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お返事です・その330&たくさんありがとうございます!

糸村和奏さま

ようこそお越しくださいました和奏さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[そば茶]<お仕事お疲れ様です!!お忙しそうでハラハラしております…。どうかどうかお体を第一に!

>しばらく仕事とプライベートに追われていましたが、少し余裕ができたので久々に訪問させていただきましたら……めまぐるしく変化がおありになったようで!!
>まずは転職されるとのこと、おお、私と同じですね!!
>なかなか大変だとは思いますが、どうぞマイペースに頑張ってくださいませ! ブログについてはまた後日改めてリンクを貼らせていただきますです。


そうなんです!
名古屋旅行の時にはまったくそんな予定はなかったのですが、あの後怒涛の勢いで決まってしまいました。
上司が本日社長に伝えたと言ってました。
これでもうほぼ確定です。
そしてリンクありがとうございます・・・お手数をおかけしてしまってスミマセン(汗)
あちらは仮のサイトですので、もしお忙しければ暫く放置していただいていても大丈夫です。
新しいスペースを取得次第(できれば来年夏~秋くらいにはなんとか…)改めてごあいさつにお伺いさせて頂きます。
激励のお言葉本当にありがとうございます!
今回改めて私はいろんな人に支えられていたんだと痛感しました。
このご縁に感謝し大切にしたいと思います。

>そして、ななこさま、でしたでしょうか? 素敵なお話を読ませていただきました、幸せです(´∇`)
>私が書くと阿高は妙に達観した青年になってしまうんですけども、兼倉さまもななこさまも、年相応な阿高をしっかり書かれてて頭が下がります&いつも楽しませてもらってます。機会があれば兼倉さまから、ななこさまにお伝えくだされば幸いです!


私も幸せです!薄紅万歳です!
どうかこの思いがななこさまに届きますように!
私の阿高は年相応でしょうか・・・?
そうだったらいいなと思いますが、まだまだ至らぬ部分や納得いかない部分もたくさんあるので、今後もっと進化する阿高像を開拓していきたいです!

和奏さまご自身もお忙しい中、優しさあふれるコメントをありがとうございます!!
お互い新しい環境でのもろもろを必ず乗り越えましょうね!
和奏さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
りんこさま
ようこそお越しくださいましたりんこさま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[そば茶]<記念日にいの一番のコメントありがとうございます!!

>いろいろありすぎて、何から拍手していいのやら。
>まずは、退職願の提出おめでとうございます。


ありがとうございます!
今回の退職は転職のための退職であり、あまりめでたい理由もないはずなのですが、なぜか転職を伝えた友達からはみんな一様に「おめでとう」とか「やっとか」とか言われました。
私としては愛着ある職場だったのですが、一般的には退職することがめでたい職場だったようです。
社会とはよく分からないものです。

>サイト開設記念日ありがとうございます。
>私たちの出会いも、このサイトがあればこそ・・・。
>おめでとうございます。


おおお!開設記念日へのお祝ありがとうございます!!
なんだかんだで二年も続けてしまいました。
三年目も変わり映えのないサイトになりそうですが、突っ走れるところまで突っ走りたいと思います。
りんこさまと出会えたことは、私にとっても本当に宝です。
今後ともよろしくお願いします!!

>阿高と、苑上の夫婦への第一歩におめでとうございます。

ありがとうございます!
この二人の妄想はどれほどしても満足することがありません!
薄紅万歳!阿苑万歳!

>阿高と籐太の会話が楽しいです。
>そして、そこから鈴の魅力がどんどん見えてきて、たいへん楽しい気持ちで読ませていただきました。
>ありがとうございました。


阿高と藤太の会話は練り甲斐があって本当に楽しいです!
お互い全く違う性格なのにお互いのことを誰より知っていて、誰よりも長くそばに居続けた二人の空気感は、二人が恋を見つけてからもやっぱりかけがえのないものだと思えます。
だからこそ、お互いに深く突っ込んだ言葉を掛け合えるのではないかというところが、私の妄想心をいたく刺激してくれます。
鈴の魅力は藤太にとっては阿高を通して見た時に、もっとも強く感じられるものだったらいいなと思っています。
こちらこそあんな駄文中の駄文をお読みいただけて、あまつさえご反応を頂けるという奇跡に心から感謝しております!
本当にありがとうございます!!

