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ありがとうございます!!

10時台に拍手を下さった方ありがとうございますーーー!!!
凄く凄く嬉しいです!!!ひゃっはああああ!!!
読書ばっかりで若干潜り進行なのに拍手が頂けるとは!!!
万葉集いいですよね!
伊藤先生おススメです!
そしてできれば創作の方にも活かせたら・・・というのは少々望みが過ぎることかもしれないと最近やればやるほど思うようにもなってきているのですが・・・。
これからも頑張りますので、よろしければ是非またお越し下さい!
またのお越しを心よりお待ちしております!

まだまだ読んでます

「愚者の賦」をもりもり読んでいます。
現在「Ⅰ随想」を読み終えて「Ⅱ書評」を読んでいます。
読み終えた「Ⅰ随想」はとても面白かった!
伊藤先生のまろやかで謙虚な人柄がにじみ出ていました!
一気に惚れた!
考古学の最愛は森浩一先生ですが、万葉学(を含む文献学)の最愛は間違いなく伊藤博(いとうはく)先生です!
これから伊藤先生の著作をもりもり収集&読破していきたいと思います。

伊藤先生はもう本当に万葉集を愛していらっしゃるんだなぁというのがヒシヒシ伝わってきます。
一つ一つの歌に対する愛情の注ぎ方が尋常じゃない。
秀歌選10冊あったらその中の1冊にも選ばれないような歌にすらも光を当てて、読者の中にその歌の息吹を吹き込んでくれるような解説と視点が随所に散りばめられています。
もともと家持の有名な絶唱三首も明治以前までは誰の目にも留められない(=誰にも価値を感じられない)歌だったわけなので、見方や解釈一つでまだまだ新しい見解が出てきてもおかしくないんでしょう。
それにしても本を読んでいるにつけ、伊藤先生は本当に一つも取りこぼさず、万葉歌全てを愛していらっしゃるんだなぁと思わせてくれます。
そして読んでる私もそれに影響されてどんどん万葉の世界に憧れていくという(単純)
歌自体も素敵ですが、それが詠まれた時代の背景や価値観の読み解きも最高に面白いです!
薄紅天女の時代の直前までの時代に詠まれた歌なので、きっと阿高や藤太や千種や鈴や広梨や茂里や他の皆も、同じ空気の中で生きていたんだろうなぁと思うとさらに楽しくなります。
万葉集楽しいな!

「愚者の賦」を読んでいます

また↓の記事を流すために書き込み。(恥ずかしいなら書かなきゃいいのに)

昨日借りてきた本でまず「愚者の賦」から読んでいます。
万葉学者伊藤博(いとうはく)さんのエッセイテイストの本のようです。
万葉集の内容自体に関するものから、日常生活の中で万葉集が関わったエピソード的なものまで色々入っています。
万葉集という文学自体にももちろん興味はありますが、それを研究している方の人となりを知るのもとても楽しいです。
あぁ、こんな人が万葉集や古代史を研究しているんだな、好きなんだな、と思えるのが嬉しいのです。
まるで同じ趣味の友達が隣にいるような・・・というと偉大な学者先生に対して失礼極まりないことですが。^^;

ちなみに、こういった本は前から大好きと公言している考古学者の森浩一先生や、専門である数学分野の先生方の本もよく読んでます。
その中で共通して言えることは、「学問に対して愛情や誇りを持っているだけでなく、常に畏敬の念をも持って接していらっしゃる」ということだと知りました。
もちろん各先生方が著された学術書自体からもその感情は伝わってくるのですが、こうして日常生活が垣間見える文章を目にするとそれがより鮮明で顕著に現されていると感じます。
学問は分野を問わず、やりこんでいけばいくほどそれがだんだん自分の手の中に入っていくような感覚に陥ることがありますが、本物の学者の方というのは、自分の学問に対して決して驕ることなく、慎ましく、そして厳しく接していらっしゃるのだと思いました。・・・というか、そういう態度の人が好きということなんですが。
中にはエンターテイメント性を重視して自分の思い込みに突っ走ってしまっている本も見かけます。
エンターテイメント自体が悪いとは思ってません。
やはり「面白い!」「楽しい!」と思うことがそもそも学問を始めるきっかけになると思うので。
私も始めはそんな本も多く読んでいました(やっぱり面白いので)。
しかし少ないながらも何冊かの本を読んでいく中で、少しずつ気付くようになるのです。
根拠の脆弱さや論の強引さ、思い込みによる多角的視点の欠如(=客観的視点がない)やそれに伴う排他的態度など。
それを意図的に使っている方も稀に見かけますが、そうで無い場合もやはり無いとは言い切れないようです。
持論を疑うこと、別の観点から見つめること、そして何より学問と先達に対して敬虔な態度で臨むことが、学問をする上で何よりも大事なんだとつくづく感じる毎日です。

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Re:いいねの数とか関係なく好きなだけ勾玉シリーズについて語る
2024/11/14 19:24 兼倉(管理人)
Re:いいねの数とか関係なく好きなだけ勾玉シリーズについて語る
2024/06/29 22:07 松子
Re:当サイトは11歳になりました
2021/12/09 20:35 兼倉(管理人)