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地球大進化

NHKスペシャル「地球大進化」のDVDを久しぶりに見返しながらニヤニヤしている自分が気持ち悪い人って気付いた瞬間のやるせなさ・・・むおおおお!
とりあえず、メタンハイドレートがヤバイってことが分かった!(低レベル)

前にもちょっと書いたような気がするんですが、このシリーズで大変動が起きた地球のことを「全球凍結」とか「全海洋蒸発」とかいちいち格好いい名前をつけていてうわああああ!(テンション上昇)ってなるんですが、例えば「全球凍結」は英語では「スノーボール」という名前になってちょっと可愛いなぁとかお菓子の名前にありそうだなぁとか思ってしまうわけです。内容と全然関係無い!

<恐竜とか哺乳類とかの進化の順番メモ>
     微生物
       ↓
     魚類とか
       ↓
     両生類とか
       ↓
     爬虫類
  ↓           ↓
哺乳類型爬虫類  双弓類
※かなりデカイ   ※小さい
※犬~牛サイズ? ※普通のヤモリみたいな生き物
※単弓類に含まれる
  ↓           ↓
2億5千万年前の大量絶滅
※大噴火とその後の超低酸素状態により地球上の動植物の95%が絶滅
  ↓           ↓
哺乳類        恐竜
※凄く小さい     ※凄くデカイ  
※鼠のような生き物

哺乳類と恐竜(鳥類)は結構早くから別れてたんだなぁと思いました。
それにしても「気嚢システム」って凄いな!!(恐竜と鳥類がもっている)
哺乳類のエネルギー効率の実に3倍!
このお陰で低酸素状態でも激しい運動を可能にしているそうです!
渡り鳥とかはかなりの高度(低酸素状態の場所)でも激しく羽ばたいていますからね。
8000メートル級の山越えも難なくやってのけるそうですよ!
凄いな鳥!
元々疑問だったんです。
大量絶滅は「超低酸素状態」が大きな原因の一つだったのに、その後地球に大繁殖した恐竜はどうしてあんなに巨大化できたのか。
巨大化するには、絶対に莫大な量の酸素が必要になるはずと思っていたので。(巨大な体を維持するためには巨大なエネルギーが必要)
この「気嚢システム」で説明できるわけですね。
大量絶滅が終わった後も約一億年くらいは低酸素状態が続いていたそうで(現在の三分の一くらいの濃度)、それを生き抜くための進化の結果です。
因みに哺乳類もこの「超低酸素状態」を生き抜くために呼吸器官を新たに進化させています。
それは皆様ご存知の「横隔膜」です!
哺乳類に「横隔膜」が出来たのはこの時代だそうです。
これは肺に効率よく空気を出し入れすることが出来る筋肉です。
私たちの祖先も恐竜とは別の方法で過酷な環境に適応していったわけです。
みんな一生懸命生きようとしてたんですね。

ここでは今まで生物史についてはあまり語ってきませんでしたが、かなり好きです。(全然知識は無いですが)
地球の変動とか、生物の進化とかの辺りが元々好きで、古代史はその延長線上という意識です。

万葉集の東歌

麻苧(あさを)らを 麻笥(をけ)に多(ふすさ)に 績(う)まずとも 明日着せさめや いざせ小床(をどこ)に

<意訳>
麻なんて今そんなにたくさん績まなくてもいいじゃないか、どうせ明日お召しになるものじゃなし。それより早くいつもの床へ入っておいでよ。


藤太かと思ったね!
もうまさしく藤千としか思えない歌です。(紡績→千種という単純思考)

まだ相変わらず東歌に萌え盛っている兼倉です。
今日も万葉サークルに行ってきました。
いやぁ、万葉集は・・・凄いですね。
萌えがそこかしこに散りばめられています。
去年の今頃はまさか自分が万葉集に萌える日が来るとは夢にも思ってませんでしたが(薄紅には既に萌え狂ってましたが)、今現在は万葉集の無い生活は考えられないくらい万葉集にどっぷり浸かって生きていますよ。(主に萌え方向で)
因みに上の訳は私の意訳なので細かい表現はあまり参考になりません。念のため。
あと、いつもの伊藤先生の訳は最後の「いざせ小床に」を「さあしようよ、いつもの床で」としていらっしゃって、さすが伊藤先生は相変わらず歪みない飛ばしっぷりでいらっしゃる!と思いました。(※「いざ」=さあ、「せ」=しよう)
私があえて伏せるところも伊藤先生にかかれば全開なわけですよ!
恥ずかしがっていては万葉集の本当の楽しさ(萌え)は理解できないと思いました!(どんな結論)

最近

最近日記にネタを書いていないなぁと気付きました。
古代史的にも薄紅的にもそれ以外にも毎日滾っていて相変わらず楽しく過ごしています。
この間もまた出雲に行って初期の頃の四隅突出型墳丘墓の成立に焦点を当てた講演で、かなり新しい視点の話を聞きました。
それによると、古代でも初期の頃の王様は超人間的な存在で自然にも影響を与える力がある(ということにされている)存在で、それは王様本人の徳とか体調とかに左右されるもので、王様が死んでしまうと生前の力を制御することが出来なくなるので、王様が生前偉大であればあるほどその遺体は危険なものになるので、頑丈に閉じ込めておかなければならなかったのがそもそもの大型墳丘墓が作られ始めたきっかけではないか、とかいう説を説明されてふおおおおおおおおおおおお!(興奮)ってなったりしてました。
私はもともと大型墳丘墓はお墓というよりは対外的に力を見せ付けるためのパフォーマンスというイメージで捉えていたので、王様の遺体(危険)を閉じ込めるという説はかなりびっくりの話でした。
まぁ大型墳丘墓の存在意義は一つではなく複合的なものがあるだろうし、時代によって様々に変化していったとも思えるので、これはこれでかなりありかもしれないと思いました。
色んな視点で見ることが出来てとても面白いです!

・・・いつも以上に説明が適当になっててスミマセン。
あ、一応念のため書き加えておきますが、四隅突出型墳丘墓は弥生時代中期?後期のお墓です。
このあと古墳時代に出てくる前方後円墳などに代表される古墳群とのかかわりはまだ分かりませんが、何かしらの影響は与え合っているんじゃないかな、と私は疑っています。

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