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日向神話~ニニギの婚姻~後編

続きです!
ニニギは一目惚れしたコノハナノサクヤ姫を口説いて、父親と会うことになりました!

(かれ)、(ニニギが)その父大山津見神に()ひに()りし時に、(父は)大きに歓喜(よろこ)びて、その姉石長(いはなが)比売(ひめ)()へ、百取(ももとり)(つくえ)(しろ)の物を(娘二人に)持たしめて、(まつ)()だしき。
(かれ)(しか)くして、その姉は(いと)凶醜(みにく)きに()りて、()(かしこ)みて(かへ)(おく)り、(ただ)にその(おと)木花之佐久夜毘売のみを(とど)めて、一宿(ひとよ)(あひ)()き。

大山津見「本当に喜ばしい!是非、姉のイワナガもいっしょに貰ってください」
イワナガ「よろしくお願いします」
ニニギ「(一目見て)
チェンジ
ニニギ様!男に二言は無いはずではないのですか!
いや、まだはっきり面倒見るとは言ってないからセーフなのか。(セーフとかいう問題か)
ニニギ「おれは、サクヤだけを生涯愛し抜くと決めている(ドヤ)
といったかどうかは分かりませんが、実はこのことがその後の子孫たち(天皇家)への大惨事を引き起こしてしまいます!

(しか)くして、大山津見神(は)、(ニニギが)石長比売を(かへ)ししに()りて、(おほ)きに恥ぢ、(まを)し送りて言ひしく、

()女二(むすめふたり)(とも)()(まつ)りし(ゆゑ)は、石長比売を使(つか)はば、(あま)(かみ)御子(みこ)(いのち)は、(ゆき)()(かぜ)()くとも、(つね)(いは)(ごと)くして、(ときは)(かちは)(うご)かず(いま)さむとうけひて、貢進(たてまつ)りき。()く、石長比売を返らしめて、独り木花之佐久夜毘売のみを留むるが(ゆゑ)に、天つ神御子の()寿(いのち)は、木の花のあまひのみ(いま)さむ」

といひき。

大山津見
「私が娘を二人とも奉ったのは、
イワナガ姫
・子孫は風雪もものともしない岩のように頑丈で長命な体を得る
コノハナノサクヤ姫
・子孫は木に花が咲くように豊かに繁栄する
という理由があったのです。イワナガ姫を娶らずにコノハナノサクヤ姫だけを妻に迎えるなら、あなたの子孫は木花が咲く間が短いように、儚い命となるでしょう

そういうことは早めに言ってあげた方が良かったと思うよ!(ツッコミ)
どうして始めに言っておかなかったのか気になるところですが、神話や昔話はたいてい大事なことを後にいうんですよね。
選択権が与えられないのは、やはり答え(結果)が先にあって、それを説明するために神話が作られたためでしょうか。
それにしても、古事記中巻の大国主といいここの大山津見といい、国津神は基本的には天津神を立てていても、裏切られると結構気軽に祟ったり呪ったりしますね!
ここの大山津見も、この台詞がニニギに裏切られたことによる意趣返しのための呪いの言葉とすれば、始めから言わなかった理由は、もともとはそんなつもりではなかったけど、ニニギを呪うためにあえてイワナガ姫を形代にしたと考えるとファンタジー的盛り上がりが生まれそうな気がします。(ご都合解釈)

(かれ)ここを(もち)て、今に至るまで、天皇命(すめらみこと)(たち)()(いのち)は、(なが)くあらぬぞ。

神話の〆の典型的台詞ですね!
神話は必ず今の状態があって、それを説明するために生み出されるわけであります。
だから〆は「だから今は~~となっているのでした」的な書き方です。
昔話と神話の違いでもあります。
昔話は今に繋がりません。
神話は今に繋がります。

