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とりいそぎ!

りんこさん、コメントありがとうございました!
すごく、すごく嬉しかったです!
お返事後程必ず!!(今日も仕事なのに夜更かし・・・)
とりいそぎ、鳴女ちゃんのページをリンクしました。
そして、さらっと読み返して思い出しましたが、 次はキジの鳴女ちゃんから読み取れることをちょっとだけ補足として書いてみます。 とか書いていたのに書いてませんでしたね・・・(痛恨)
直後に隼人話を書くことになって頭から吹っ飛んでしまったという・・・。
複数のことを同時に考えられない頭なのがモロバレです。
書こうと思っていたのは、最後の(きぎし)のひた使(つか)ひ(行くだけ行って帰ってこない)」という当時のことわざについてのこととか、キジの鳴き声のこととかでした。
鳴き声に関してちょっとだけ。
キジの鳴き声は、オスは「ケーン」と鳴きますね。
これはメスに求愛する時が多いようです。
一方、メスの鳴き声はよく分かりませんが(私が聞いたことが無い)、子どもを危険から守るために大きな声で鳴くようです。
例えば近くに天敵がいるときなど、自分が目立って敵の目を子どもから逸らすためなど。
このことを考えると、鳴女ちゃんの役目からも、オスではなくメスの鳴女ちゃん抜擢は理にかなっているのではなかろうか!と、当時考えていたのでした。
きちんと補足の記事を書く時にもう少し詳しく調べて書いてみようと思います。
それではまた後程!

お返事です!

今年も残すところあと半月ですね。
思い残したことはたくさんありますが、来年も負けずに走りぬこうと思います。

りえさん

>喜んでいただけて、よかったです! やった!

喜びだけでは到底終わらない興奮と感情の高まりに私は打ち震えております。
人によっていろんな捉え方があるものではありますが、それをきちんと文章で論理的にまとめておられるのは素晴らしいです。
あと、科戸の説明が何一ついいとこなしなところも私の科戸への愛を高ぶらせてくれます。(歪み)
本当にありがとうございました!!
りんこさん
>なんと!わたしの情熱は完璧に兼倉さんに把握されておる

把握できていましたか!やった!(にやり)

>女神からのすばらしき賜り物羨ましい限りです。
>目次を舐めるように眺めてしまいました。


世にも素晴らしき賜りものでございました。
これを書かれた方々一人ひとりと酒を酌み交わしながら語り合わねばならない義務感を感じました。
一つの作品を読み込むことの楽しさ、面白さ、深さ、充実感、いろんな気持ちになりました。
本当に興味深い本です!
創作に反映できたらいいな(小声)



この土日は友達と島根の有福温泉に行ってきました!
なぜってそれは夜神楽が見たかったから!!
一年前から楽しみにしていたんですよ!(※年に一度温泉に行く約束をしているので、旅行中に翌年の相談もしてしまうのです)
石見神楽の夜神楽最高でしたああああ!!
隔てるものが全くない状況で、観客の我々が座っている畳のそのすぐ先に笛や太鼓や舞手の方々がいるんです。
舞手の呼吸が聞こえるほどの近さで、大蛇の体がこすれるほどの近さで、大蛇が私を甘噛みするほどの近さで!(至福)
今まで観賞した石見神楽の中でここまで近かったことはありませんでした。
私を甘噛みしてくれた大蛇が愛しくなりすぎて、スサノオに切り取られる瞬間は悲しみで握りしめた手に爪が食い込んで「ああっ」と思わず漏らすほど。(こんな経験は初めてだ)
ちなみに一緒に行った友達は始めは「兼倉さんはホント神楽好きだね(呆れ)」みたいな感じだったのに、観終わった後は舞手の高校生二人(イケメン)に惚れ込み「ここはまた来なければいけない(義務感)」と言っていました。
帰りの車の中で2時間はイケメン高校生について語ってました。(来年結婚決まってる女すら虜にする石見神楽の罪深さ)

うちのサイトにいらっしゃる方々は島根と言えば出雲、玉造温泉、という方が多いと思いますが、機会があればもう少し足を延ばして石見の温泉にも行って見られることをお勧めします。
石見ではいろんな温泉で毎週土曜日や連休に夜神楽をしています。
大事なことなのでもう一度書きます。
夜神楽は、最高です。
笛の音や太鼓の音の振動、舞手の激しく動いた時の風圧、小ぢんまりした舞台と程よい数の観客の一体感。
何もかもがここでしか味わえないものです。
特に必要な資格なんかありません。
土曜の夜に、温泉に入りに来ればいいだけです。
出雲がお好きな方、石見もいいですよ!
ぜひご一考ください。

荻原規子「勾玉三部作」評論集を頂きました。

聞いてください。
大変なものを頂いてしまいました。
これです。(※クリックすると大きい画像が表示されます)
ファイル 1182-1.jpg

先日、とある神から賜った品です。
皆さまはこの本の存在をご存知でしたか?
私は知りませんでした。
この本は、荻原先生の出身である早稲田大学の児童文学研究会というサークルさんが発行された本です。
その名のとおり「勾玉三部作」の評論集です。(風神秘抄にも結構しっかり言及されています)
目次は以下のとおり。(※これもクリックすると大きい画像が表示されます)
ファイル 1182-2.jpg

気になりすぎますね!
特に面白いのは人物考察に加えて「恋愛考察」なるものがあるところでしょうか。
阿高と苑上の箇所を抜粋してみます。

ラストに多くの読者は「おおっ」となったのではないだろうか。
大きな障害が待っていることなど意にも介さず、好きになった女の子(しかも皇女さま!)をかっさらっていくとは、阿高もなかなか……あれ?ところで阿高は、いつから苑上のことを好きになったのだろうか。

全薄紅ファンの9割が同じ疑問を持ったのではないかと思われます。
この項では阿高が苑上を好きになったのはどんな経緯なのかを綿密に検証してあります。

二人の関係が展開するのは(中略)、仲成の一太刀により藤太が瀕死の重傷を負ったときである。
激しく動揺して一人泣く阿高。
そんな彼に、苑上は文字通り肩をぴったりつけて寄りそう。
相手をなぐさめるためとはいえ、かなり大胆な行動に出たものだ。
ちなみに阿高は嫌がらない。
彼はそのまま、藤太を失うことに対する不安や、自分の抱えている孤独について苑上に語る。
阿高が弱音をはける相手なんてそうそういないはずなので、これはかなりの進展だ。
同じ頃に生死の境をさまよっていた藤太には、なんだか申し訳ない話なのだが。

藤太も千種と夢の中で逢ってたから気にしなくていいと思います!(キラッ)
この他、最後の決戦のシーンについてや、帰ってきた阿高と苑上の泉のシーンについてなどなど。
興味深い視点の考察が私の心を揺さぶりまくりでした。
できればもっと突っ込んで中身について言及したいことが山盛りなのですが、ネタバレはなはだしいことになるのは火を見るより明らかなわけで、販売妨害になってしまったら申し訳ないのでこのくらいにとどめておきます。
薄紅天女についてだけではなく、空色勾玉や白鳥異伝、そして風神秘抄についても充実した考察が展開されています。
なんて楽しいんだ!
素晴らしき本を送って下さったりえさんに心から感謝申し上げます!!

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