Entry

お返事です・その230&たくさんありがとうございます!

うおおおおお!
神話はやっぱり面白いですね!
仕事で一日が終わって疲れているからと何もしないよりも、時間がない中でも無理やり好きなことをする時間を持った方が疲れが取れる気がします。
身体が休んでいる時間は短いはずなのに、翌日とてもさっぱりした気持ちになっています。
人とは不思議なものですね。
いや、これはオタクの性(さが)なのか!?

小梅さま

ようこそお越しくださいました小梅さま!!
お待ちしておりました!!
イの一番のコメントありがとうございます!!凄く嬉しいです!!しかも10連パチとか!凄く力を頂きました!

>待ってました! 待ってました!神話の続き、楽しみにしておりました♪

ありがとうございます!ありがとうございます!!
自分だけ楽しいことばっかり書いている自覚はあるのですが、いっしょに楽しんでくださる方がいると思うと凄く救われる気がします。

>コノハナサクヤ姫、ついに登場ですね。
>子どもの頃、神話の絵本が家にあって、コノハナサクヤ姫は小柄で色白で、黒目がちな美少女でした。私の神話の知識は、その絵本より深まることがなかったので(涙)未だにコノハナサクヤ姫はアイドル的ポジションです。


アイドル!
まさにそんな感じですね!
コノハナノサクヤ姫は、一説には「サクラ」の神格化ともいわれていますので「色白」「桜色の頬」「つぶらな瞳」「小柄でかわいい」みたいなイメージがあります。
子どものころの印象って実は凄く大事だと最近思うようになりました。
物凄く深いところで受け取るものがたくさんあって、それが大人になってもずっとずっと残り続けている気がします。
そういうものの集大成の一つが、神話かな、と。
理屈よりもさらに深いところで受容する共通認識みたいなものが、これからも秘かに、だけど確かに受け継がれていってほしいです。

>ぜひ、美少女らしい天然スルーでニニギを焦らしてほしい所です。

天然美少女!大好物です。(知らんがな)
早く仲を深めたいニニギと、常にマイペースでニコニコしているコノハナノサクヤ姫のイメージが浮かびました!
ニ「サクヤ、もうすぐ雨が降りそうだ」
コ「まあ、本当ですわ。大変…」
ニ「どうだ、折角だから私の屋形で雨隠…」
コ「早く帰らなければお父さまに叱られます。ニニギさま、教えて下さってありがとうございます。お優しい上にお気遣いもできるなんて本当に素敵なお方です。サクヤは本当に幸せです」
ニ「え、あ・・・」
コ「それでは、さようなら」
ニ「・・・・・・くっ、雨隠れであわよくば更に深い仲になる作戦は失敗か」

わざわざタケミカヅチ(雷の神様)にお願いして雨雲を呼んでもらったのに!(妄想)

楽しいです。(だろうね)

コメントありがとうございました!!
小梅さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
27日の1時台と4時台と11時台と12時台と17時台と21時台と本日の13時台(2連パチ!)と16時台に拍手を下さった方ありがとうございます!!!!
停滞しつつも絶対に完遂して見せる意気込みをもっております!
結婚話のあとは、出産、海幸&山幸、後日談みたいな構成を考えています。
お暇がございましたら是非お付き合いくださいませ!
拍手ありがとうございました!!

日向神話~ニニギの婚姻~前編

随分時間がたってしまいました!
それではニニギの婚姻です!

<ここまでのあらすじ>
ニニギ命は父オシホミミに代わって葦原中ツ国を統治するために、高天原より日向の高千穂に天降ってきました。
ニニギは導いてくれた猿田毘古に感謝し、アメノウズメに猿田毘古を伊勢まで送っていくことと猿の名前を受け継ぐことを命じました。


さて、ニニギが天降ってからどれほど時間がたったのでしょうか。
生まれたばかりだったニニギは、恋を知る年齢に成長したようです。

ここに、天津日高日子番能邇々芸能命(あまつひたかひこほのににぎのみこと)笠沙(かささ)御前(みさき)にして、(うるは)しき美人(をとめ)()ひき。
(しか)くして、(ニニギは)問ひしく、

