指摘ください


お役に立てて嬉しいです。
みすまるは、やはり気になる存在ですよね!
なかなか原文まで載っている本は手が出しづらいかもしれませんね。
このくらいのことでしたらいくらでもお調べいたしますのでぜひお声をおかけください!
声をかけられなくても勝手にやってしまうかもしれませんが!(前科)

>日向についての語りもありがとうございます
>黄泉から帰ったイザナキが日向で禊をしているのに気づいたときには
>えーヨモツヒラサカは出雲じゃなかったっけ
>まあ一度高天原に戻れば日本国土なんてワープ的にどこにでも出られるんだね…と
>SF的に納得していました


SFってちょっと神話っぽいですよね!(私だけでしょうか?)
日本中を縦横無尽に駆け回る神様たちの世界観は胸が熱くなります。
出雲の黄泉平坂といわれている場所にも行ってみましたが、特に何もない場所でした。
※クリックするとちょっとだけ大きくなります。
ファイル 1187-1.jpg

ファイル 1187-2.jpg

ファイル 1187-3.jpg

ファイル 1187-4.jpg

何もないと書きましたが、看板はありました。
もっと隠されている場所のイメージでしたが、すごく主張してました。

>歴史的意味を考えながら読むもよし物語として妄想を広げるもよし
>ってことでこんなわたしをお許しください


それ(妄想)があったればこそ私もこんなサイトを何年も続けているんです!
私こそどうか許してください<(_ _)>

コメントありがとうございました!!
りえさん
>兼倉さん
>こんにちは。お体の具合はいかがでしょうか。
>どうぞお大事になさってください!


うわあああ!ありがとうございます!
ぎっくり腰は、なりそうな瞬間パッと手を放したので、右半分のみという中途半端(言い換えれば軽い)な感じのものなので、普段は普通に活動しております。
仕事も何とかバレずにできているので一安心でした。
一進一退を繰り返しつつ、年内には治るのではないかという見込みです。
りえさんもお忙しそうですが、どうかお体をお気をつけて!
コメントありがとうございました!


そういえば、ぎっくり腰で安静にしている間に、上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」を読みました。
舞台は古代ではないけれど、日本を舞台にしたファンタジーで面白かったです。
そして私は「空色勾玉」をネタバレせず読んだ方々が体験していたアレをこの「狐笛のかなた」でついに体験してしまった!
ここからネタバレなので念のため畳んでおきます。
ネタバレ
「空色勾玉」をお読みになった方々の感想で「はじめは狭也は月代王とくっつくと思ってた!」というあの感じ!
私はストーリーを何となく知っていて読んだので(本の感想を書かれている方のサイトで初めて知ったので)、月代王ショック(勝手に命名)を感じることなく読んでしまってたんですよね。
しかしこの「狐笛のかなた」は第一章を読んだところまででは、小夜は小春丸とくっつくと思ってました。
野火か!いや、いいんですが。野火か!(二回言った)
あと、最後の落ちが、若干寂しく感じてしまったのは、私が大人になってしまったからかもしれません。
完全なるハッピーエンドなのに、どこか置いていかれてしまったような寂しい気持ちもあり、それが何だか小夜に申し訳ないような。
小学生くらいで読んでいたらもっと手放しに祝福できていたかもしれませんね。(でも恋というものが理解できなかったかもしれませんが)
上橋さんの作品は初めて読んだので、他のものと比較することは出来ませんが、短い作品よりは長い作品の方がより力を発揮される方かもしれないという気がしました。
最新作の「鹿の王」は、また文庫になったら買おうと思っているので、今後もとても楽しみです。
最後に。
私が好む男キャラは「インテリ系」と「過去に何か背負っている系」が二大属性なんですが、野火は完全に後者の属性ど真ん中でしたね!
素直さの中にもちょっと影がある感じが大変好みでした。
しばらく野火のことを考えるだけでご飯三杯いけそうです。
総じてとても楽しく読めた作品でした。


※追記※

流れるような動作でピクシブにて狐笛かなたを検索したのですが、野火がどう見ても阿高にしか見えなくて嬉しいのか悲しいのかまあ嬉しいんですが(良かったね)
ついでに小夜が必然的にどう見ても鈴(着物姿なので苑上ではなく鈴)にしか見えなくて嬉しいです。(正直になった)
そういえば、狐笛にも鈴というキャラクターが出てきて、読んでいてどうしても薄紅天女の鈴さんがちらついて無駄に苦労しました。

お返事です!※追加※

刻一刻と新年に近づいていくことに無意味に緊張している兼倉です!
このドキドキ感の正体は一体なんなのか・・・。

りんこさん

>最近ブログで古事記を読みながらあらすじまとめたりしているわけですが 
>あれっと思ったらこちらに来ると 
>ちゃんとそのことについて兼倉さんが語っていらっしゃるという
>あらためましてありがとうございます


私もりんこさんの古事記記事とても楽しく拝見させていただいております!
このサイト運営初期には古事記についてまとまった記事を書く方がオギワラーの方には見つけられなかったので、りんこさんが古事記の記事を書いてくださってすごくすごく嬉しくて堪りません。
画面の向こうで「同志!同志!」と鼻息荒くしております。
古事記に関する記事のまとめ記事もありがたいです!分かりやすいです!
「何度読んでも…」の記事にも大きく頷いてました。
私も名前が覚えられません……長すぎるし今の感性と離れているし、何より多すぎて(涙)
でも、登場人物が多いということも、きっと古事記には大事なことなんでしょうね。
古事記は基本的に「古いほど良い(時間的価値)」「大きい・長いほど良い(空間的価値)」「多いほど良い(数量的価値)」などという実は非常に分かりやすい価値観にのっとって書かれているようです。
分かりやすいのか、分かりにくいのか。
また、みすまるに関して確認してみたら、りんこさんがご指摘なさっていたとおり本文では初めのアマテラス武装シーンでみすまる(原文:美須麻流)と書かれているみたいでした。

