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万葉集の東歌

麻苧(あさを)らを 麻笥(をけ)に多(ふすさ)に 績(う)まずとも 明日着せさめや いざせ小床(をどこ)に

<意訳>
麻なんて今そんなにたくさん績まなくてもいいじゃないか、どうせ明日お召しになるものじゃなし。それより早くいつもの床へ入っておいでよ。


藤太かと思ったね!
もうまさしく藤千としか思えない歌です。(紡績→千種という単純思考)

まだ相変わらず東歌に萌え盛っている兼倉です。
今日も万葉サークルに行ってきました。
いやぁ、万葉集は・・・凄いですね。
萌えがそこかしこに散りばめられています。
去年の今頃はまさか自分が万葉集に萌える日が来るとは夢にも思ってませんでしたが(薄紅には既に萌え狂ってましたが)、今現在は万葉集の無い生活は考えられないくらい万葉集にどっぷり浸かって生きていますよ。(主に萌え方向で)
因みに上の訳は私の意訳なので細かい表現はあまり参考になりません。念のため。
あと、いつもの伊藤先生の訳は最後の「いざせ小床に」を「さあしようよ、いつもの床で」としていらっしゃって、さすが伊藤先生は相変わらず歪みない飛ばしっぷりでいらっしゃる!と思いました。(※「いざ」=さあ、「せ」=しよう)
私があえて伏せるところも伊藤先生にかかれば全開なわけですよ!
恥ずかしがっていては万葉集の本当の楽しさ(萌え)は理解できないと思いました!(どんな結論)

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