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藤太とヤキモチ

ヤキモチといえば阿高の役目みたいになっているので試しに藤太に焼かせてみようという企画。

その一「洗濯」と「藤太」
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「千種、きみは最近洗濯ばかりでおれを全然構ってくれないね」
「どうしたの藤太」
「千種は洗濯とおれとどっちが大切なんだ!」
「ばかなこと言ってないでさっさと仕事にもどりなさい」
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冷静にツッコミを入れられて失敗。

その二「阿高」と「藤太」
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「千種、きみは最近阿高に相談してばかりでおれには大切なことを全然話してくれないね」
「どうしたの藤太」
「千種は阿高とおれとどっちが大切なんだ!」
「藤太はわたしと阿高とどちらが大切なの?」
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やぶへびのため失敗。

その三「鈴」と「藤太」
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「千種、きみは最近鈴とばかり楽しそうに笑い合っていておれにはちっとも笑いかけてくれないね」
「いまさらね藤太」
「・・・!ち、千種は鈴とおれとどっちが大切なんだ!」
「す・・・」
「待ってください千種さん」
「す・・・」
「待って、お願いだからそれ以上言わないで」
「す・・・え?・・・あ!・・・んっ・・・!・・・!」
「・・・それ以上言うそぶりを見せたらおれは実力行使に出ます」
「・・・・・・!」
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もう出てるよ!


残念なことに今日も兼倉は絶好調です。

阿高の着物を着せてもらう鈴

正直に告白します。
5月18日のさわ様の絵日記で「阿高が(自分の着物を)鈴に着せる」図に激しく萌え狂いました!う、うわあああああああああああああああああああ!!!!(落ち着け)
し、しかもシチュエーションに関しては「自己補完せよ!」って書かれてましたよ!何てお優しい!全力で「イエッサー!」と叫ばせていただきます!
そんなわけで阿高の着物を着せてもらう鈴。
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「(じー)・・・・・・」
「・・・なんだ、さっきから」
「ねぇ、阿高。わたくしずっと気になっていたのだけれど・・・」
「なにが」
「阿高の着ている着物、わたくしのものとは違っているように見えるわ」
「・・・そりゃ、男と女の着物は違うさ」
「阿高、試しに着てみたいのだけど」
「は?」
「どう違うか確かめてみたいの。だめかしら」
「おまえ、鈴鹿丸のときに男物を着ていただろう」
「狩衣とは違うように見えるの」
「まぁあんな上等の材質ではないけど」
「ねぇ阿高、ちょっとだけ貸してちょうだい。お願いよ」
「だめー(ニヤ)」
「えー・・・」
「別に、今おまえが着ているものと大して違いやしないよ」
「・・・どうしてもだめなの?」
「おまえもしつこいな。だめなものはだめだ」
「そう・・・それなら仕方ないわ。伴高兄さまにお願いしてみましょう」
「・・・なに」
「この間、着物が足りなければ遠慮なく言ってくれと言われたの。伴高兄さまならお願いしたら貸して下さるかもしれないわ」
「待て、と、伴高兄は今畑仕事で忙しくしている。そんなことで煩わせては迷惑を掛けるぞ」
「あら、そうなの?・・・では良総兄さまに・・・」
「良総兄もだめだ。良総兄は・・・今着物を持ってないって言ってた」
「うそ!」
「うそじゃない。必要な分以外は全部洗ってしまうと言っていた気がする」
「わたくしは聞いてないわ」
「おれは聞いた。今朝言っていたぞ」
「そうなのね・・・それでは・・・」
「しょうがないから今日のところはおれが貸してやる」
「まぁ、本当に?ありがとう阿高」
「(くっ・・・またかよ。前にも似たような状況があった気がするぞ。ちくしょう)」
「阿高?」
「なんでもない。着せてやるから動くなよ。・・・・・・・・・・ほら、袖を巻いて腕を上げろ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・そうだ。後は合わせの紐を結んで・・・よし。あ、帯も結ぶか?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「鈴?」
「・・・み」
「え?」
「美郷姉さまあああぁぁぁぁぁぁぁ」
「は!?あ、おい、待て!なっ・・・あぁ、行っちまった。何で美郷姉なんだ・・・」
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全ては美郷姉さまの策略でした。
鈴は着てみたらなんか全身に阿高のぬくもりとか匂いとかを感じて急に恥ずかしくなって逃げました。
っていうか、今私もの凄く間違った気が!
もっと他に萌えるシチュエーションはあったはずですよね!?
寒そうにしてる鈴にそっと着物を着せてあげる阿高とか!(阿高にそんな気の効いたことが出来るのか細かいこと気にしちゃ負けだよ!)
こんなにラブラブなお題で全くラブ展開にいかないなんて前代未聞ですね。ホントにスミマセン・・・。
どなたかもっと萌えるシチュエーションを是非お願いしますm(__)m
さわ様、こんなところからなんですが、勝手にやっちゃってスミマセンでした(陳謝)
あと、トップ絵の二人の距離が微妙にいつもより近い気がして見るたびニヤついてます。気持ち悪いやつでスミマセン(陳謝2回目)