ちなみに。
この神話は典型的な「バナナタイプ」と呼ばれる神話形式になっています。
「バナナタイプ」とは何かと申しますと、インドネシア~ニューギニアに掛けて分布している神話が名前の由来になっています。
<バナナ神話の内容>
・昔人間は神様が空からつるしてくれる様々なものを貰って生きていた。
・ある日神様が石をつるしてきた。
・人間は石の使い方が分らず、「もっと別のものをください」と神様に叫んだ。
・すると神様は代わりにバナナをつるしてくれた。
・人間は喜んでバナナを食べた。
・食べ終わったとき、神様の声がした。
・「お前たちはバナナを選んだから、お前たちの命はバナナのようになるだろう(※バナナは子を持つと親の木は死んでしまう)。もし石を選んでいたら、お前たちの命も石のように不変だったのに」
・こうして人間は寿命ができた。

という内容です。
この神話と日本の神話の違いは
・花と石の美醜の違いも対比されている
・寿命の起源が、人間全般ではなく天皇のみの起源となっている

特に二つ目が重要です。
人間全般の寿命はイザナキとイザナミの絶縁の台詞が由来ですが、天皇の寿命の起源は別に載せる必要があります。
なぜなら天皇は永遠不変の天津神が祖先だからです。
今の天皇には寿命があることをきちんと説明しなければならなかったので、ここであえて記述したのでしょう。
成長も死もある国津神と違い、天津神は最初から完璧で死もありません。
スサノヲや大国主が妻を得るのに苦労したのに比べて、ニニギがすんなり妻を得ることができた(むしろ相手に歓迎された)のも注目ポイントです。
また、大国主は正妻であるスセリビメとの間に子がありませんが、ニニギはなんと一晩の共寝で子を得ます!
ここもやはり国津神と天津神の違いでしょう。
しかし、この一晩で子を得たことが、ニニギとコノハナノサクヤ姫の間に一波乱巻き起こします。


さて、ニニギの結婚話はこれで終わりです。
次はコノハナノサクヤ姫の火中出産の話です!

お返事です・その232&ありがとうございます!!!

図書館から「月神の統べる森で」を借りてきてみました。
まだ始めの方ですが、文章がとても読みやすくて(小学校高学年くらい向け?)楽しいです。
展開は初っ端からかなりハードですが、その分期待が高まりまくりです。
ポイント額オーバーするけど買おうか・・・どうしようか・・・。
随分昔に出た本(1998年初版)なので、できれば文庫になっててほしいと思ったのですが、探しても見つからず・・・。
考えてみればこの本の10年前に出版された空色勾玉が文庫になったのはついこのあいだですし、もしかしたらまだ時が満ちてないのかもしれないですね。

琴さま

ようこそお越しくださいました琴さま!!
お待ちしておりました!!
フォウ!11連パチの猛者は後にも先にも琴さまだけです!
そんな琴さまにはこれを・・・つ[チンアナゴ抱き枕]<私が激しく気になってます。

>大体、第一印象で真面目そうだとか、暗そうだとか(以下略)そんなことばかり言われるので、本性が出せて良かったと思います(笑)
>惚れていただけて光栄です!


私の第一印象は「おっとりしてそう」とか「気が弱そう」とか「何考えてるか分からない」といわれます。
おおむねその通りです。
第一印象と実際が違うと悩んでいる人は結構いらっしゃいますね。
ネットだと言葉づかいとか趣味が第一印象になって、実際にあった時もやっぱり見た目の第一印象があって、なかなか複雑な社会だとつくづく思います。
琴さまが実際どんなお方なのか・・・文章から結構想像はしているんですが、機会に恵まれればぜひ実際にお会いしてみたいです。

>私も兼倉さまにべたぼれです!!
>両思いですね!!禁断の愛・・・!!(すみません)


フォオオオオオオオオオウ!!!!!
禁断の愛・・・!
なんと萌え滾る単語でしょうか。
私は今、動揺しています。
落ち着かないと。深呼吸を。
とりあえず、結婚指輪は翠の勾玉をあしらったデザインで、式場は出雲大社ですね(先走った)