コメントありがとうございました!!
りんこさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


琴さま
ようこそお越しくださいました琴さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[そば茶]<いっぱいチェック&安定のフォウ!連パチありがとうございます!!

>本日はサイトの記念日だそうで、お祝いに馳せ参じました!!
>おめでとうございます!!
>私がこちらに出会ったのは、りえさまのサイトがきっかけでしたが、
>ただこっそりとお邪魔していたのが、こうしてコメントをさせていただくようになり、
>さらには直接お会いする機会にも恵まれました。
>今年はそれだけでも本当に素晴らしい年です!!
>素晴らしい出会いに心から感謝しております!!
>これからも兼倉さまのご活躍をお祈りすると共に、
>末永いお付き合いをさせていただければと思います。
>改めまして、どうぞよろしくお願いいたします!!
>兼倉さまが大好きです!!!!!(すみません)


うおおおおおおおおおおおお!!!
大変丁寧なお言葉でこんなに思いを伝えて頂けるとは!!!
とても光栄です!ありがとうございます!!
りえさまに結んでいただいたご縁をぜひとも長く太く続けていきたいです!
官能部の活動も微力ながら推進していきたいと思っております!
今年は本当にいろんなことがありましたね。
オタクを続けてきて結構長い私ですが、ネットのみの繋がりだった方々とチャットをしたり直接お会いしたりする日がまさかくるとは思ってもみませんでした。
今年は私の人生においてもかなり重要なターニングポイントになった気がします。
すべて自分だけでなくいろんな方々と関わり合って、それがいろんな化学変化を起こしていったようでした。
渦中の私にはまだ今年がいったいどういう価値があるのかよく分かりませんが、何年も後に振り返って、2012年があったからその後の私があったといえるような年にできるように、今後もますます頑張りたいと思います。
私も琴さまが大好きです!
どうにもならなくなったら私が送った緑の勾玉ストラップを思い出してください(某王もどき)

>伊勢阿高のお話も読ませていただきました!
>なんというか、ニヤニヤしてしまいました(笑)
>どうも最近は感想を述べることに苦手意識が出てしまいまして、
>お話を読んでもなかなか感想が述べられずにいたのですが、
>いつも楽しく読ませていただいています!
>また神話語りなども楽しみにしております!!


お読みくださってありがとうございます!!!
最近では初期のころと違って更新するたびにすぐ誰かが感想を伝えて下さるようになって、本当にありがたく幸せを感じています。
しかし本来感想とはいただけないのが当たり前と思っています。
サイト開設当初数か月は本当にまったくの無反応でしたし、私の文章力ではそれも致し方ないと思ってました。
それでもどうしても書きたくてしょうがなくて続けてきて、気づいたら今がありました。
私が好き勝手に書いた文章が、何憶分の一かの奇跡でどこかの誰か一人に伝わって、その人が一言「届いたよ」と言ってくれたら、私は本当にそれが何よりも嬉しいです。
感想は、正直にいえばすごく欲しいです!(直球)
だけど、無理に書いた感想は私も誰も幸せにはなりません。
どうか気が向いた時に一言「読んだよ」とか「笑ったよ」とか、そのくらい気楽に考えてください。
また、時には書きたい気持ちがあっても文章が出てこない時もありますよね(私に対してでなくても)、そんな時は書きたい気持ちをとっておいて、文章が浮かんだ時に一気に吐き出してみてください。
結構意外な自分が見つかるかもしれません。
神話語り、ご期待頂けてとても嬉しいです!
実は今度引っ越す先には古事記や万葉集のサークルがないので、友達と話し合って、自分たちで立ち上げてみようかと考えています。
どうなるのか分かりませんが、もし実現したら、また以前のようにサークルの草案をこの日記で書き散らすと思いますので、その時はぜひよろしくお願いします!

>徐々に冬本番に近づいていますが、どうか体調などには気をつけてお過ごしくださいね。
>それでは、またお邪魔いたします!


暖かいお言葉ありがとうございます!!
琴さまは人一倍お体のことを大事にして生きていらっしゃるからでしょうか、いつも琴さまのお気遣いは細やかで、私は暖かい気持ちになります。

コメントありがとうございました!!
琴さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


拍手のみのお方もありがとうございます!!
10連パチのお方も・・・!ふおおお!!!
今日は当サイトとしても世の中の夫婦(&夫婦を応援する人たち)にとっても特別な日ですね!
みなさまに幸多からんことを!
ちなみに、今夜ついに草津に旅立ちます!!
温泉楽しみです!!イエア!!
拍手ありがとうございました!!