続き

※前の記事の続きの藤千です。

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夫の足の間で膝立ちになって、千種は手を伸ばした。
座るとあまりに顔が間近になるので、少し高い位置から夫の髪の毛を掴む。
指を忍ばせると、かなり芯のしっかりした髪であることが分かる。
感触はやや固め。
束ねている結い紐をするりとほどく。
戒めから放たれた黒髪の束がばさりと肩に落ちる。
胸元にある夫の顔をちらりと見る。
夫は微動だにせず、大人しくされるがままになっている。
それを確認して、千種は少し近づくと、夫の頭を包み込むような格好で硬い髪の毛の中に細い指を埋もれさせて丁寧に梳いた。
藤太の髪は殆ど絡まることなく千種の繊細な指使いによって難なく整えられてゆく。
ふと、千種は昨日これと似たような光景があったことを思い出した。

(そういえば、昨日クロを撫でてやった時もこんな感じだったかしら)

目を閉じたまま気持ち良さそうに髪を弄られている藤太は、まるで大きな犬が主に安心して身を預けているようにも思えた。

(なんだかかわいらしいわ。・・・いつもこうだといいのに)

藤太はもしかしたら昨日の光景を見ていたのかもしれない。
千種は特別丁寧に髪を梳いて、ゆっくりと結い上げた。

「藤太、終わったわよ」

千種の声に、藤太はゆっくりと目を開けた。
そして右手で自分の髪を触って確かめた。

「・・・うん。上出来。ありがとう千種」

藤太は満足そうに笑うと、約束どおり千種を解放した。
上機嫌で自分の髪をいじっている藤太に、千種は小さく笑ってため息をつく。

「・・・ねぇ藤太。洗濯はあと二枚で終わるの。もし、藤太にもう少し時間があるのなら、洗い終わった布を屋形まで運ぶのを手伝ってもらえないかしら」

それを聞いて藤太は嬉しそうに笑った。

「もちろん」

なんならきみごと運んでもいいんだけど、といつもの彼らしく軽口を言うのへ、結構よ、と妻もいつもどおりに素気無く返す。
愛おしい日常。

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馬鹿話どころか凄いほのぼのした話になってしまいました!
どうした藤太!(どうして欲しかったんだ)
千種の胸が物凄い至近距離(文字通り目と鼻の先)にありながら何もしないなんてうちの藤太としてはありえない話だと思うのですが(どんな思い込み)、ここは藤太ですし、あれです、「大人の男の余裕」みたいなやつで乗り切ってくれたんです!
藤千でほのぼのもいいなぁ!(開眼!)
折角藤千気分が盛り上がったので、次回の更新は伊勢阿高を休んで竹芝in藤千でいこうかなぁ!
しかし書きかけの藤千ネタにはほのぼのが一つも無いが・・・(←!?)
そろそろみなさん私の伊勢阿高なんて飽きてきてますよね!
続き物でも無いのにいつまでやってんだっていう感じですよね!
分かってますよ!(痛)
でもネタがあるので多少吐き出すまでは続きます。(休みを挟みつつ)
お付き合い頂ければ幸いです。

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