>先週、箱根を旅してきたのですが、箱根神社の祭神がニニギとコノハナノサクヤ姫とホオリの三柱の神様なんですよね。

箱根ですか!羨ましいです!
箱根駅伝と温泉ですね!
箱根神社は恥ずかしながらよく知らなかったので調べてみましたら、なんと創建が欠史八代の時代なのですね・・・!
古代から山岳信仰があったとも書かれていて、とても興奮しました。
縄文人も弥生人も山への信仰はあったはずなので、相当古くから歴史がありそうです。
ニニギ・コノハナノサクヤ姫・ホオリが祭られていたのかも気になります。
調べてみたら凄く面白いことが分かりそうです!

>兼倉さまの旅行の行程・・・すごすぎます!!
>ドン引きはしませんでしたが、移動が凄まじいです!!


今考えても正直どうかしてたんじゃないのかと思えます。
元々三つのメインは個別に行こうと思っていたのですが、連休がめったに取れない職種ということもあって、どうせなら全部行こうということになってしまいました。
古代にハマってからの大きな旅は先日の「九州旅行」と、この時の「青森・長野・群馬旅行」です。
今後も二年ごとくらいのペースで大き目の旅行が出来たらいいなぁとぼんやり思っています。

>・・・それにしても、群馬を電車やバスで移動なさったのはとても大変だったのではないかと推察いたします。

電車やバスの時間を事前に調べて行ったので、結構効率よく回れましたよ!
普段車の移動しかしないので、公共交通機関を使う場合は「乗り過ごしたらヤバい」の強迫観念の元、何日も前から数種類の時間と乗り継ぎを徹底的に調べて行きます。
とはいえ群馬は「かみつけの里博物館」と「貫前神社」だけしか回らなかったので、一つ一つをじっくり見ることができた反面、上野国をきちんと堪能するには足りなかったのではないかという気がしています。
関東には今後も訪れる機会があるはずなので、少しずつでも回っていこうと思います。
おススメ情報等ございましたらぜひよろしくお願いします!

>鹿島神宮は親戚が参拝した時に「ここは違う・・・!!」と強く感じたと言っていました。
>私はこの間、諏訪大社に参拝した時にものすごく緊張してしまいました。
>大体、神社に参拝する時は緊張を伴うのですが、諏訪大社はすごかったです。
>何かあるのかもしれませんね!!


私はここで間違いに気づきました。
前回の返信で間違えて諏訪神社と書いていた・・・!
なんということだ!
なぜ間違えていたのか今となってはよく分かりませんが、こういうところで知識の付け焼刃っぷりが露になるわけですね!(激痛)
訂正いたしました・・・<(_ _)>
今後気を付けます。くっ・・・!

神社に参拝してきた人は「やっぱり他とは違っていた」というのをよく聞くのですが、私は神社に参拝するときは異様なハイテンションになっているため、冷静に受け止めきれず何が違うのかよく分かりません・・・!(残念系の本領発揮)
違うと言われれば違う気がするけれど、最近特に行く場所が「会社」「自宅」「遺跡」「神社」がメインになっているので(どんな生活か)無駄にそういう場所に馴染み過ぎて、せっかくのパワースポット的なヒーリングが分からなくなっている気がします。
もったいないですね。
まだ古代にハマる前の方が、神社で何かいろいろ感じていたような気がします。
あのころの純粋な気持ちをいつか思い出すことができる日が来るのか・・・。
とはいえ子どものころの主な遊び場が近所の神社だったので、もはや今更かもしれませんが^^;

>古事記の仕掛け・・・!!とても面白いです!!
>全く勉強不足なので、新たな興味がわいてきました。
>何か深い意味があるんじゃないかと想像するだけで、本当にわくわくしてしまいます!!


ですよね!
古事記が書かれた当時の天武天皇・持統天皇・文武天皇・元明天皇、そして当時の実力者だった藤原不比等らの思惑はどれほど反映されているのか。
そして、そんな思惑が入り込んでいてもなお、更に深い部分で受け継がれ続けてきたことはあるのか、あればそれは何か。
そういうことを考えながら、少しずつ学んでいけたらと思っています。
ぜひ今後ともよろしくお願いします!