()(むすめ)ぞ」

ととひしに、(その美人は)答へて(まを)ししく、

大山津見神(おほやまつみのかみ)(むすめ)、名は(かむ)阿多都比売(あたつひめ)、またの名は、木花(このはな)之佐久夜毘売(のさくやびめ)といふ」

とまをしき。


コノハナノサクヤ姫キター!!!!!!
今までここで語ってきた神話で婚姻の場面があったものが他にあったことを覚えておられるでしょうか?
あれです、ヤマタノヲロチ神話のときの、スサノヲの求婚です!
あの時スサノヲもまずはじめにアシナヅチに名前を尋ねていますが、ここでもニニギはまず名前を問うていますね。
古事記ではどうやら名前を問うことが、婚姻の第一段階のようです。
また、コノハナノサクヤ姫はカムアタツ姫という名前も名乗っています。
これは彼女に限ったことではなく、古事記に出てくる神様には良くあることで、大国主も6個くらいの名前があります。
そして、なぜかは分りませんが、大抵が後に名乗る別名の方が通り名になっています。

さて、それでは続きを見てみます。
かわいい娘さんのお名前をゲットしたニニギはこのあとどうするのかというと・・・

また、問ひしく、

(なむち)兄弟(はらから)()りや」

ととひしに、答へて白ししく、

()が姉、石長(いはなが)比売(ひめ)()り」

とまをしき。

ニニギは何を思ってかコノハナノサクヤ姫にきょうだいの有無まで確認してます。
ニ「かわいい娘のきょうだいはかわいいに違いない・・・(にやり)」という下心があったのかどうなのか!?
彼の父親のオシホミミは、常に面倒ごとをちゃっかり回避の性格でしたが、息子のニニギはオイシイものをちゃっかりゲットの性格のようです。
このちゃっかり親子め!・・・といいたいところですが、違います。(当たり前)
古代においては姉妹で嫁ぐのは実はよくあることです。
ニニギは妹だけではなく、姉の面倒も見てやろうといっているわけで、これは男としてはかなり甲斐性があるといえるんじゃないかと思われます。
現代の感性とは若干ずれるところはありますが、ここはニニギのイイ男アピールの箇所なのです。(たぶん)

(しか)くして、(のりたま)ひしく、

(あれ)、汝と目合(あひあ)はむと(おも)ふ。奈何(いか)に」

とのりたまひしに、答へて(まを)ししく、

(やつかれ)は、(まを)すこと得ず。(やつかれ)が父大山津見神、(まを)さむ」

とまをしき。

ニ「よし、結婚しよう」
コ「あ、お父さんに聞いてみないと・・・」

古代の女性は自分の意思で結婚を決めることはできないので、コノハナノサクヤ姫はここでは一旦返事を保留します。
コ「帰ってお父さんに相談しなきゃっ。あと、お姉ちゃんにもっ」
さあ、かわいい娘が突然結婚相手を見つけたなんて報告してきたらお父さんは果たしてどうするのか!?

今回はここまでで区切ります!
次は近日中にまた!

お返事です・その229&ありがとうございます!!

いつもありがとうございます!
明日には日向神話が更新できそうです!

小梅さま

ようこそお越しくださいました小梅さま!!
お待ちしておりました!!
なんと!あの講演の情報を!うあああありがとうございます!!!!
あ、粗茶ですが・・・つ[甘夏ミカンジュース]<会社から甘夏を貰ったのでジュースにしてみました。

>有間皇子の歌は講演でも取り上げられました。『家にあれば…』のあの歌です。
>その際に、里中満智子さんの中学生時代の話になり「国語の先生はこの歌はピクニックの歌ですね、と言った。その時私は、学校の先生はいつも正しいことを言うのではない、自分で図書館で本を読もう…と自分なりに万葉集に親しんでいった」と仰っていました。


