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引き続き読書中

第二章の出雲神話!
もう出雲と見ただけでテンション急上昇ですよ!
出雲大好きだ!
どれくらい好きかというと毎月通うくらい出雲が好きだ!(行き過ぎ)
とりあえず古代出雲歴史博物館と荒神谷博物館の年間パスポートは必須だ。当然だ。
因みに前者はブロンズの方(高い方)だ!当然だ!
どっちの博物館も行く度に常設展示の同じ場所で引っかかってしまう・・・1時間とか2時間とか。(友達から気でも狂ってるのかとツッコミいれられたが気にしない)
前者では朝酌促戸(あさくみのせと)コーナー。後者は弥生時代の生活再現コーナー。
どっちも見てるだけでワクワクして堪らない気分になります!
当時の空気の肌触りや海・山・里の匂いや人々の声やそういうものを想像してはニヤニヤしている気持ち悪い人です。(痛)

これから出雲神話についてどんなふうに語られるのかとても楽しみにしながら読み進めています。

読み進める

ゆっくり読み進めています。(本は読むのが凄く遅い人間です^ ^;)
今日は第1章まで。
古事記の中の人間(青人草)についての考察と高天の原の源神話についての考察。
青人草を青々とした草のような人ではなく「青々とした人のような草」という意味であるという主張。
人の存在を草としてとらえているという説はとても新鮮でそして素敵だなあと思いました!
地中から生じて青々と茂り、やがては枯れて死んでゆく草と人とを重ねる感性はどこかすんなりと納得いく気がします。
以前別所で読んだネイティブアメリカンの「自分らしさ(マイセルフ)が理解できない感性」の話を思い出しました。
彼らの考え方は「自分達(人間)は大地の一部である」=「みんな同じもの」と見成していて、それは大地の上に生ずるもの全てに波及する考えとなっているため、宗教や出身に捉われず全ての人間およびその他の動植物にまで及ぶ観念となっているそうです。
自分が何か(大地であったり自然であったり)の一部と捉える感覚はとても素朴で愛しく感じます。
慎ましやかなようで、それでいて凄く現実的なような…うまく表現できませんが。うーん。
人と草とを重ねる感性凄くいい!と思いました。

「古事記を読みなおす」を読んでいます。

昨日の記事にも書いた「古事記を読みなおす(著:三浦佑之ミウラスケユキ)」を読んでいます。
出雲神話に重点を置いて語られるとの事で、大変嬉しいです!
出雲神話は古事記の中でも特に好きなので!!わーわー!(落ち着け)

古事記に関する本は他にも色々読んでみているのですが(現在進行形)、特にいいなと思ったのは下記です。

・からくり読み解き古事記(著:山田永)
・「作品」として読む古事記講義(著:山田永)
・古代の読み方 神話と声/文字(著:西條勉)
・記紀の考古学(著:森浩一)
・日本神話の考古学(著:森浩一)
・古事記注釈(著:西郷信綱)

まだ読みきれていないのもあるのですが(汗)
上記の中で一番最初に読んだのが「からくり読み解き古事記」でした。
薄くて読みやすかったのと、凄く綺麗なイラストがカラーで載っていて見ていてひきつけられたのと、そして何より解説がとても面白かったので。
古事記を歴史書ではなく一つの優れた文学作品として、随所に散りばめられた「仕掛け」を読み解いていくスタンスです。
著者の山田永さんは歴史学者ではなく国文学者の方で、そんな視点でも楽しめるのか!と目から鱗の気持ちでした。
歴史的に読み解くのもとても面白くはあるのですが、そういう制約無しに読むのも本当に楽しいです。
この本から古事記に入ってとても良かったと思います。
歴史的立場からも考古学的立場からも文学的立場からも、様々に楽しめる古事記が大好きです!

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