>以前しっかり読ませていただいたはずなのに、
>なにぶん残念な記憶力なので
>失礼な言い方になってしまったら申し訳ありませんが
>古事記を読みながら古代史語りを読ませていただくとますます楽しめます


うわああああ!すごく、すごくうれしいです!
時を越えて、今のりんこさんのお役に立てているなんて、こんなにうれしいことはありません。
古事記語り、やってよかったです。
そういえば、読み返していて肝心要の疑問に触れてなかったことに気づきました。
以前折角天孫降臨の記事を書いたのに、「国譲りは出雲だったのに、天孫降臨は日向なのはなぜなのか」という一番面白そうな話題を私はスルーしてしまっていた!何てことでしょう!
折角なので、ここでちょっとだけ触れておきます。

私が詠んだいろんな本では様々な説が紹介されていましたが、私がグッときた二つの説をご紹介いたします。

日向というのは南九州地域をさしています。
現在の鹿児島県というよりは、もっとひろく九州の南側の地域という理解が適していると思います。
その地域は当時まだ大和に服従しきっていない熊襲や隼人の民が住んでいて、日向の高千穂は大和の支配地域と熊襲・隼人の地域のちょうど境にあたります。
ここで、りんこさんご存知ですか?
実は、「日向」という地名はこの天孫降臨のお話よりも、もっともっと前に一度でてきているんです。
そうです!あの、イザナキが黄泉から帰ってきて禊をしたのがこの日向の地です!
この禊でアマテラス・ツクヨミ・スサノオの三貴子が生まれましたね。

ニニギはアマテラスの再演であり、降臨は再誕生

としての性格があるのではないか、というのが一つ目の説です。
この説は山田永さんが述べておられます。

もう一つの説は

後に控える神武東征のために、西の端に天降る必要があった

というものです。
始めに書いた通り、日向は大和が支配している地域の中で西の端です。
そこから初代天皇である神武天皇が東へ侵攻して中央としての畿内に鎮座するという話に繋げていくために、ニニギは日向に天降る必要があったというわけです。
これは三浦祐行さんが西郷信綱さんの説としてご自身の著書で紹介されています。

古事記の物語は私たちが普段馴染んでいる物語と違って、初めに結果(現在)が存在し、そこからさかのぼって神話を構成しています。(古いほど良いのでどんどん古い話が付け加わっていった可能性がある)
それゆえ、後の話のつじつまを合わせるための仕掛けがかなり早い段階から施されています。
それらはその神話だけ読むとまったく意味をなさないものですが、古事記全体からみると驚くほど深い意味を持っていたりします。

また、これら二つの説は一見まったく別の視点のように見えますが、神武東征を見越してイザナキの禊の場を日向としていたとしたら、かなり壮大な古事記編纂者の目論見として一つの論にまとまりそうな気がしますし、おそらくそれが正しいのではないかと私は個人的に妄想しています。
古事記はとても昔の話で、今と違っていろいろつじつまが合わなかったり展開が突飛であるように思えますが、全体をとおして読んでみると今の物語に引けを取らない壮大な伏線と高い完成度をもっているようにも思えます。
私もまだまだ分からないことだらけなので、今後も古事記に関しては随時興味を持っていきたいと思います!

>ここでお願いです、
>国譲りの第二の使者の鳴女ちゃんの記事が語りページのリンクの中にないので
>是非とも続きもリンクしてください、
>お手すきのときに気が向いたら…


あああ!スミマセンでした。
当初は、ひとつ前の記事でも書いていた「鳴女ちゃんの補足」の記事を書いたらまとめてリンクをはるつもりでいたのですが、一気に隼人の方へと転がり落ちるように脳内が浸食されてしまった結果このような事態に(言い訳)
昨日の夜早速リンクを繋げましたので、ご活用いただけましたら幸いです。
教えていただいて本当によかったです。
本当にまったく失念していて・・・(焦)

>決して決して、
>わたしが見やすいようにという私利私欲ではなく、
>今後兼倉さんの語りを楽しむ方々が
>せっかくの鳴女ちゃんについての語りを見逃さないようにですよ~~~~~


きっと私の語りをいまだに見て下さっているのはりんこさんだけですよ!
本当にありがたいです。
私利私欲と言っていただけることの嬉しさよ!
ちょっとでもりんこさんの利や欲に適っていることを願って!!
今後りんこさんがサイトで書いておられることに勝手にのっかることがあるかもしれませんが、どうかお許しください。

コメントありがとうございました!
久しぶりに古事記についてちょっとだけ書けて楽しかったです。
日向の場所の理由や鳴女ちゃんのことは、いつかちゃんと記事にしたいですね。


追加

りんこさんスミマセン!
今日コメント頂いていたのに気づかず昨日のコメントにだけ返信してました!
というわけで、以下追加の返信です。

りんこさん
>お仕事お疲れ様です。 
>わたしのために早速のリンクありがとうございます。
>あ、本音もれちゃったよ…


このサイトはコメントを下さったり拍手を下さったりする方々の動向に著しく左右されるサイトです!(言っちゃった!)
私の情熱中心ですが、一緒に楽しんでいただけることが何よりその情熱に大きな力を与えてくれるのです。
仕事の疲れなど、コメント一言、拍手ひとつで雲散霧消します!
今後ともぜひよろしくお願いします!


明日は久しぶりに何の予定も入れていない休日なので、大掃除の準備をしつつ、のんびり過ごそうと思います。

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