更新しました。

更新しました。
久しぶりの伊勢阿高本編中の時間軸の話です。
これです⇒伊勢阿高



番外編:鈴は阿高を好きなのか




木々の合間から光が降り注いでいる。
追っ手を撒くためにあえて道なき道を歩む四人は、森の中の川沿いをひたすらに進んでいた。

「そろそろ休もうか」

前を行く藤太が後ろ三人を振り返って言った。

「そうだな。見たところ奴らも随分引き離せたようだ。良かったな阿高、疲れただろう」

広梨が更に振り返って阿高を小突いた。
阿高は背に鈴を負っていた。
鈴はこの獣道を歩むことを早々に諦めていたのだった。

「別におれは疲れてなんかないさ。おまえ達のほうが重いはずだろ」
「人間を背負うのと単なる荷物を背負うのとじゃ気の遣い方が違うさ。ま、おまえがそう言うなら別にいいけどな」

藤太と広梨は四人分の食料と路銀とその他の旅道具を分担して背負っていた。
都を出る時は三頭の馬に乗っていたが、追っ手をかわす途中の道の木に手綱を結んで置いてきたのだった。
人目を避けながら馬で先を急ぐのには限界があるためだ。
しかし、だからといってただ放しただけではせっかく賀美野が用意してくれた馬たちが道に迷ってそのまま飢え死にしてしまう危険もある。
自分たちの足跡を知らせることになるのを承知で、阿高たちはあえて馬を追っ手の目に付きやすいところに残してきた。
あれなら迷うことなく彼らに保護されるだろう。
馬は何よりも貴重な財産だ。
見つければ間違いなく都へつれて帰る。
馬を大事にする坂東の者らしい判断だった。

「後少しだな」

阿高は鈴をその場に下ろすと、少し感慨深げに独りごちた。






「鈴」

藤太は一人で清流に足を浸している娘に声を掛けた。

「なに、藤太」

娘は振り返って笑顔で応じた。

「鈴に聞きたいことがある」

藤太は娘の隣に腰掛けた。
今、阿高は獲物を探して森の中を徘徊している最中、広梨は少し離れた場所で集めた薪に火をつけているところで、藤太と鈴は二人きりだ。

「鈴は阿高をどう思っている」
「どう、とは」

藤太は思い切って言った。
実は少し前から少々疑問に思っていたことだった。
伊勢にいる間に甥の気持ちは何度も聞いた。
阿高は確かにこの娘に恋をしているようだった。
いや、恋というほど生易しいものではないかもしれない。
執着、没頭、傾倒、固執、思慕、憧憬、・・・それら全てを兼ねるような、しかしそれでいてそれらとは確かな何かを異にしているような。

(結局それは「恋」と呼ぶしかないのかもしれないけれど)

甥は確かにこの娘へ想いを向けていた。
それは武蔵での恋を知らない無垢な彼を知る者からするととても信じられない変化だった。
そして、藤太ははたと気付いた。
恋を知らなかったのは、この娘も同じではなかったかと。
宮の奥の奥にまるで隠されるようにして育てられた娘。
この娘が、恋を知っていたとは思えない。
実際、出会った時からして男の裸を目にしても顔色一つ変えず、あまつさえ自分が男に見られていると本気で思っていた娘だ。
男と女の違いが分かっているかどうかも甚だ怪しい。
さらに、後になって聞いた話では阿高と藤太と三人で徘徊している時に「おなかが空いた」だの「足が痛い」だの「疲れた」だの「のどが渇いた」だのと言っていたのは、なんと彼女なりの男になりきった仕草だったというのだ。
面食らった阿高が理由を問いただすと、娘は真顔で仲成から「男とはわがままなものだ」と教わったからだと答えた。
藤太はますます不安になった。
ここまでしておきながら、実は相棒の片恋だったなどということになったら目も当てられない話だ。
一方聞かれたほうの娘はきょとんとして問われた言葉を反復した。
その表情からは何も読めない。
藤太は少し考え直した。

