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お返事です・その235&ありがとうございます!!

ぺすさまの日記でこうの史代さんの「ぼおるぺん古事記 一」が発売されていたことを知りました!
なんてこった!
それにしてもAmazonはいつも私が本当に欲しい物をおススメしてくれない・・・。
こうのさんの他の本はほぼ全部Amazonで買っているというのになぜなのか。
いくら私がツンデレ好きといったって、Amazonまでツンしなくていいのよ・・・。
悔しいのでまたポイントが貯まるまで様子見しようと思います。

琴さま

ようこそお越しくださいました琴さま!!
お待ちしておりました!!
粗茶ですが・・・つ[麦茶]<暑いと思っても、雲が出ると随分涼しいです。まだ夏本番までは時間がありそうですね。

>フォウ!のチェックは楽しいです!!
>気がついたらやみつきになっていました(笑)
>調子に乗って、これからも活用しまくります!!


フォウフォウ!
やみつきになるほどハマって頂けて嬉しいです!
ありがとうございます!!
折角活用していただいているので、もう少し活用し甲斐のあるチェックにしてみようかとちょっと考えてみようかと思っています。

>サクヤ姫の出産話を読みました!
>ニニギ様・・・!!(めらめら)

ニ「誤解だ。あれは本心ではないのだ。あの場ではああ言っておかなければサクヤや赤子たちの身が危なかったのだ」
サ「適当な言い訳をしてももう信じません」
ニ「サクヤ!」

下手な保身に走るより素直に謝った方がいいよニニギ様!

>余談ですが、私の姉も神話好きなのでこのあたりの話について語っていたら、
>「神様なのに女遊びの激しいにーちゃんみたいな発言だ!!」とツッコミが入りました。
>あと、「古代からこういう輩は結構いたのかねえ」というあきれ発言も・・・(笑)
>いやはや、腹立たしくもありますが、面白くもあります。


フォオオオオオ!!!
なんと!
ごきょうだいの話題に一役買えましたか!
これはすごいことです!
ここを読んでくださった方が、それだけで終わらずに他の人たちと話題にしてくださるというのは、草の根的な広がりの第一歩です!
ニ「嬉しいが、なにもおれの悪口を話題にしなくても・・・」
ウ「贅沢を仰ってはなりません、ニニギ様。それだけあなた様の与えた影響や印象が大きかったということです。お喜びなさいませ」
ニ「ウズメ!久しぶりだな。どうだ、おまえたちの夫婦仲はいいのか」
ウ「はい、ニニギ様と違って」
ニ「!」

ニニギ様の信頼は地の底に落ちました!これ以上下がる心配はないと思いますので、これから頑張ってくださいね!

>ウケヒは子供心に衝撃的でした。
>サクヤ姫は可愛らしいだけの姫ではなく、とても芯の強い姫ですね!
>だからこそ、強い印象を受けたのかもしれません。


芯の強い女性というのはとても憧れます。
古事記にはたくさんの素敵な女神や女性が登場します。
サクヤ姫もその一人ですね。
周りに流されるだけではなく自分の気持ちを貫く姿を読むにつけ、少しでもそれを多くの人と共有できたらいいなという気持ちになります。

>サクヤ姫が無事に出産したのは記述にあったのですが、姫はどうなったんだろう?とずっと思っていました。
>やっぱりこの後は一切登場していないのですね。
>私もサクヤ姫は無事だったと信じております!
>その後、ニニギ様とはどうなったのか・・・(妄想入りました)


ニ「なあ、サクヤ。まだ怒っているのか」
サ「・・・・・・」
ニ「おれが悪かった。本当に後悔している。許してくれ」
サ「いやです」
ニ「サクヤ」
サ「私の不貞を疑ったということは、裏を返せばニニギ様自身が私に後ろ暗いところがあるということです」
ニ「(ドキ)」
サ「私はニニギ様しか愛しておりません。ニニギ様には通う妻や言い寄る娘がたくさんいらっしゃるのかもしれませんが、私にはニニギ様しか頼るお方はいないのです」
ニ「サクヤ・・・」
サ「あなたが他の誰かの手枕で柔らかな夢をご覧になる間、私は一人で冷たい荒菰にくるまるしかありません」
ニ「サクヤ・・・本当に悪かった。もうおまえを独りにはしないから」
サ「いいえ、ニニギ様はこれからも他の方の元へお通いになるでしょう。それが役目ですもの」
ニ「・・・・・・」
サ「ですから、どうかお願いです。私をほんの少しでも憐れと思召すなら、どうか私の思いだけはお疑いにならないでください。どうか、どうか」
ニ「・・・サクヤ。おまえがそういうなら、私もおまえに願うよ。どうか今夜は眠らず、おまえの思いを愚かな私に示しておくれ。日が昇るまでずっと」
サ「喜んでお仕え申し上げます」

ニニギはホントダメなところもあるけど、やっぱり素直なところもあるんじゃないかと思います。(妄想)
ニニギはその後他の人のところへ通おうとするたびに、バレたらサクヤ姫が今度こそ火の中に飛び込んで帰ってこなくなるんじゃないかっていう不安に駆られて結局いけなくなったとか、そんなオチがあると滾ります。
もしくは、本当にあの場の台詞はニニギの本心ではなく、何者かを騙す(牽制する)ためにサクヤ姫と組んで仕組んだことだったりするのもまた楽しそうです。
誰か日向神話の一次創作やってくれないものか!
絶対楽しいのに!(どこまでも他力本願)

>誕生した三柱の神のお話も興味深かったです!
>海幸彦・山幸彦のお話を読んだ時に、「あれ?真ん中の神様はどこにいったんだろう?」と思ったことを思い出しました。
>きっと何か深い意味があるのかもしれませんね!
>すごく面白いです!!


