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私は藤太をどこへ向かわせたいのか

久しぶりに会話文投稿

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「阿高!大変だ!」
「どうした藤太!」
「千種が!」
「千種が!?」
「おれに笑いかけてくれた!」
「・・・・・・・・・」
「千種がおれに笑」
「繰り返さなくていい、聞こえている」
「阿高、一大事だ。おれはこの状況に冷静に対応しなければならない」
「・・・・あぁ」
「そこでだ。阿高、妻に笑いかけられた夫としてはどう行動すべきだと思う」
「・・・なにもしない方が良いんじゃないのか。千種は騒がれるのを嫌うと思うが」
「何を言ってるんだ。この一大事になにもしないでいられるわけが無いだろう」
「・・・と、言っても・・・おれは鈴に笑いかけられても、いつもなにもしないぞ」
「(くっ、これだから恵まれてるやつは・・・!)」
「せいぜい偶に頭を撫でてやるくらいか・・・」
「・・・撫でる、か。・・・ふむ、なるほど。初歩的過ぎて思いつかなかったが、中々名案だ!」
「初歩的で悪かったな」
「よし、これから千種を撫でにいってくる」
「頭をな。他じゃないぞ。それから、千種は人前でそういうことをされるのは嫌がるだろうから二人になった時にした方がいい」
「そうか。人気の無いところに連れていって、そこで撫でよう。いろいろと」
頭をな。それから無理に人気の無いところに連れていくのは今のおまえと千種の関係では逆に警戒されるんじゃないのか」
「大丈夫だ!とっておきの場所をいくつでも知っている!」
「いや、そうじゃなくてそういう場所へ連れていくこと自体がそもそも・・・」
「じゃあな阿高!さっそく行って撫でてくるよ!ありがとな!」
「あ、おい、頭をだぞ!それから・・・あぁ、行っちまった。大丈夫なんだろうか。また面倒なことにならなければいいが・・・」
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阿高が藤太にアドバイスを・・・!
阿高は成長しました・・・!
・・・いや、藤太が暴走しすぎてどうしようもなくなってきました。(いい加減にしなさい)
そもそも、千種は藤太を好きなのだから藤太が変なちょっかいを出さなければ普通に笑いかけてくれるはずなんです。
なのでウチの藤太さんはもうちょっと落ち着きましょう。(他人事のように)
そして阿高はこの後「おれもやっぱり鈴に何かした方が良いのか・・・?」とかちょっと不安になってたりする妄想が大変楽しく展開しております。(自重)

・・・このサイトの路線、原作からの距離が宇宙レベルでかけ離れている気がするんですが、どうやったら戻れるんでしょうか・・・。(遠くを見ながら)

色ボケ藤太:その後の阿苑

藤千を書くと阿苑を書きたくなる病気にかかっています。
色ボケ藤太の続きの続きで阿苑サイド。

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「鈴っ!」
「阿高!?どうしたのですか、そんなに慌てて」
「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何でもない」
「・・・・?そ、それなら、よいのですが」
「悪い。本当に何でもないんだ。忘れてくれ。(くっ、なんて聞くか考えてなかった。さすがに『藤太から聞いた恋の極意とは何だ』とは恥ずかし過ぎて聞けない・・・どうすればいいんだ)」
「あ、そういえば・・・」
「何だ!?(ま、まさか!)」
「さっき美郷姉さまが阿高を探していたわ。頼み事があるみたいよ」
「・・・そうか」
「・・・阿高、そろそろ履物を脱いで上がってはどうですか」
「あ、あぁ、それもそうだな(おかしい、鈴には何の異変も見えないぞ。さては藤太め、おれを追い払うために騙したな!ちくしょう!今度とっちめてやる!)」
「あ、それから・・・」
「今度はなん・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・あら?阿高?」
「・・・・・・・・お、おまえ、いま・・・」
「え?藤太がこの辺りでは親愛の情を表す時に『相手の耳に唇をつける』と言っていたのですが・・・何かおかしかった?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「阿高?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「阿高?あ・・・もしかして、わたくしは何かとんでもない間違いを・・・」
「いや、間違ってない、何も」
「そう、よかった。びっくりしたわ。阿高が動かなくなってしまったから、わたくしはとんでもない間違いをしたのかと」
「悪かったな。ちょっとぼうっとしていたんだ。気にするな」
「そうなのね。あ、美郷姉さまに呼ばれているのに引き止めてしまったわね、ごめんなさい」
「走っていくからいいよ。あぁ、そうだ。おれも返さなきゃな。・・・鈴」
「え?・・・・・・!?」
「・・・・・・・・・ん?どうしたんだ?」
「(かぁ・・・)」
「おい、顔が赤いぞ」
「そっあの、あ、わ、わたくし、仕事がまだ残ってるから!」
「あっ・・・・・・なんだあいつ。自分からしたときは涼しい顔をしていたくせに。どうしておれからは赤くなるんだ。わけがわからない」
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二人は天然夫婦ですから!
あれです、お互い自分からは良いけど、相手からされるとびっくりしてしまうというやつです!可愛いなあ!(いやでも夫婦としてそれはどうか)
というか始めは別のオチだったんです。
鈴が耳チュー(笑)した後に「・・・そういえば阿高からされたことが無いわ」「え・・・!?」ってキョドる阿高を書くはずだったのですが、よく考えたらウチの阿高は今更そのくらいは平気かな、ということでこんなオチになりました。
いえあの、キョドり阿高も大好物なのですが!
しかし自分では上手く書けません・・・orz
誰か素敵なキョドり阿高をお願いします!!(他力本願)