コメントありがとうございました!!
琴さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
夜露死苦Rさま
ようこそお越しくださいました夜露死苦Rさま!!
こちらこそ夜露死苦☆(痛々しいノリ)
これをどうぞ・・・!つ[アイス的なもの]<Rieさまのアイス的なものが落下したら私がすかさず因幡の白兎のような真っ白でふわっふわのアイス的なものをお届けに参ります的な!(いらない)

>万葉集の解読されていない歌について言及されているのを読んで、うおおお! となりました。
>原文を見たとき、ぼおっとしてしまいました。全然わかりません。有間皇子の事件と関わっていたのですね。解釈がいろいろある、先生方が読み解こうとされている姿も知ることができて、とても勉強になります。


あの題詞が正しければ、有間皇子は絶対に関係があると思います。
しかし、現在に伝わっている万葉集の原本はもちろん残っておらず、最古のものは平安時代中期のものです。
それも全ての巻が残っているわけではなく、中には鎌倉時代後期の写本まで時代を下らないといけない部分もあります。
その間に間違ったり、意図的に変更したりされた部分がどれほどあるのか、安易に受け取ることができない部分もありながら、学者の先生方は誠実に研究を重ねていらっしゃったんだろうと想像しています。
私はその上澄みの面白そうなところだけを掬って楽しませて頂いているわけですが、ときどきそんな学者先生方のことを思い浮かべては、感謝と敬意の念を深めずにはおれません。
いつの日かあの読めない歌に定訓がつく日が来るのか、それとも伊藤先生の説の通り「あえて読めない」のが正しい姿なのか。
今後の研究の進展にとても関心を持っています。

>アイス的なものを膨らませてくださって、アザアッス!!(土下座)楽しかったです。超どんでん返し、乙女展開に呆然としました。きぐるみ、これは…。きぐるみの中の人となった彼が、どんな動きをするのか大変気になります。

毎度のことながら、勝手にスミマセンでした・・・!
自分の中には何もないのに、誰かに刺激されたらそれが何倍にも膨れ上がって止まらなくなる病気です!(不治の病)
阿高は運動神経がよさそうなので、きぐるみを着ていても機敏な動きをしてくれるに違いありません。
ファンシーな姿でアクロバティックな動きをするきぐるみin阿高はきっと子どもたちの人気者です。(阿高に自覚は無い)
さらには、学生にイチャモンをつける不逞の輩を馬のきぐるみが叩きのめしたという噂があるとかないとか!(膨らむ妄想)

>日向神話の続きが…!!

続きを書きます!
絶対に全部語りたいのです!
そして九州旅行の写真をUPしたいのです!
私のやりたいことにお付き合いいただけて本当に嬉しいです!
ぜひとも今後もよろしくお願いします!

>名前を問うのが求婚プロセスのキモ。やはりドキドキが止まりません。ニニギのいい男アピールにぐっときました。色好みだと思っていた私がばかでした。甲斐性のある男子は素敵だと思います。
>兼倉さまのサクヤが、何気に守ってあげたい感じなのにもわくわくしています。


ニニギのいい男アピールは私の思い込みの可能性も非常に高いのですが、きっとそうだったのだろうと信じています!
求婚の時にきょうだいの有無まで確認しているのは彼だけなので、これは何か意味があるのだという気がしています。
色好みも間違いないと思います!
古代の為政者の資質として「色好み」であることは有力な子孫を残すことに繋がるので、とても重要な要素だったといつかの講座で聞いた覚えがあります!(そんなことばかり覚えの良い兼倉)
サクヤ姫は可憐でふわふわだったら激萌えだぜ☆と思っています。
放っておけない感じのところとか、天然ですぐ騙されそうなところとか、若干鈴さんに被る部分が含まれるのは私の願望が反映された結果かもしれません!?