「じゃあ、別の質問をするよ。鈴、君は武蔵での阿高がどんなだったか気にならないか」
「武蔵の阿高?」
「そう、あいつが武蔵でどう過ごしていたのかだよ」
「気になるわ」
「じゃあ教えよう。阿高とおれは二連と呼ばれていた。歳も同じ、背格好も殆ど同じ、いつも一緒に同じ事をしていた」

娘は興味津々といった様子で藤太の話を熱心に聞いている。
藤太は続けた。

「おれや広梨に武蔵に恋人がいるというのは前に話したね。阿高はどうだったと思う」
「阿高?」
「阿高は随分人気があったよ。なんせおれが惚れる女の子の半分は阿高が好きだったから」
「まぁ、藤太は気が多かったのね」

(そっちじゃなくて)

藤太は思わず声に出そうとして思い留まった。
娘の表情からはまだ何も読み取れない。
そこで藤太は小さな決心を固めた。

「実は阿高の奴は女の子に全然興味を持ってなかった。どんな女の子に言寄られても全くの無反応。そんなことより鼻歌歌って雲を眺めている方が楽しそうだったよ。まったく我が甥ながら呆れた話さ」
「阿高らしいわ」
「まあね。でも、だからこそ」

藤太は娘に向き直った。

「鈴は特別なんだ。阿高だけでなくおれたちにとってもね」

娘は藤太を見返した。
意味が分かっていないらしく、小首を傾げている。
藤太は苦笑して言葉を継いだ。

「だって阿高の奴は竹芝の女の子たちには全く関心がないんだぞ。これで万が一鈴に振られるようなことがあったら、きっと阿高は一生恋なんて出来ないんじゃないかと」
「藤太」

名を呼んだのは目の前の娘ではなかった。
今までにだれも聞いたことがないような低い低い地を這うが如くどすのきいた声。
二人がゆっくりと振り返ると、そこには二人の青年がいた。
一人は引きつった笑みを浮かべている広梨。
そしていま一人は。

「藤太!許さないぞ、とっちめてやる!」
「あ、阿高、待て、誤解だ!うわ!」
「逃げるな藤太!」

二人はまるで転げるようにして走り去っていった。
それを見詰める広梨と鈴。

「まったくあいつらは何をしているんだか。ありゃ当分戻ってこないぞ」

呆れた声音でそう言って広梨は鈴を見る。
鈴は二人が走り去った方角を見ながらぼそりと零した。

「あぁ、藤太に阿高を取られてしまったわ」

(・・・え)

広梨は内心軽く驚いた。
それは正しく二連に心を奪われた竹芝の娘たちが常日頃口にしている言葉だった。
鈴はきっと分かっているに違いない。
本当の恋敵は竹芝の女の子たちではなく、藤太その人だということが。

(阿高の奴、まったく愛されてやがるな)

「鈴、あいつらは放っておいて、おれたちだけで先に腹ごしらえをしてしまおう。待ってやる必要なんてない。あいつらのことだ、どうせ腹が減ったらもどってくるさ」
「それもそうね」

娘は笑って広梨の後に付いていった。
一方二連たちのほうはといえば。

「あ、ほら、阿高、大変だ。鈴が広梨にかどわかされた!」
「え」

阿高の目には広梨と笑って奥へ消えていく鈴が映る。

「・・・・・・・・・・」

なんともいえない表情になった阿高を見て、藤太は内心で大笑いした。

(おまえ、広相手にまでそんな顔をするのかよ)

竹芝にもどったらこんなものじゃないだろう。
鈴の容姿は正直、すぎているほど整っている。
ぬばたまの黒髪、大きく黒目がちな瞳、三日月を思わせる眉、雪のように白い肌、白魚のような指先、そして桜の実のような若く瑞々しい唇。
その人間離れした、まるで何かの明確な意図でもって誂(あつら)えられたのではないかと思ってしまうほど非の打ち所のない美しさを藤太は以前「人形のよう」と評したことがある。
果たして武蔵の男衆には鈴がどう映るのか。

「ほら阿高、そろそろもどろう。せっかく盗んできたのに横から攫われては意味がないだろう」
「おれは別に広を疑ってなんかいない」

そういいながらもどる方角へ足を向けている相棒に、藤太の笑いはいよいよ収まらなくなってきた。

「おい、なにを笑っているんだ」
「笑ってなんていないさ」
「笑っているだろ」

その後。
もどった阿高がさりげなく鈴と広梨の間に座ったことを藤太は後々まで笑い種にした。

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