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唐突に藤千ネタ

昨日の両親を参考に考えてみた藤千ネタ。

<嬉しそうににやけている藤太と辟易している阿高>

藤「今、千種はおれと口をききたくないんだよ(ニヤニヤ)」
阿「へぇ(またか)。嬉しそうだな」
藤「そんなことはないさ。おれは悩んでいるんだ、どうやってなだめようかな~って」
阿「たまには怒らせないようにする方法に悩めよ」
藤「阿高、千種は本気で怒っているわけじゃないよ」
阿「おれには毎回本気で怒っているように見える」
藤「阿高はまだまだだな。いいか、女と男というのはこうやって仲を深め合っていくものなんだ」
阿「(イラッ)そうか。深めすぎて埋められない溝にならないようにせいぜい気を付けるんだな。言っておくが、おれも鈴も手は貸さないからな」
藤「雨が降って逆に地が固まるというところをみせてやるよ」

藤太はS属性だけでなく小悪魔要素まで加わってきたような気がします。
どうしよう・・・!

お返事です・その115に代わり藤千妄想in初恋乙女で十のお題1

Rieさまようこそいらっしゃいました!
>レモネード レギュラー入りするといいですね!
今日は私が勧めなくても自主的に飲む人が現れました!
レギュラー入りレベルまでかなり肉薄しているものと思われます!
今後の動向を注視しなければなりません!

そしてRieさま!「皇のお姫様」というのは苑上ですね!そうですね!そして千種も入ってもいいですよね!?(ウチ的には千種の初恋は藤太ということになっています)
創作欲を激しく刺激されるお題が並んでいたので留められなくなってちょっとだけやってみました。


■初恋乙女で十のお題■

1 好きになってはいけないのに(藤千)


信じられない!まさかもどってくるなんて。

「あなたのような男は大嫌い」

もう会うことはないと思っていた。
ずっと会うこともなければ、出会った正月から三月の間感じていた胸のもやもやも、時とともに薄れていくだろうと、安穏と考えていたというのに。

「やあ、久しぶりだね千種。元気にしていたかい」

大嫌い!大嫌い!!二度と顔も見たくない!!!
裏でへらへら笑って、わたしをばかにしているに違いない。
知っているのよ、あれは、女ったらしで有名な人。
わたしのことも、きっとからかって楽しんでいるのだわ。
何てたちが悪い!

(大嫌い、大嫌い。何度顔を見たってそういうわ・・・・・・)

だいたいあの人にはわたしよりも大事な人がすでにいるのだ。
それなのに。

「あの日からきみのことがずっと気になっている。おれとつきあってくれないか」

真面目な顔で。
瞳を逸らさず。

「好きなんだ」

どの口で!
わたしより大事な人がいるくせに!
好きになんてならない。
こちらから手を伸ばした途端に、遠くへ行ってしまう人のことなんて。

「千種、おれは簡単には諦めないよ」

耳に心地よい低い声で、力強く言い切る。
熱をたたえた瞳。
広い胸。
しなやかに鍛えられた手足。
優しい空気。
彼の好ましい部分を見つける度に、それを向けられるに相応しい人物が他にいるという事実が胸をかきむしる。
望んでも、永遠に手に入れることなど出来ないものなら、始めから望まないほうがましだ。

(好きになっちゃだめ。絶対だめ、あんな人)

会いたくない。
二度と顔も見たくない。

「千種」

次にまたあの声で「好きだ」と言われたら。
あの熱い瞳で見つめられたら。

(好きになんか、絶対ならない)

いっそ幻ならよかったのに。
顔を覆った。
見たくない。見たくない。見たくない!

・・・唐突に、まるで何かに導かれるようにして、今までどちらからともなく隔てていた距離を簡単に越えて近づいてきたその人は、そっと優しく髪の毛を掴んだ。
その瞬間、体に稲妻が走る。

「!」

思わず顔を跳ね上げてその人の顔を見た。
触れられたのは、髪の毛のほんの一束だけだというのに。

「祭りに来てくれるね?」

幻ではない、確かな感触。
触れられて、それが嫌ではなかった。
信じたくなかった。
身をよじって引き剥がせるものならそうしてしまいたかったのに。
体は微動だにせず、瞳は彼から逸らすことすら出来ない。
すべては手遅れだったのだ。
好きになってはいけない人だったのに。



楽しかったー!!
ツンデレ千種のツン部分。
原作にある台詞やない台詞がごちゃ混ぜです。
・・・これは千種のためのお題でないことは百も承知でしたが、どうか広い心で見逃してやっていただけると幸いです。
Rieさま、ステキなお題をありがとうございました!