古事記ではきょうだいがでてくると大抵一番上と一番下だけが活躍して(どちらかといえば末っ子が活躍して上は引き立て役)他のきょうだいは記述がほとんどありません。
ニニギのひ孫にあたるワカミケヌ(神武天皇)も四人兄弟の末っ子ですが、一番上のイツセとともに東征しますが、他の兄弟は日向に残ったり海にいったりしてその後の活躍は古事記には記録がありません。(日向国風土記逸文などには残されています)
これも古事記の仕掛けの一つなのかもしれませんね。
因みに、今水面下で読んでいる「月神の統べる森で」という小説は、三貴子の真ん中のツクヨミの神話がほとんど残されていないことに対して、作者の方が"消されてしまった月の神話"に自分なりに迫ってみたかったという趣旨のコメントをされています。
とても読みやすくて面白い本です。
勾玉三部作をお好きならきっと肌に合うのではないかと思います。おススメです。

>もう神話が最高に面白くて、子供の時以来の大ブームがやってきました。
>本屋さんでも神話の関係の本についつい吸い寄せられてしまったり・・・(笑)


私もです!私もです!
始めは神話を扱った小説を読みたいと思って探していたのに、今はもっぱら学術書に吸い寄せられます。
「学術書」というと少し堅いイメージになりますが、今は素人でも読みやすい本がたくさんあるのでとてもありがたいです。

>え、ふわっとしたイメージですか・・・?
>私もそんな雰囲気を醸し出す文章をつづれているのか・・・(ちょっと感動)


凄くふんわりと優しいイメージです。
常々、文章は嘘を付けないと思っているので、間違いないと思います!
私は気の弱そうな顔をしていて実際気が弱いので常に舐められまくりの人生ですが、あまり気にせず好きなように生きています。
人生楽しむのが一番大事です!(兼倉さんはもっと将来のことも考えましょう)

>あんまり情報を出すとお会いする前からがっかりされてしまうので、実際にお会いするまで伏せておこうと思います(大げさすぎる)

ミステリアスな色気を追及なさるわけですね、分かります!
ますますお会いするのが楽しみになりました!
当日はぜひよろしくお願いします!!

>夫に賄賂だなんてとんでもない!!
>私が兼倉さまに結納品を持参しなければ・・・!!(いいかげんにしろ)


結納品はぜひ群馬の神社や遺跡話でお願いします!(品じゃない)
では旦那様には私セレクトのお土産を持参させて頂きます。
奥様とは交換していただけないと思いますが(当たり前)、気持ちだけでも受け取っていただけたら・・・!

>ニニギとサクヤ姫のお話、すごく面白かったですよ!!
>またお邪魔させて下さい!!


うおおお!!(感涙)
ありがとうございます!ありがとうござます!
誰か一人でも面白がってくださる方がいらっしゃるならそれ以上望むことはありません!
本当に嬉しいです!
ぜひこれからもよろしくお願いします!!

コメントありがとうございました!!
琴さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!
小梅さま
ようこそお越しくださいました小梅さま!!
お待ちしておりました!!13連パチフォオオオオオオオオオウ!!!ありがとうございます!
あ、粗茶ですが・・・つ[麦茶]<暑すぎず、寒すぎず、今が一番いい時期かもしれません。

>ニニギ様、最低!
>まったく、男ってやつは。イワナガ姫の顔を見る前に「俺はサクヤだけを…」だったら男前なのに、顔を確認してからチェンジはないですよね。


ニ「すまない、おれにも限界というものがあるのだ。努力はした」
ニニギ様最低です!女の敵!イワナガ姫がかわいそうです!(っていうか、努力ってなんだ)

>妻の家に通い婚なら、サクヤの家に行けば、イワナガもいるわけで…。イワナガは複雑ですよね。お父さんには呪いの言葉までかけられて。だから、サクヤの所に通いづらくて妊娠を知らなかったのでしょうか。

!!!!!!!!!!!
なんと!
新見解!新見解です!
イワナガ姫を気にして行き辛かった・・・その可能性はあるような気がします!!
ついでにお父さんの大山津見神もやっぱり会いづらい気持ちがあったかもしれませんね。
夫婦二人の間だけではなく、家族ぐるみでいろいろなしがらみがあるのは、夫婦と恋人同士の大きな違いですね。
好きという気持ちだけではままならないのが切ないです。

>そんな可愛いヨメが妊娠したのに、他の男の子どもだと疑うなんて…
>やっぱりニニギ様最低~。
>神様だからって何をしてもいいわけじゃありません!


