阿苑藤千の身長について考えています。
苑上は三部作ヒロインの中でも小柄に描かれていることが多いような気がします。
しかし、最後に阿高の胸や腰ではなく、首に抱きついているところを考えると、阿高とはそんなに身長差はないんじゃないかと思ったのがそもそものきっかけです。
身長差が大きければ、普通に抱きつくのは胸とか腰とかが自然な気がします。
ゆえに、意外と苑上の身長は高めの可能性が考えられる・・・かもしれないのです。
念のためネットで身長についていろいろ調べてみました。
すると、この当時の坂東は都と違って仏教による「肉食の禁止」が殆ど影響がなかったので、当時の平均身長よりも大柄な人が多かったともいわれているようです。
鎌倉時代の坂東武者には180センチくらいの人もいたとか。
対する苑上は、宮中で育っていて、おそらく仏教の影響は受けていたでしょうから肉食はあまりしていなかった可能性もあります。
また、皇女という立場上、おてんばだったとはいえ運動量は多くはなかったでしょう。
さらに隠されるように育ったというところから、室内で日光に当たる機会も少なかったかもしれません。
こう考えるとやっぱり小柄としたほうが妥当とも思えます。
ちなみに私は身長が176センチとかなり大柄なほうで、友達の155センチの子がふざけて抱きついてくることがありますが、首に抱きつくには結構体勢的に難しいです。
私がかなり屈んでやっと出来る感じです。
こうしたことから最後の苑上が阿高に抱きつくシーンをよりリアルに妄想想像するには、ちょっと工夫が必要なのではないかと思いました。
いろいろ考えた結果、原作には書いていない行動を阿高が取っている可能性を考えてみました。
阿高は苑上が抱きつこうとしたタイミングで、同時に抱き上げているのではないかと!
そうしたら苑上はうまく阿高の首に抱きつくことが出来る気がします。
そして阿高はそのまま攫っていくわけです。
・・・いいんじゃないかな!?
というわけで、当サイトでは四人の身長を仮に下記のように設定してみたいと思います。
阿高 176センチ
藤太 176センチ
鈴 155センチ
千種 166センチ
千種がちょっと高めですが、10センチくらいの差がちょうど目線も合わせやすいんじゃないかなぁという理由です。
千種は苑上と違って肉も食べていたでしょうし、機織も小さい頃はそんなに熱心にしてはいなかったでしょうから、坂東の平均的な娘たちと大きな違いはないかなと思っています。
それでもやっぱり高いですかね・・・。
160センチくらいがいいかなぁ・・・。
そんなこんなで更けていく夜。