※私信※某様へ※(無意味に伏せてみる)
バナーさっそく使ってくださってありがとうございます!
仕事の早さにびっくりしました!は、早っ!即日対応じゃないですか!(感涙)
ウチはホント全く空気が読めないまま突っ走りまくりのサイトですが、よろしければ今後ともお暇があるときにでも構ってやってください!
よろしくお願いします!
ありがとうございました!

色ボケ藤太の続き

やっぱりなって思われましたそこのあなた!
その通りです!
拍手を頂いたからって毎度毎度調子に乗っててスミマセン!
色ボケ藤太の続きです。

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「あれ、千種か」
「あ、阿高!まさか・・・」
「大丈夫。藤太は今いないよ」
「そう・・・」
「(あからさまにほっとしている)・・・いつも藤太が悪いな」
「いいえ、謝らないで。阿高のせいではないもの」
「おれも少しは控えろといっているんだがな」
「・・・わたし、本当に藤太に好かれているのかしら」
「え・・・何を言い出すんだ(藤太はあれほどあからさまなのにどうしたらそういう疑問をもてるんだ)」
「だって・・・藤太はわたしの嫌がることばかりするんだもの。もしかしたら嫌われているんじゃ・・・」
「それはありえないよ。これまであんなに女の子に愛想を振りまいていた藤太が、千種と一緒になってからはぴたりとやめたんだ。今はそういう諸々のものが全部千種に向かっているよ。あいつの相棒として言うが、藤太は間違いなく千種に本気だ。・・・ちょっと方向を間違っているような気はするが」
「そ、そう?」
「その通り!さすが阿高はおれのことをよく分かっているね」
「藤太!」
「おまえ、畑仕事は終わったのか」
「広が手伝ってくれてさ、思いのほか早く終わった。・・・で、千種」
「な、何よ」
「おれは悲しいよ。周りの者はおれの気持ちをよく分かってくれているのに、肝心の君にだけ伝わっていないなんて」
「おい藤太、顔が笑ってるぞ」
「斯くなる上は、おれの気持ちが伝わるまでそれはそれはみっちりと教えてあげなければならないね、千種殿」
「い、いらないわ!えっ・・・ちょっと、離してっ」
「藤太、おまえも少しは加減を・・・」
「あ、そうだ阿高。さっき帰りに偶然鈴に会ったから、ついでにいろいろと教えておいてやったぞ」
「は・・・?・・・まさかおまえ、また余計なことを鈴に!」
「余計なことじゃないさ。恋の極意だ。鈴は喜んでいたぞ。さっそく試してみると言っていた。楽しみにしておくといい」
「待て!藤太!鈴に何を吹き込んだんだ!」
「それは鈴に直接聞いてみるんだな。ま、急いで帰ったほうが良いよ。あの調子では鈴はおまえの前に他の奴に試してしまうかもしれない」
「おまっ!本当に何をしてくれるんだ!・・・くっ」
「じゃなー阿高、頑張れよー。・・・よし、じゃあおれたちも行こうか千種」
「いやよ!離して!」
「そんな顔しなくても大丈夫。ただおれがどんなに千種のことを想っているか知ってもらうだけだから」
「あなたの大丈夫は全然信用ならないのよ!」
「あ、そうそう。千種の言う『恥ずかしいこと』もいろいろしてもらうから人気の無いところへ行こうね」
「・・・え!?嘘・・・待って藤太、本気なの・・・?」
「もちろん。時間もあることだし、ゆっくり教えてあげるよ。それと、これからは阿高に愚痴を言う前におれに直接相談してね」
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薄紅は楽しいな!自重を忘れるくらい楽しいな!むしろ自重という言葉がゲシュタルト崩壊をおこスミマセンでした。
兼倉さんちょっと調子に乗りすぎだよ!
自重しろよ!ホント自重しろよ!・・・反省します。
どこかでどうにか軌道修正しないと・・・!

それはそうと、やっとバナーを作りました。
↓こいつです。説明ページに同じものを置いています。

もしご入用でしたらどうぞ。
直リンでもお持ち帰りでもOKです。使わなくても構いません。

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