あ!0時台に拍手を下さった方ありがとうございます!!
まさかレモネードへの応援拍手!?(そんなわけはない)
最近日記が気の抜けた内容ばかりでスミマセン(^_^;)
語りたいのですが、なかなか時間と体力と気力が・・・(最近昼ごはん食べる余裕も無いくらいになってきました・・・)
隙を見ていろいろ書きたいと思いますので、その際はまた何卒よろしくお願いします!
拍手ありがとうございました!!

久しぶりに小ネタ@阿苑

(夜。阿高と鈴の屋)

「・・・阿高」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・ねぇ、阿高」
「・・・・・・・・・・・・」
「怒っているのですか」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」

(そっと出ていく鈴)

///////////////////////////////////////

(翌日の昼。牧)

「・・・なぁ藤太」
「なんだ、広」
「阿高のあれは、いったいどうしたんだ」
「・・・あれは、なぁ・・・」
「朝からふさぎ込んで仕事にならないじゃないか」
「本人はやってるつもりだと思うぞ」
「そうかもしれないが…。なぁ藤太、おまえなら何か知っているんだろう」
「・・・広梨、おまえ目が楽しそうだぞ」
「何を言うんだ。ほら、早く教えろって」
「・・・う~ん。阿高もはっきりとは言わないからなぁ。とりあえず、ここのところあいつが零していたことを拾うとだいたいは・・・」

・最近鈴が構ってくれない
・堪忍袋の緒が切れて、鈴に不機嫌な態度をとった
・さらに鈴を遠ざける結果になってしまった

「・・・・・・と、いうことのようだ」
「阿高は阿呆なのか」
「そう言ってやるなよ。阿高はこういうことには慣れてないんだ」
「それは分かっているが・・・。鈴にたった一言『そばに来い』と言えば済む話だろう」
「それはそうだが、阿高にとってはそう簡単にできることではないんだよ」
「まぁ、阿高は、なぁ・・・」

///////////////////////////////////////

(さらに翌日の昼。牧)

「おい藤太!」
「・・・言うな広、分かっている」
「阿高・・・どうして一晩でこんなに変わるんだ」
「おれは何も聞いちゃいない。・・・が、今朝出掛けにな」
「あぁ」
「鈴が笑って阿高に手を振っているのを見た」
「・・・それは、仲直りをしたということか」
「たぶん」
「阿高・・・なんて容易いやつなんだ」
「そこが阿高の良いところだろ。どんなしこりも後に残さない」
「しかしやりすぎだ。見ろよ、阿高のやつ人の倍は動いているぞ。あれではその内倒れるだろ」
「阿高はあれでもいつもどおりのつもりなんだ。なに、昨日の分も働いてると思えばいいさ」
「そういうものか」
「どの道今の阿高には何を言っても聞きゃあしないだろ」
「そうだな。それにしても鈴には恐れ入ったよ。まさか女に興味のひとかけらもなかったあの阿高をここまで入れ込ませるとは」
「鈴には今後とも阿高のことをよくよく頼んでおかないとな」
「阿高とおれたちの安寧のためにな」

//////////////////////////////////////////////////////////
また微妙なオチのものを書いてしまった!
色々頭がパ━━━(゚∀゚)━━━ン !!!!!なったもんだからやってみたわけですよ!
まぁでも望んでもらえるのならその期待に全力で応えたいサービス精神旺盛なO型なのでやってやろうという気持ちです!
多分一番初めは磐姫の嫉妬の話になりそうです!

・・・本当は某お方の阿苑ネタに全力でノリたかったんですが、まごまごしている内に記事が流れてしまってノリ損ねました。
うぅ、私の緊張しぃ!ばか!ばか!(泣)
と、いううっぷんを晴らす意味もありました。

あ、ミラーサーバー復活したみたいなので、また日記と拍手のURLを戻しました。
どうでもいい報告。

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