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お返事です・その160&ありがとうございます!!!!!

由志園行ってきました!
オロチ神楽超楽しかった!!!
始め舞台があまりにも小さかったので、これはオロチは1頭しか出てこないかもな・・・と思っていました。※通常は8頭ですが、舞台のサイズによって4頭だったり3頭だったりするんです。
ところが狭い舞台いっぱいを使って2頭も出てきてそれだけでびっくりしました。
しかも凄く近い!
二回目の公演は一番前で見ていたのですが、オロチが舞台からはみ出して私の足に当たる当たる。(痛くはありません)
そうなったらもうテンション急上昇で「やばい!オロチに食べられる!食べられる!」とか妄想しまくりでちょっとアレな人でした。(反省)
しかし話には聞いていましたが、流石石見神楽はエンターテイメントといわれるだけはあります。
石見神楽のオロチは火を噴きます。
たとえではなく、本当に火を噴きます。
ここで以前書いたとおり、古事記にはそんな記述はありませんが、観客としては間違いなくテンション上がります。
あとスサノオとの対決のシーンはまるで映画の殺陣を見ているような迫力です。
古事記ではオロチは酒に酔って眠ってるのにね!
他にもツッコミどころはありながら、しかし数あるオロチ神楽の中で、間違いなく石見神楽が見ていて一番おもしろい神楽です。
古事記好きや神話好きで、これを見ていてテンション上がらなかったら嘘です。
この神楽は3月最後の日曜日まで日曜・祝祭日に演じられていますので、お近くにいらっしゃる方はぜひご覧ください!


それでは、以下拍手コメントへのお返事&御礼です!

Rieさま

ようこそお越しくださいましたRieさま!
お待ちしておりました!!
これをどうぞ・・・つ[そば湯]<オロチといえば出雲、出雲といえば出雲そば。というわけで出雲そばを食べてきました。おいしかったです!

>ツイッターで舞台の様子が見られてうれしいです!
>オロチの首!! 迫力ありますね R


見てくださいましたか!!
もう本当にド迫力です!
舞台が小さく狭いのですが、使われているオロチは大舞台で使われるものと同じものなので、とぐろを巻いたり伸び上がったりすると見上げるほどの大きさになります!
もしかしたら大舞台を遠くから見るよりもより一層衝撃を受けるかもしれません!
すぐそばでオロチの火が・・・!とか!
写真も撮ったので、暇を見てUPしたいと思っております。
少しでも伝わるといいのですが・・・。

コメントありがとうございました!
Rieさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!

12日の9時台(有難き3連パチ!&1パチ!)と23時台に拍手を下さった方ありがとうございます!!!!!
由志園いってらっしゃい拍手と勝手に解釈させていただいております!
由志園本当に楽しかったです!
いっしょに行った友達とともにパスポートを購入したので3月も2回はいこうと思います!
由志園はもっと古事記に全力疾走するといいのにな!(願望)
拍手ありがとうございました!!!!!

スミマセン・・・!

今日中に再UPとかいっておきながら遅れててすみません・・・!
修正は思った以上に難航しています。
そして今日はついに由志園に行くという予定が・・・!オロチ・・・!
先月からずっと機会をうかがっていたのですが、雪に阻まれたり別の予定が入っていたりでなかなか行けなかったんです。
これから行ってきます!
まだ雪はたくさんあるんですが、今日を逃すと3月まで行けなくなるので、安全運転に気をつけながら突撃します。
そして安全運転でもどったら続きを書きます。
とりあえず、できてるところまで下にさらしておきます。

黒馬と苑上の対話の阿高視点

ずっと自分が何者なのかわからないままここまできた。
探るためにきた。
そのはずだった。
しかし、分かったことといえば、自分はいるだけで大事な人を危険にさらすということだけだった。
化け物になどなりたくないと願っていたのに、結局最後は人として死ぬことができなくなった。
これ以上の孤独が、どこにあるのか。
これ以上の恐怖が、どこに。

(ああ、もう終わるんだ。・・・藤太、おれはいつまでおまえを覚えていられるだろうか)

相棒の名前を心の中で唱えて、阿高は目を閉じた。
まぶたの裏の闇の内、すでに慣れ親しんだ感覚にゆっくりと身をゆだねる。
肌が黒くなり、髪の毛は逆に雪のごとき白に変化していく。
手の指、足の指が中指のみを残して段々と短くなって消え、残った中指は雄々しく太く長くなり、がっしりと地を踏みしめた。
自分の体をゆっくりと人の形から解き放っていく感覚は、不思議なことにそう悪いものではなかった。
もはや人の感情を失ってしまったということか。

(おれには似合いだ)

やがて阿高は顔を上げる。
白目の部分がすべて黒く変色した眼で空を振り仰ぐと、黒馬は一気に跳躍した。
空は暗黒。
地は灰色。
無音。
あたりに誰もいなかったが、阿高には分かっていた。
“彼”に近づいている。
早く、早くいってやらないと。
焦りにも似た思いを抱くと同時に、暗黒の空の中から奇妙な青白い筋のようなものを見つけた。
それは人の腕だった。
いや、人ではない。
人の腕に似たおぞましい何かが、脈を打つような闇の中から不気味に伸ばされていたのだ。
さらによく目を凝らしてみると、その先に小さな人影が見えた。
白い狩衣にみずら結。
気付いた瞬間、阿高は渾身の力で駆けた。
青白い腕がまるで手招くように、皇の少女に向かって伸びていた。
少女は恐ろしさのためか、逃げようともせずただそこで腕を見つめている。

(あいつ!)