>やっと聖☆おにいさんが読めました。
>全部がツボです。
>腹筋が痛すぎます。
>Tシャツに何が書いてあるかもワクワクしながら読みました。本当に、これこそ神マンガだ!


本当に神マンガですよね!
学生時代の世界史の知識とか、親が昔買い与えてくれた「ブッダ(手塚治虫)」とかの知識が生き生きとよみがえってきました!
知らなくても楽しめるけど、知ってるともっと楽しめるものってハマってしまいます。
今、古代史にハマっているのも同じ感覚です。
Tシャツのネタもひっそりとしていてウケます。
>全部がツボです。
まさにそうとしか言えない勢いと衝撃があると思います。
今続きを大変楽しみにしている漫画の一つです。

>乙嫁4巻は明るい感じで救われました。
>3巻がたいへん切なかったので…。


パリヤが!パリヤが!(落ち着け)
3巻とは打って変わって勢いと明るさが迸る巻でしたね。
お話に緩急があるというのはこういうのをいうのでしょうか。
緻密な書き込みとそれを裏付ける確かな知識、さらに魅力的なキャラクターとストーリー。
凄い物語に出会ってしまったと思います。
こちらも本当に今後が楽しみでなりません。

帰郷の旅、お疲れ様でした。
私も2008年に母方の祖父とお別れしたのですが、離れて住んでいることもあって、喪失感がすぐには湧いてきませんでした。
ただ、その少し後くらいから、当時の日常生活に祖父の存命中と他界後になんの変化もないことが、返って物凄く違和感を感じ始めました。
葬式中はどこか非日常で、祖父が亡くなったことで物凄くそれに影響された状況下にいたのに、たった数日でなにもなかったみたいになってしまったことが、私の気持ちの上で言葉では表しきれない齟齬を生んだようでした。
祖父の他界後一年以内くらいは、車で1時間以上かかる母の実家に週に1~2回くらいの頻度で通って(主に平日で仕事が終わった後に)、今は一人になってしまった祖母とわずかな時間祖父の思い出話を語ったり、元気なころの写真をみたりして過ごしました。
一緒に暮らしていたわけではない祖父の思い出はそう多くはないのですが、わずかに残っている記憶を一生懸命かき集めるようにして、大事に話していました。
そうしているうちに、日常でふと「いま、守ってもらったのかな」とか「いま、みててくれたかな」と自然に思えるようになってきました。
昔以上に離れてしまっているのに、逆に凄く身近に思えるようになって、ようやく祖父の喪失を受け入れられた気がします。
なんだか矛盾しているんですが(汗)
人の死は、必然でありながら、どうしても受け入れるのは時間がかかってしまうんですよね。
・・・余計なことばっかり書いてしまいました。すみませんん。

コメントありがとうございました!!
Rieさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


拍手を下さった方々本当にありがとうございます!!
上の方の文章は朝書いたものですが、とりあえず夕方現在、本は無事に購入手続きができました!(やっぱり本を買ってしまったのか)
買った本はこれです。

理系のためのじっくり考えてたくさん解く本格問題集 数学I+A+II+B

待ってくれ!
直前までは確かに歴史関係しか興味が無くて、それらをあさりまくって悩んでいたんです!
あきらかに悩みすぎて血迷っちゃった感じです。
面白かったらIII+Cも買ってみようかと思いつつ、しかし正直忘れてしまった知識の多さに唖然としている状況もあるのでどうなるか。
行列とか、大学ではn行×n列もやってたはずなのに、現在掛け算の順番を忘れたという致命的な状態で自分でもビックリです。
微分積分も対数や三角関数の微分をきれいに忘却しています。
sinは微分したらcosでしたっけ?-cosでしたっけ?
こうして考えてみると、学生時代の私の数学がいかにパターン暗記でしかないものだったかが明らかになります。
はぁ。
でも折角だから、歴史の本を読む前に10分だけでも計算練習の時間くらいは作ろうか・・・。(どこの受験生の悩みか)
知識を得るのは楽しいですが、得たはずの知識を失うのはやるせないです。
人間は忘れる生き物ですが、忘れたくないことはできる限り忘れないように努力したいものです。

お返事です・その231&ありがとうございます!!!