まったくです!
この台詞を言われた時のサクヤ姫の気持ちを思うとやり切れません。
ニニギ様は日本海溝よりも深く反省していただきたいです。

>サクヤ姫のその後はどうなったのでしょうか。気になりますね。それ以来、サクヤが天然美少女から、夫を尻に敷く肝っ玉母ちゃんになっているのもいいです。

琴さまにも同じ疑問を頂いたのでちょっと書いてみました。
同じものを転記しています。
~その後の二人~
ニ「なあ、サクヤ。まだ怒っているのか」
サ「・・・・・・」
ニ「おれが悪かった。本当に後悔している。許してくれ」
サ「いやです」
ニ「サクヤ」
サ「私の不貞を疑ったということは、裏を返せばニニギ様自身が私に後ろ暗いところがあるということです」
ニ「(ドキ)」
サ「私はニニギ様しか愛しておりません。ニニギ様には通う妻や言い寄る娘がたくさんいらっしゃるのかもしれませんが、私にはニニギ様しか頼るお方はいないのです」
ニ「サクヤ・・・」
サ「あなたが他の誰かの手枕で柔らかな夢をご覧になる間、私は一人で冷たい荒菰にくるまるしかありません」
ニ「サクヤ・・・本当に悪かった。もうおまえを独りにはしないから」
サ「いいえ、ニニギ様はこれからも他の方の元へお通いになるでしょう。それが役目ですもの」
ニ「・・・・・・」
サ「ですから、どうかお願いです。私をほんの少しでも憐れと思召すなら、どうか私の思いだけはお疑いにならないでください。どうか、どうか」
ニ「・・・サクヤ。おまえがそういうなら、私もおまえに願うよ。どうか今夜は眠らず、おまえの思いを愚かな私に示しておくれ。日が昇るまでずっと」
サ「喜んでお仕え申し上げます」

ニニギはホントダメなところもあるけど、やっぱり素直なところもあるんじゃないかと思います。(妄想)
ニニギはその後他の人のところへ通おうとするたびに、バレたらサクヤ姫が今度こそ火の中に飛び込んで帰ってこなくなるんじゃないかっていう不安に駆られて結局いけなくなったとか、そんなオチがあると滾ります。
もしくは、本当にあの場の台詞はニニギの本心ではなく、何者かを騙す(牽制する)ためにサクヤ姫と組んで仕組んだことだったりするのもまた楽しそうです。
誰か日向神話の一次創作やってくれないものか!
絶対楽しいのに!(どこまでも他力本願)

>海幸彦と山幸彦も楽しみにしております!

うわああありがとうございます!!
この二人にはニニギ様とサクヤ姫とはまた違った思い入れがありますので、そのあたりも言及していけたらいいなと思っています。
ぜひよろしくお願いします!!

コメントありがとうございました!!
小梅さまのまたのお越しを心よりお待ちしております!!


拍手を下さった方ありがとうございます!!
海幸彦と山幸彦への期待の拍手でしょうか!?そうだったらいいな!
この二人はまた両親とは違った意味でいろいろツッコミどころがある二人なので語りがいがあります!
続きもぜひよろしくお願いします!
拍手ありがとうございました!!

日向神話~海幸彦と山幸彦~前置き

海幸彦と山幸彦のお話が始まります!
イエーイ!!(毎回ノリノリでスミマセン)

今回この二人の話は少し長いので、ところどころあらすじで本文を省略しつつ、やっぱり拘りたいところは本文を載せながら進んでいきたいと思います。
よろしくお願いします。

とりあえず、このお話の概略は以下の通り。
①海幸彦と山幸彦の仲違い
②山幸彦の綿津見(わたつみ)の宮訪問
③海幸彦の服従

この中ではが一番長くなりそうです。
綿津見(わたつみ)とはその名の通り海神(わだつみ)のことです。
空色勾玉に出てくる「わだつみの神」を思い浮かべていただくといいと思います。
『孤立無援な若い神に、激励の辞を送る』
『わしは青海原の大わだつみの常波の、底なるところに住まう者』
『わしはすでに輝の支配も、闇の支配もとどかぬ彼方あるからじゃ。その意味では、そなたにもっとも近い者であるともいえる』
『わしも孤独であるがゆえに、孤独のそなたに激励を送るのじゃ』

どれも大変印象的な台詞です。
空色勾玉は「輝」と「闇」の対立が一つの軸になっていますが、世界観自体は決して「輝」と「闇」だけの二元論ではなく、それ以外の立場の存在もにおわせる非常に広い視野を持っている作品ですね。
そんな中でも、この「わだつみの神」は際立て目立っているとても不思議な存在です。
そのイメージが今回の話で少しでも掴めればいいなぁと思っています。

それでは、次から「海幸彦と山幸彦」の話を始めたいと思います。

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