ピクニック・・・!
有間皇子も自分の歌(代作の可能性もある)が1300年後にそんな風に紹介されていると知ったらびっくりするでしょうね。
万葉集を学ぶようになってさまざまな人に出会いました。
人によっては「余計な知識を持ってしまうと、歌を平等に評価できない」とか「背景関係なく、歌そのものが素晴らしいと感じられることもいいことだ」とかおっしゃるかたも確かに存在します。
逆に知ってしまったために好きになれなくなったとか、がっかりしたという話を聞くと、やはり歴史と文学の間には重なる部分とそうでない部分もあるなと思います。
有間皇子のことを知らなければ、あの歌は確かにピクニックの歌とも取れますね。
万葉集の研究をしている歌人の方の中には、「背景を知らなければ良い歌と思えない歌は、良い歌ではない」と断言なさる方も少なからずいて、でも背景を知ることで理解が更に深まっていく楽しさを知ってしまった私には、やはり「家にあれば…」の歌はピクニックの歌ではなく、有間皇子の押し殺した苦しさや悔しさを感じる歌と思いたいところですね。

この情報を拝見させていただいたときふと頭に浮かんだのが、私がここでよく名前を挙げさせていただいている「森浩一」さんという考古学者の方でした。
この方は、「中学生の時に土器の破片を拾って学校に持っていったが、先生に大したものじゃないと門前払いにされたことに反発を覚えたのがきっかけだった」というようなことを著書の中でおっしゃっておられました。
道を志すきっかけはいろいろありますが、どんなきっかけであれ自分から進んで「知りたい」と思うことは本当に凄いパワーを持っているんだと思いました。

>その後、学者は損だ、とも仰っていました。
>『学者は自分がこうだ、と思っても確たる証拠を示せるまでは発表することができない。私は創作家だから、想像力(創造力)でものを言うことができる』


最近はかなり想像力(創造力)が逞しい学者さんもいらっしゃいますよ。
邪馬台国が山陰にあったと大真面目に主張する人がいたりします。
私はこういうトンデモ系の話やオカルト系の話には非常に疎くてあまり例を挙げられませんが、「確たる証拠」というものの扱いに関しては、学者といってもピンからキリまでいらっしゃるようです。
ただ、「作家」も「学者」も『自分がこうだ』と思うものを世の中に発表したいという強い欲求をもっていて、その手段が「創作」なのか「研究」なのかという違いなのだと思います。
創作は確かに確たる証拠は必要ありませんが、だからといってあまりにも突飛な設定にするとやはり矛盾が生じて作品も「それなり」になってしまいます。
里中満智子さんほどの方だからこそ、『自分がこうだ』の世界が創作の形になっても、その世界で自由に羽ばたけるしっかりした土台をもった上で、素晴らしい内容で表現されているのだと思います。
私はここで二次創作としてちゃちなストーリーを書いてみたり、調べて分ったことを語り散らしてみたりしていますが、今思い返してみてもどちらも「伝えたい!」という欲求には違いはないようなのです。(私は、ですが)
この欲求は非常に厄介で、飢えや乾きのようにとても耐え難い衝動をともないます。
伝えたいことを吐き出したその一瞬は収まるのですが、次にはまた新たに沸き起こってきます。
満足する瞬間をひたすら求めつつ、もしかしたらこのまま満足しないほうがずっと追っていられるんじゃないかという一種のM気質も生まれつつあります(笑)
単なる一凡人の私と常に第一線で活躍していらっしゃる作家さんや学者さんを比べるなどあまりにおこがましいにもほどがあることですね(ホントにスミマセン)

>学者でもなく、創作家でもない私は、両方のいいトコを味わうことのできる贅沢な立場にある、とニヤリとしました。

まさにその通りだと思います!!!!
専門家でないがゆえに、自分に都合のいいことだけ並べてニヤニヤしている毎日です。(バレバレです)
これからはそんな状態から一歩進んで、同じような境遇の方々ともっと交流を持ちたいと思っています。
好きなものを好きと語りたいという衝動を思う存分吐き出したいです。(迷惑)

大変貴重な情報を本当にありがとうございました!
小梅さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
9時台に2連パチを下さった方ありがとうございます!!
きぐるみネタへの拍手でしょうか!?
相変わらずふざけたことばっかり考えててスミマセン!
真面目なことも考えつつ、悪ふざけも大いに楽しむ模範的な残念系オタクです!
毎日楽しいです!(だろうね)
今後ともよろしくお願いします!
拍手ありがとうございました!!

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