5月末までの期間限定ポイントが1000ポイントあるので、何か良いものはないかなと探している兼倉です。(また本が増えるフラグ)
たつみや章さんの「月神シリーズ」が昔から気になりながら手を出せずにいます。
神野志隆光さんの「万葉集鑑賞事典」も気になっているんですが、手元にある伊藤博さんの万葉関連本が読みきれていないので流石に駄目だよまだ、と思っています。(一応の自重)
万葉集に本気で取り組み始めたら中国神話や中国古典も避けては通れないので、そのあたりも少しずつ見てはいます。
古事記に関しては神話部分はかなり本を集めたので、新しく買うなら中・下巻関連になると思われます。
日本霊異記に関してはまださらりとしか読んでいないので、自分の中でもう少し熟成させようと思ってます。
風土記は・・・どうしようかな・・・風土記がいいかな・・・などと思いつつ、五大風土記のどれから手をつけようか決めあぐねています。
あと二日で決めなければ・・・どうしよう・・・という幸せな悩みで今日も夜が更けていきます。(相変わらず楽しく生きています)

なかのさま

ようこそお越しくださいましたなかのさま!!
お待ちしておりました!!
これをどうぞ・・・つ[麦茶]<昼はかなり気温が上がってきましたが、夜はまだ少し寒い因幡です。

>今更ですが、、恋ひ、踊るを読みまして……科戸王!科戸王!兼倉さんの科さや!(だったもの!)と大興奮しました。冷たいようで情け深く甘い科戸王が素敵でした。

うわあああありがとうございます!!!
自分の中ではかなりまだまだな感じです。
まだ王の切なさとか辛さとかもどかしさとかが煮詰め切れておりません。
今後の課題として精力的に妄想活動に励みたいと思っています。

>科戸王がぐるぐる動いてる間稚羽矢はお勉強でもしてたんでしょうか……

よくぞ聞いてくださいました!!(何)
実はこの話はもっと長くなるはずでした。
しかし自分の実力を鑑みてこのような中途半端なものにならざるを得ず・・・(理想と現実の差を痛感)
この話のもともとの設定は、稚羽矢が怪我をするところから始まっています。
大王の一大事に宮が揺れます。
方々で原因など探るわけですが、そんな中で科戸王の例の噂が広がります。
輝の誰かが「闇の者は己の色恋沙汰に熱心らしいではないか。大王の一大事だというのに、さすが黄泉帰りの一族は夜の励みにも余念が無いらしい」とかいろいろ言ってきますが、そんな中でも科戸王は涼しい顔で職務を全うしていました。
一方狭也は寝込んでいる稚羽矢についています。
周りには兵士が増やされていますが、初めは稚羽矢を守るためのものと思っていたので気にはしませんでした。
しかしここで狭也は釆女たちの気になる噂を聞きます。
そして今まで無関係だと思われていた科戸王の噂と稚羽矢の怪我につながりが見えてきて・・・。
・・・という感じの結構大げさな話を思い描いていました。
明らかに私では無理ですね!
そういうわけで、あの話の裏では稚羽矢さんは暫く寝込んだ後、最終的には何かしらの重要な役目があるはずでした!
いつの日か文章力が鍛えられた後、改めて取り組んでみたいと思います!

>そして神話熱。好きなことをしている時間は精神的にも身体的にも本当に貴重ですよね。わかります。これからも更新楽しみにしています!

なかのさまも本当にお忙しそうでハラハラしております。
精神的な癒しと肉体的な癒しは本当にどちらも大事ですよね。
お分かりいただけますか!仲間よ!(勝手に)
楽しみにしてくださって本当にありがとうございます!!
好きなことばっかりやってますが、いっしょに付き合ってくださる方がいらっしゃると思うと涙が出るくらい嬉しいです。
今後とも是非よろしくお願いします!
私もなかのさまの科戸話すごく楽しみにしています!