稲光とともに阿高は少女と怨霊のあいだに降り立った。
阿高が降り立つと同時に周囲は爆音と真っ白な閃光に包まれた。
阿高はその中にあっても、しっかりと“彼”を見据えていた。
もう何度も繰り返してきた攻防だった。
音と光が収まってくると、先まで唖然としていた少女が弾かれたように阿高に向かって駆けてきてその首に抱きついた。
やはり怖かったのだろう。
怖がりのくせに、結局こんなところまでついてきて。
首筋でかすかに息を吸う気配を感じた。
どんな泣き言をいうのかと待っていると、少女がささやいた。

「お願い、兄上を楽にしてさしあげて。このままではつらすぎる」

阿高は少しだけ目を見張った。
少女は怖がってはいなかった。
ただただ兄が憐れでならないという様子だった。

「そのつもりだ」

答えながら、阿高は奇妙なものを見るような心地で少女を見つめた。
思えば、この少女は出会ったときから変なやつだった。
阿高は少女から視線を外し、先ほど青白い腕が消えていった方角を今一度見上げた。
不気味に脈打つ闇は身をくねらせ、今度こそ阿高を誘っているように見えた。
おそらく、あそこが自分の最期の場所となるのだろう。
そう思うと、ほんの少し足がふるえた。
覚悟したはずなのに。

「おれとあいつは対のものだ。たぶん、お互いを消滅させることでまっとうするんだ」

内心の動揺を押し殺して、阿高は淡々と言った。
これが彼女の救いになるかどうかは分からなかったが、それでも大事な兄を苦しみから解放することだけはできるだろう。

「わたくしをつれていって。わたくしもそこへ行くから」

奇妙に落ち着いた声音が阿高の耳朶を打った。
咄嗟に少女が何を言ったのか分からなかった。
阿高は今一度少女を見つめなおした。

「おまえ、死にに行くつもりでそういっていたのか」
「約束したでしょう。あなたがそう考えていることくらい、知っていたもの」

その声は極めて冷静で、決して捨て鉢で言っていることではないことを示していた。
阿高はまだ自分の聞いた言葉が信じられなかった。
阿高は死ぬ以外に道がないから死ぬのを選んだのだ。
けれどこの少女はそうではない。
すべての者に傅かれ、何不自由なく生きてきたはずだ。

(簡単にいってくれるじゃないか)

阿高は今も死が怖かった。
たった一人で、人ではないものになって死んでいくなど、本当は嫌で嫌で堪らなかった。
寂しくて。
しかし。
たった今初めて、阿高はこの少女の胸中を思いやってみた。
怨霊を恐れて必死にすがってきていた少女が、まさか死を覚悟するほどの思いを抱えていたとは思わなかった。
この目に映っているのは、相変わらず弱そうな娘だ。
誰かの手助けがなくては山歩きもろくにできずに泥だらけで転がるような。
阿高は少し考えてから、できるだけ落ち着いた声で言った。

「これ以上迷子になるなよ、もういいんだ」
「もういいって、どういうこと」

何がこの少女をここまで追い詰めたのか分からないではなかったけれど、それでも死ぬことはないと思えた。

「片をつけるのは、おれとあいつだけでいい」

諭すように、阿高はゆっくりと話した。

「おれたちは同じもの、同じ因縁から生まれたものだ。待たれていたことが、今ならわかる。彼は待っていたのだろう。行ってやることができるのは、おれだけなんだ。おれもあいつも、このとおり人ではないものになりかかっている。これを止められるのは、迎え入れられるのは、お互いの存在だけなんだ」

少女の瞳が大きく見開かれた。

「違う」

叫び声が響いた。

【追記】
11日の16時台と19時台と本日の0時台(有難き3連パチ)に拍手を下さったからありがとうございいます!!!!!
やっぱり更新して拍手が貰えるとものすごくはげまされます!!!
続きも勢いのまま駆け抜けたいと思いますのでお付き合いいただけたら幸いです。
拍手ありがとうございました!!!!!

書き直し

スミマセン・・・!
苑上と黒馬の会話シーンを書き直すことにしました!
下の記事でも言ってますが、やっぱり繋がりが気持ち悪くなったので・・・。
ただ大筋は変わりません。
少し文章を整理するだけだと思いますので、また今日中に再度UPします。
ホントぐだぐだでスミマセン・・・。

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