コメントありがとうございました!!
なかのさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
琴さま
ようこそお越しくださいました琴さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・[麦茶]<最近夜は隣の田んぼで蛙の大合唱が聞こえます。まさに田舎の初夏の夜という感じです!

>おお!!コノハナノサクヤ姫がいよいよご登場!!
>もう名前からして可愛いらしさに満ち溢れていますよね!!
>子供の頃に読んだマンガにでてきた姫がすごく可愛くて、さらに名前も可愛らしいので、とても印象的だったのを覚えています。
>ニニギもイチコロ!!といったところでしょうか。


お待たせいたしました!
やっとお目見えしました!
ニニギが一目惚れする可憐な娘さんです!
花が咲き綻ぶ様子ってどれだけ可愛いのか・・・!
コノハナは木花なので、やっぱり正体は桜が妥当ではないかと個人的には思っているのですが、このあたりにも次回迫ってみたいと思います。

>神様の名前がいくつかあるのは知っていましたが、後に名乗る方が通り名になっていたのは気づきませんでした!!
>今後は気をつけて読んでみます。


この話は今まであまり言及しませんでしたが、彼女の他には「天鳥船」「カグツチ」「カムヤマトイハレビコ」あたりが該当します。
ただ、例外もあって、カグツチを殺した剣から生まれた「タケミカヅチ」は始めに出てきた名前の方が通り名になっています。
どうしてこのように書かれているのかは分りませんが、古事記が口伝えの物語を収録しているとしたら、やはり後に通りのいい名前を言ったほうが聞いた人の印象にも残りやすいというところでしょうか。
古事記はいろいろ面白い仕掛けがたくさんあって本当に侮れません!

>結婚話はもちろんのこと、出産の話もかなり印象的だったので(子供の頃かなりツッコミました・笑)、続きを楽しみにしております!!

出産話はホントニニギおまえぇぇぇぇ!!!&サクヤ姫無茶すんなあぁぁぁ!!!という感じですよね!
始めて読んだときはかなり動揺しました!
グダグダながら楽しんで語ろうと思っていますので、ぜひお付き合いよろしくお願いします!

>それにしても兼倉さま!!
>貫前神社にいらしていたとは・・・!!
>以前におっしゃっていたかみつけの里もその時にいらっしゃったのでしょうか?
>旅行のコースがとても気になってしまいました!!
>個人的にはきっと垂涎のコース(すみません)だったのではないかと推察いたしております・・・。


旅行の行程は本当にドン引きするくらいアレな感じですよ!
一人旅でなければ絶対に完遂できなかったと思われるむちゃくちゃな旅でした。
①夜行バスで東京へ
②駅で朝食を食べた後、速攻で東北新幹線「はやて」に乗車(目的その一)
③新幹線内でコンビニのおにぎりを食べた後、特急などを乗り継ぎ昼前に青森到着。(この頃はまだ新幹線は青森まで開通していなかった)
④駅の案内図で見つけた善知鳥神社に急遽参拝する。
⑤バスで三内丸山遺跡に向かう。(目的その二)
⑥1時半に到着後4時半までずっと遺跡散策&写真撮影。
⑦青森に宿泊。(ビジネスホテル)
⑧翌朝6時起床して特急&新幹線で関東に戻ってそこから長野へ。
⑨レンタカーを借りて一日中諏訪大社&周辺の神社参拝(目的その三)
⑩電車で群馬へ向かい、そのままホテルへ(ビジネスホテル)(※ここで自分の調べたバスの時間が平日用だったことが発覚して、ホテルの人に休日用のバスの運行表をネット検索してもらう)(その節は本当にスミマセンでした・・・)
⑪翌朝バスでかみつけの里博物館へ。開館20分前に到着したので復元古墳を激写しまくる。(目的その四)
⑫午前中は博物館堪能して午後からいよいよ「はにわ祭り」へ(目的その五)
⑬祭りを堪能してホテルへ
⑭翌朝上野国一ノ宮「貫前神社」へ(目的その六)
⑮すべての目的を滞りなく終了して帰鳥の途につく(23時半くらいに帰宅

覚えているかぎり書き出してみましたが、ホント私なにやってんだっていう凄い行程ですね。
青森に行った翌日長野にいるとか、明らかになにかを間違ったんじゃないかという気がします。
普通はそのまま東北探訪とかすべきだったのではないか・・・。
しかし、当時の私にとって「三内丸山遺跡」と「諏訪大社」と「かみつけの里博物館のはにわ祭り」が物凄く行きたい場所だったので、この旅行に関してはまったく悔いはありません。
行きたいところに全部行った大変贅沢な四日間でした。

>「経津主神」は名前は知っていますが、詳しいことはわかりませんでした。
>タケミカヅチと共に国を譲るように伝えにきたのですね。(日本書紀でしたっけ?)
>タケミカヅチが祀られている鹿島神宮にもいつか参拝してみたいです!!


おお!やはりご存知でしたか!
そうです、日本書紀に登場する神様です。
古事記には「タケミカヅチ」と「アメノトリフネ」の二柱のみになってます。
鹿島神宮も行きたいです!
次の関東旅行で行こうかと考えていますが、九州旅行で懐が厳しくなってしまったので現在一生懸命財布を暖めようと奮闘しております!

フォウ!11連パチが圧巻でした!
一つ一つチェックしてからクリックしてくださったんですね!
そんな琴さまのノリの良さに惚れました!私としたことが既婚者に惚れてしまうとは・・・!科戸の気持ちがこれで少しは分かる・・・のか?(ェ)

コメントありがとうございました!!
琴さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


拍手を下さった方々ありがとうございます!!
しかし現在拍手と日記を置かせてもらっているサーバー様がエラーのためFTPが使えなくて上手く時間が確認できません(T_T)
それどころかファイルをダウンロードできないせいでバックアップもうまく取れない状態です・・・。
これまでこんなに何日も壊れっぱなしのことは無かったのに・・・ちょっと不安になりつつ、回復を切に願っております。
どうか消えませんように・・・!
拍手ありがとうございました!!

以下、返信不要とのことでしたが簡単に私信を。
>りんこさま

>歴史、苦手だ、そして、苦手だ。

ぶはっ!
これに思い切り笑わせていただきました!
りんこさまの心の叫びが痛いほど伝わってまいります。
私も暗記が苦手なので、社会化科目は全般が苦手です。
というか、数学以外が得意だったことがありません。(駄目すぎる過去)
歴史はオタクの嗜み程度に好きではありましたが、ここ数年の熱は本当に想定外です。
今までは歴史物の漫画や小説を読むだけで満足していたというのに!
荻原先生マジックは尋常ではありません。本当に。
「大奥」は私も雑誌で立ち読みしていますよ!
よしながふみさんは本当に人物描写が巧みで凄く惹きつけられます。
神話の知識に関しては、私もかなり付け焼刃なので、ぜひお気軽にツッコミやらご感想をいただけたら嬉しいです。(もちろん強制ではないですが・・・!)

>お薦めはアマゾンの野生的肉体美です。

仮面ライダーアマゾン好きです!
どのくらい好きかというと、今でも主題歌を歌えるレベルです。
きょうだいが男ばかりだったので、特撮物のビデオをたくさん見ている子どもでした。
昭和の仮面ライダーは一号からブラックまで全部好きです!
40代半ばの上司と仮面ライダーの話題(V3)で盛り上がったりします。
石森作品はサイボーグ009やキカイダーも好きです。
小さい頃は魔女っこものよりもこういう特撮系ばかり見てました。

簡単にといいつつ長くなってしまいました!
スミマセン!
ぜひまたお気軽いただけると嬉しいです!
りんこさまのまたのお越しを心よりお待ちしております!

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